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Tsunami (リカンベント)


KOW   2010-2-6 16:46
Tsunami (リカンベント)
購入価格 ¥170000(完成車)

マイナージャンルなので参考になればと思い、初投稿。
購入後2年目での感想なので複数に分けての投稿になります。
まず、車体の説明と大まかな仕様、購入当初の状況から。

ロードバイクかリカか約一年、迷ったあげく購入。
リカンベントを国内で購入する場合、完成車が大半だがコレは購入当時、フレームキットでも購入可能な車種だった。
自分はフレームキットからMTBコンポのLXメインで組まれた車体を通販で購入。

フレーム材質が7005アルミorクロモリ、ホイールが(F451/R700c)or(F406/R26)から選択でき、
ハンドルも上ハンドル、下ハンドルの2種類があり、自分は7005アルミ・(F451/R700c)・下ハンドル仕様を選択。

乗るが難しいと思われがちなリカだが、自分は10分ちょっとで何とか走り出せた。ただし、小学生が補助輪外したてのレベルで。
走る、曲がる、止まるはできても真っ直ぐはフラつくし、コーナーは大回り、ブレーキではすぐにタイヤをロックさせてしまう。

シェイクダウンで江戸川CRを40㎞ほど走行したが、
アンダーパスの折り返しでは一時停止、車止めでも一時停止、登り坂ではママチャリ並のスピード。
挙句の果てに、後方確認で振り向いたら土手に転落w。
それでも今までに無い開けた視界、ストレスの無い走行感に惚れ込んでしまった。

2年前のこの日から、リカンベント・Tsunamiで走り込み、弄繰り回す日々が
始まるのでした。


価格評価→★★★☆☆(台湾製なので価格相応の出来)
評   価→★★★★★(唯一無二の走行感覚)
<オプション>
年   式→2008年購入
カタログ重量→11,5Kg(実測重量:測り忘れたので不明)


KOW   2010-2-6 19:42
Tsunami (リカンベント)・改造編
改造費用 ¥車体価格より高く付いたw

今回は車体の改造点、細かい説明など。
リカンベントというと、複雑で専用パーツてんこ盛りと思われがちだが、
意外にも専用パーツは少なく、ドライブトレイン、ブレーキ等は通常の規格品が転用できる。
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フレームはエンド幅が132.5㎜の為、ハブはロード、MTBの両方が使える。
ハブは野外保管の為、防水性能に優れたXTRに変更。
フロントホイールはタンジェント組からラジアル組に、リアホイールはイタリアン組で近所のプロショップで組み替えてもらった。
競輪選手相手に商売している店で組んでもらったお陰なのか、購入当初は500㎞おきにフレ取りしていたが、
組み替えてからは当方のミス以外ではフレが出るようなトラブルにはあっていない。
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ナンダカンダでコンポはXTRメインに。ワイヤーが構造上、フルアウターになる為、少しでもシフト感を軽くしたかったのと、
ちょっとでも軽量化したかったからだw
LXからの変更で平均速度が10㎞アップ!!なんて魔法は無いわけだが、安心感と所有する喜びが向上したということで。
ギア構成はダンシング出来ないリカの場合、とにかく足を回すしか無くギア比は自ずとククロスレシオとなり、
なおかつワイドなギアレンジが必要な為、チェーンリングはトリプルとなる。
チェーンリングはROTORのQ-RINGSを使用。これが効果テキメンで平均速度が5㎞以上向上。
トルクを掛ける走りが出来ないリカとの相性は抜群。
ペダルはSPEEDPLAY・Frogを使用。両面踏みで使用感は良好。

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チェーンラインが通常の自転車に比べ倍以上あるので、XTR(GS)リアディレイラー×9s/11~21スプロケなんて無謀な組み合わせでも
キチンと変速出来たりする。この辺りは余ったパーツが遠慮なく試せるので有り難いところ。リアタイヤは700Cホイールの為、ロード用高性能タイヤが選びたい放題、(現在はPRO3レース23C)その反面、フロントは20インチWO(451)の為タイヤ選択の余地が無く、リアとのグリップバランスに不安が残るが、今のところ、コーナーリングでヤバイ挙動は起こしていない。
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リカンベント最大の主張である、バケットシート。
実は初日の落車でクラックが発生してしまい、その後補修しつつ使用していたが、
軽量化のためにアメリカのショップからシート本体、シートパッド、シートバッグをセットで購入した。
純正のシート(FRP製)が約2㎏程あったが、カーボンシートはその半分以下の重量に収まった。
シート交換前はロードのフレームを一個分担いでいたようなもんだ。
ロードバイクでカーボンフレームは振動吸収性が高いと良く耳にするが、
このシートもFRPに比べて、振動吸収性が体感できるほどに向上した。
副次的な効果として、ハンドルの最大舵角がシート幅で制限される構造だが、
純正シートより幅が狭いため、最大舵角が増し、低速での旋回性が向上した。
取り回しの悪いリカでは非常に有効なポイントだと思う。
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普通の自転車ではありえない操作系。
シフトレバーはデュラ9sバーコンがハンドルバー先端に装着されていたが、
車止めを通過したり、立てかけた時にぶつけて痛むので、PAUL THUMBIES を使ってブレーキレバー内側へ移動した。
フレームにワイヤーアジャスターが装着出来ないので、PAUL THUMBIES に付属しているアジャスターの存在意義は大きかったりする。
ブレーキレバーは単純な構造を優先したかったのと、ハンドルに色を合わせるため、XTRでは無くXTに。
小指と薬指でブレーキを引くことになるが、特に制動力に不安感なし。
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改造費用が車体価格を超えてしまったが、2年かけてちまちま弄った結果なので後悔はしていない。
むしろ、ロードと違いコレといったセオリーも無く、メカ好きには楽しい時間を過ごせたと思う。
最後に、このリカンベントは完成度が低いから改造した訳では無く、むしろこれだけ弄繰り回しても、
キチンと走りに反映してくれるポテンシャルがあったからこそ、楽しい時間を過ごせたように思えます。

長いレビューになりましたが、次回は走りの感想、総論で纏めたいと思います。

価格評価→★☆☆☆☆(同じ車体がもう一台買える)
評   価→★★★★★(弄る楽しさはプライスレス!)
<オプション>
年   式→2008
カタログ重量→11,5㎏(実測重量10,5㎏)
KOW   2010-2-7 0:54
Tsunami (リカンベント)・走行感覚、総論編。
購入価格 ¥(走る楽しさはプライスレス!!)

Tsunami(リカンベント)のレビュー総論編です。

まず最初になぜ、ロードでは無く、リカンベントを選択したのか?
     「江戸川CRを楽に、早く走りたい」
この為に、現在の進化したロードバイクではなく、リカンベントを選択しました。
もし、自宅が峠の近くにあったのならば、カーボンロードを購入し、軽量化に明け暮れていた事でしょう。
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走行安定性ですが、購入当初は走るのがやっとでも、今ではクランク回しながら両手を離せるぐらいには乗れます。
結論としてTsunamiに機械的な欠陥、問題は無く、このリカンベントを乗れないとすれば、搭乗者の技量不足ということになります。
アップライトの自転車でヘタレた時、貴方はどこを見ていますか?恐らくは「地面」という方が多いのでは無いのでしょうか。
リカンベントの場合、ヘタレたらシートのヘッドレストに頭を預けることになるので、嫌でも前を見ることになります。
リカならヘタレ状態で走行していても、前方不注意で事故るリスクも減少し、低速走行でも様になります。


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走行性能ですが、自分の場合、江戸川CR25㎞地点~渡良瀬遊水地までの平均速度が約29㎞でした。
片道なら平均30㎞以上は出せると思います。(現実問題、輪行は無理があるのであくまで目安です)
年中風が強く吹いている江戸川CRでレース経験も無い、ただの凡人でここまで単独で走れるのならば、不満はありません。
坂道では今のところ登りで足をつく事はほとんど無く、街乗りレベルでは問題なく活用出来ます。
(峠にいったらどうなるかはまだ試していなかったりするw)


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リカンベントの問題はハード面よりもソフト面の問題の方が大きいと感じます。

・交差点で対向の自動車がパニックブレーキを起こす、こちらを見て固まってしまう。
・法律上は「普通自転車」では無く「軽車両」なので歩道は走れない。
・走る度に子供に指さされて「スゲー、何あれ、変な自転車」と言われる
・休憩で食事してようが、パンク修理している最中だろうが、お構いなしに散歩人に絡まれる。
・犬に吠えられ、追い掛け回される。(しかも振り切れねぇ・・・)
・目線が他人のお尻にある。(女子高生の以下略)
・ぬこが膝に飛び乗ってきたw

以上は搭乗者のメンタル面で解決できる場合が多く、遠出する場合は
レーパン+レーシングジャージ+ヘルメット+サングラスのスタイルで
あくまでも「サイクリスト」という姿を押し通すことで解決?しています。
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平地での定速巡航ならば、ロードバイク以下の負荷で快適に走ることが可能(ロード所持して無いので断言出来ませんが)
アップライト永遠の問題である「尻の痛み」からも開放されます。
バックやキャリアー次第ですが、捕食と飲料水も多めに携行できるので、
補給の回数が減らせ、ランドナー的な用途に向いている自転車だと思います。

現在では10万以下でもTsunamiレベルのフレームを使用した安価な完成車や折りたたみ機構がある完成車も存在し、
カーボンモノコックで10㎏を切る車種も日本国内で購入可能です。
使用するシチュエーションを間違わなければ通常の自転車と同等以上の走行性能、日常とちょっと離れた視界が味わえます。
ロードにちょっと飽きた方、メカいじりが好きでちょっと刺激が欲しい方におすすめです。

・購入店「シイテイズ CTS」 http://homepage1.nifty.com/ct-seizan/index.html




価格評価→★★★★★(もう弄るところ無し)
評  価→★★★★★(フレームがイカれるまで付き合います)
カタログ重量→10.5㎏(残りは体を軽量化するのみ)

追記:次はロードバイクを物色中。









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