Ultra Torque BB cupの取り付け方法は、時期により二転三転している。順序は定かでないが
グリスを塗って専用工具で締め付けて取り付け
グリスを塗らず専用工具で締め付けて取り付け
ロックタイト222を塗って専用工具で締め付けて取り付け
ロックタイト222を塗って手で軽く締めて取り付け
私が確認しただけでも公式なのか非公式なのか、合わせて4種類の取り付け方法がある。おそらくグリスを塗らなくても専用工具で締めてもどうしても緩んでくるから、遂にロックタイトという手段に出たけど、今度は緩めたくても緩まなくなってしまったので、取り付けのときは工具は使うなということになったようだ。
ロックタイトの使用を前提とするネジとか、なんかもうぐだぐだである。
詳細はこちらのリンク先動画をご覧いただこう。Campagnolo社公式の動画のようだ。
http://www.youtube.com/watch?v=fAHd2amwskU&feature=relatedなお、この動画ではロックタイトを2回も3回も塗っているが、もちろんこんなに塗る必要はない。軽く一回転ネジを噛ませたところでロックタイトを一回転ぐるりと塗り、あとは手で締め付けていけばロックタイトが延びて、締め付け終わったところで継ぎ目のところから余りが溢れる筈だ。余りは乾く前に確実に拭き取ろう。
文章と図による取り付け方法説明はこちら。
http://www.campagnolo.com/repository/documenti/jp/7225464-11s_Ultra_torque_crankset-02-09.pdf余談だが、筆者はロックタイトを売っている店が見つけられなかったので、類似品を使用した。ところがパーツクリーナーでフレームの拭き掃除をするたびに、類似品に含まれる染料が溶け出して、なんかピンク色の線ができてしまった。ケチらず横着せず、ロックタイトを使って、はみ出しは徹底的に拭き取るのが吉である。
評 価→★★★☆☆(ネジロック剤の使用を前提とするネジってのはどうかと思う)