購入価格 ¥160.000+パーツ(34万)
初めて手にしたロードバイク。
コンポはケンタウル、ホイールはフルクラムのR3、FSAのアイテム、サドルは流行のフィジークで〆た。
初心者のレビューを書いてもしょうがないので、乗り終えてからのレビューとしました。
これからコルナゴの入門モデルを検討している人には、参考になるんじゃないでしょうか。
◎購入動機
まず、このフレームは同社のモデルでイタリア生産ラインの最下位モデルであり、内容には端から期待はしていなかった。
とにかく白い自転車が欲しかったので。
◎見た目と乗り味についての考察
乗り味は良くも悪くもアルミバイク。カーボンバックの恩恵?笑わせてくれる。
前モデルからの変更はこのカーボンバックが湾曲しているか否かだけ。
よって進化も何も、造形が変わっただけ。
メインはコロンバスのエアプレーンチューブ、数年前までレースでも使用実績のあった有名なパイプらしい。
トップチューブにはコルナゴお得意の?加工が施されており、
単純に言うと凹ませているだけで、振動吸収を謳っているがもしこれがただの凹みなら、それは逆で強度が生まれることになる。
イコール、剛性が上がるので堅くなる→乗り心地は悪化。
溶接は割と雑で、リアトライアングルはセンターを外していた。
ただホイールが曲がって付くと言う意味ではないので、個体差と捉えたい。
この辺はジャイナゴの方が、きっと丁寧に作られているはずである。
◎ラストインプレッション
とにかく重い。坂を上る気がうせる。
友達の完成車で20万強のカーボンバイクより乗り心地が悪い。
(コルナゴの全モデルを通して、シート角が立っているので今流行のポジションを出すためには適正より1サイズ以上大きいフレームが必要。)
よって乗り辛い印象を残してしまう。
ただ自転車自体は凄く真面目で、1+1を入力すれば2になるが、絶対にそれ以上にはしない。
初心者が勉強するためには、分かり易い自転車だった。
またストレートフォークのお陰で、ハンドル捌きがシビアになるため、しちゃいけない上りの蛇行運転も、ダウンヒルの高速コーナーもどちらも軽快にこなせる。
しかしフォークでダンシングなど強い力を吸収しない分、BB含め後方がどうしてもたわんでくる。
それ故、アルミの堅い乗り味は健在なのに、よく進むという印象は少なくなる。
◎最後に
今日の今日まで、よく働いてくれたバイク。
上り坂のタイムが縮まる度、一緒に喜び合ったバイク。
天気予報が外れて、霙の中を一緒に走ったバイク。
自分に自転車の面白さを教えてくれたバイク。
初めてなんだから、これでいいのだ。
無理に炭素バイクを買う必要は無いって、いつも励ましてくれた。
ありがとう、コルナゴくん。
価格評価→☆☆☆☆☆(値段なんてどうでもいい)
評 価→★★★★★(最高の相棒でした)
<オプション>
年 式→2007
重 量→うしろがめちゃ重い。写真の仕様で8.5kg越えるぐらい。