購入価格 ¥3600前後(LBSで)
カンパニョーロのウルトラトルク・クランクで使用するBBカップ(10sでは全グレード共通)。これ以前はスクエアテーパー規格しか知らなかったので、はじめて組み付けた時は時代が変わったなと思った。これ自体、ただのワン(カップ)であり、性能云々を語るようなものでもないだろう。内部には白いカンパグリスが塗られていて、波型のワッシャとクランク脱落防止の半月形の針金が付属する。地味なパーツだが、質感も良くモノとしての魅力もある。わからないか。わからないほうがいいぞ。
年に1度程度の全バラシメンテナンスの時、カンパグリスのかわりにデュラグリスを薄く伸ばしておくが、全く問題はない。ワンのねじ山はそれほど丈夫ではないので、工具を使って着脱する場合は慎重に。取扱説明書では手でねじこむように書いてあったと思うが、フルカーボンフレームでその通りにやったら半年後にゆるんできたことがあったので、以来、工具でちゃんと締めている(但し、ごく軽いトルクで仕上げ程度に使う感じで)。
質感と明るさが好きだったが、予備に購入した2009年モデルは、下の写真のようにガンメタ調になってしまった。私のフレームカラーには似合わないので、少し残念なモデルチェンジだ。
私のは10s時代のものだが、11sになっても基本的構造は変わっていないのではないだろうか(互換性については知らないが)。
整備性も良く、何より慣れ親しんだものなので、ずっとこのタイプを使えるとありがたい。
価格評価→★★★☆☆ 5000円したら怒るけど1500円にする必要もない
評 価→★★★★☆