SLICK ROCK編『Bicycle magazine』2010年2月
購入価格 ¥980
上の方も書いているように「自転車乗りのもちもの」という特集がおもしろい。 普段の生活ではなかなか見る機会がない他人の持ち物、こういう鞄にいれて、 こういうものをもっているんだと1つ1つ詳しく読んだ。「これほしいかも」 というものもあって、広告媒体としての雑誌として成功している特集だと思った。
でも、私が一番好きな記事は、P108~の「東南アジアの道を旅して」だ。 連載をとびとびにしか読んでいなかったが、今回が最終回。作者が自転車で走った 中国、ベトナム、カンボジア、タイ、マレーシア、シンガポールで出会った人 が紹介されている。今までアジアの国を自転車で走るということを考えて みたことさえなかった私にこのエッセイは衝撃だった。あんな、暑い国、 そして、道が悪そうな国を走れるとは。そして、そいういう旅行をしている 人がたくさん紹介されている。いつか同じことをやってみたいとちょっと 思わせるエッセイだ。
価格評価→★★★★☆ 評 価→★★★★★(他のサイクル雑誌と違ったテイストがいい)
|