BBB マイクロボード BCP-22 13機能

購入価格 ￥3300

GPSを普段使いするには色々と面倒(補足に時間が掛かるなど)なため、オートスタートのある普通のサイコンを購入するに至った。

現在速度 　　時計
平均速度 　　電池消耗表示
中間走行距離 　　オートスキャン
再設定式走行距離 　 オートスタート/ストップ
最高速度 　　スピードペースメーカー
走行乗車時間 　　バックライト
積算走行乗車時間

以上が機能一覧。
重視したのは、速度の見易さとバックライト、それと先述のオートスタート。猫目のボトムグレードと悩んだが、視認性の良さでこちらを選んだ。

インストールは簡単で、センサーもマウントブラケットもゴムバンドかタイラップで取り付け可能。ステムマウントもハンドルマウントも可能なのだが、これが唯一の欠点でもある。
それは、ブラケットの噛み合わせが異常にきついこと。



写真のように、ブラケットは2つのパーツで構成されており、下部のアールの付いたパーツの方向を変える事によりバーの向きに対応するわけだが、その下部のパーツと写真の3番にあたる上部のパーツとの嵌め合いが異常に固い。
なんとなく組み立てる前に嵌めてみたのだが、どうこじっても外れない。結局引っかかってる所(写真の吹き出しの中)を少し削ってやっと外したが、おそらく加工無しでは外れなかっただろう。

対策は突起を削る事。要は、嵌める方向は斜め、抜く方向は垂直になっているのが原因なので、それを削ってどちらも斜めにしてしまえば、ある程度の固定力を保ちながら外れやすくなる。
施工例が以下の写真。



仕上げ前の非常に雑な状態だが、これでも十分外しやすくなる。やすりを使うと山を潰しかねないので、カッターで削ぎ落とすことをお勧めする。

使用感は概ね普通のサイコン。
若干表示レスポンスが遅い(間隔1秒強程度)のが気になるが、使用には問題ない程度。
しかし、バックライトのボタンが背面にあり、非常に押し辛いのは痛手だった。手袋をしたままだと、パッと押すことができないのが非常に歯がゆい。また、バックライトは3～4秒といったところで、モードチェンジのボタンと兼用。

使い勝手は悪くないが、もう少し煮詰めたら良いものになると思う。

価格評価→★★★☆☆(普通）
評　　　価→★★★☆☆(マグネットでか過ぎ&ブラケット要加工）

追記

購入から約1年半、2ヶ月ぐらい前から画面が時々曇っていたのだが、ついに浸水で終了。ただ、些細な事で動かなくなるため退役してもらっただけで、使おうと思えば今でも使える。浸水しても乾かせば動くタフな奴だ。
浸水については、毎日使っていたのと、場合によっては雨ざらしだったのが良くなかったのだろう。恐らくボタンの隙間から浸水したようだ。もっとも、ママチャリに正面衝突されて吹っ飛んだり、走行中に脱落したりと雑な使い方だったにも関わらず、浸水するまでは全く問題なく動いていたのは凄い。

視認性も比較的良く、シンプルにボタン1つというのも気に入っていたが、機能的な欠点が1つ。時計が物凄い勢いでずれる。自分の場合、普段用であれば必要な機能は速度と時計なので、時計がずれるのは非常に困る。補正しても2週間経つと1分ぐらいずれているし、ずれ方はなぜか一定ではないらしい(8ヶ月ぐらい放置していた時は6分ずれていた)ので使い物にならない。

国内だと低価格にカウントできるが、海外ならこれだけけ出せばワイヤレスモデルが買えるので、あえて選ぶ必要は無いだろう。

価格評価→★★☆☆☆(耐水性は要改善。ボディやユニットは高耐久）
評　　　価→★★☆☆☆(海外通販も考えるとかなり割高）