購入価格 失念しました
自転車を始めたころ、「諏訪圏縦断サイクルマラソン」というイベントに参加するために購入しました。
調べてみたら7年前くらいですね。
「もう販売してないだろうし、レビュー書いてもなぁ」と思っていたのですが、先日、機会があって「このヘルメットのモデル名なんだっけ?」と検索してみたところ、びっくり。
まだラインナップにありました。
検索したのも何かの運命だろう、ということで、長い間お世話になった感謝も込めてレビューしてみたいと思います。
※他製品を使用したことがないという前提でご覧ください。
【外観】
こんな感じ。
発売して年月がたっているのだが、デザインが古くさいという印象は受けない。
重量は、公称260g・実測244g 。
…磨り減ったのかもしれない。
紛失してしまったが、ヘルメット用の袋も付属していた。
【機能面】
サイズはフリー(53~61)。
フィッティングは後ろの上下可動のバックルで行い、ダイヤルを回すと、左右均等に圧かかかってくる。
ダイヤルを押し込むと解放。
シェルと頭部の接触面は、ほぼすべてパッドが当てられている。
また、前面の穴にはメッシュが当たるようになっており、異物の侵入を防いでいる。
見ての通りパッドがぼろぼろであるが、7年使用と考えると耐久性はかなりよいと思う。
ストラップはまぁ普通。
パッド・ストラップは共にヘルメットから外して洗濯が可能。
【フィッティング感】
かぶった感じは浅めという印象。
ただ、不安定というわけではなく、ストラップを調整してバックルを締めれば、頭を振ってもずれるようなことはない。
このバックルによって頭を包まれるようなホールド感は素晴らしく、被り心地に違和感を抱いたことは一度もない。(シェル形状も含めてだが)
flareさんはバックルが固定式になればとおっしゃっているが、個人的にはそんなに手間のかかる作業ではないし、気軽に調節もできるこの方式で良いと思う。
また、浅めである長所として、蒸れにくいということはあるかもしれない。
被ってみた。
キノコである。
シェルが浅いので、合わない人はとことんキノコると思われる。
まぁサングラスをかけるとごまかされるので、あまり気にしてない。
ちなみにメッシュや穴の位置の関係で、サングラスの逆さ差しはできない。
【使用感】
最近のハイエンドモデルと比べると劣るのだろうが、ベンチレーション用の穴は十分にあいており、またシェルにも溝が作られているため空気はよく通る。
上述したように、浅いかぶり心地のおかげかそんなに蒸れる感じはない。
また、全周にわたって配置されているパッドのおかげで汗が垂れてくるということもない。
【安全性】
こけていないのでまだ不明(笑)
しかし、flareさんのレビューをみると、しっかり頭を守ってくれそう。
JCF公認(2006年当時)。
【欠点】
これは前レビュー者お二方の繰り返しになる。
001さんの仰るとおり、ダイヤルは締め込んだあと1つか2つ戻ってしまう。
私はぎゅーっと締め込んだ後、ちょっと戻ったくらいがちょうどいいので問題ないが、それでフィットしない方はどうにもできない可能性がある。
また、flareさんの仰るとおり、ダイヤル1コマ1コマが結構大きい。
調整幅がもっと細ければさらによい商品であると思う。
以上です。
ヘルメットのモデルチェンジの周期はよく知らないのですが、これだけ長期間販売されているということはいい商品なのでしょう。
下位モデルなので、開発費をあまりかけたくないということかもしれませんが(笑)
価格評価→★★★☆☆(ヘルメットは基本的に高い)
評 価→★★★★☆(個人的には満足しているが、商品としては欠点もあるので)
<オプション>
年 式→2006
カタログ重量→ 260g(実測重量 244g)