[ROAD] COLNAGO EPS ('10)
購入価格 約¥360000-
自転車フレームはプレーンチューブ(円断面)をラグで繋いだものがカッコイイという偏見(?)を持つ自分が、とある大手ショップで4割引にて売り出されていたのを目にして、思わず衝動買い。 現代のフレームとしては少数派のホリゾンタルのシルエットに、カラーも個人的にはEPSのカラーラインナップでは、もっともカッコイイと思っている’10年式のブラックカラーで、見た目的には申し分のない満足感を味わっています。
パーツ構成(購入時) コンポ:7900デュラエース(クランクはコンパクト50/34) ハンドル:チネリネオモルフェ400㎜(C-C) ステム:チネリネオCK100㎜ シートポスト:チネリラム ホイール:デュラエース7850SL
前述の通り、ほぼ見た目で購入を決めた為、その時点で自分程度の脚力では到底乗りこなせない事は分かっていました。 しかしながら、いざ乗ってみると高剛性でありながら踏み味に過度な硬さは感じられず、乗り心地も意外なほど振動吸収性が高く快適であり、なおかつ路面の必要な情報はしっかり伝えてくるという、いかにも高品質なカーボンの特性を生かしている印象。
また、動力性能についてはコルナゴの旗艦モデルらしく、もはやいう事はない程に強力なもの。 特にどんな状況・どんな体勢からでもペダルを踏みさえすれば、トラクションがかかって車体が力強く前に進む感覚は、これまでに乗ったどのフレームよりも鮮烈なもので、これを味わうだけでも価格の高さを納得できます。
高剛性を感じさせないスムーズな乗り味と、高剛性ならではのトラクションのかかりのよさは、乗り手のレベルを問わずに気持ちのよい走りを提供してくれる様に思えます。 とはいえ、いくら乗り心地がよくても、やはりプロ仕様のフレームならではの剛性の高さは、そうとは感じさせないだけでしっかりと脚を削っている様で、自分程度の脚力では調子に乗って距離を走ると、いきなり脚が動かなくなって大変な思いをする事が多く、その点はEPSに限らずプロスペックのフレームに共通した特徴と思われるので、このクラスのフレームに乗る際には注意が必要だと思われます。
自分の場合は、購入時の構成では150㎞以上走った事もあったのですが、その後にホイールをマビックのR-SysSLに、ハンドルをチネリのラム3という、剛性の高いパーツ構成に変更したところ、50㎞を超えた距離を走れなくなってしまった為、現在はホイールを7850SLに戻し、クランクをフルクラムレーシングRSに交換して、全体のバランスをとっています。
価格評価→★★★★☆(←4割引きだったので) 評 価→★★★★★(←乗りこなせるかどうかは別ですが性能的に) <オプション> 年 式→2010年 カタログ重量→ 1100g(完成車重量 7.2kg)
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