追記です
ライトとしてはなかなかの性能。
闇に目が慣れている時であれば、
スポット配光の1W LEDライトと組み合わせると、真っ暗な道でも走れる。
夜を徹して走るような時は、CBNで人気の高出力LEDライトはランタイムが短すぎて使いものにならない。
通勤・通学の帰り、せいぜい1~2時間ヒャッハーするだけならとにかく、
ブルベ等の夜走るイベント使うことを考えると、一晩中光り続けるランタイムが必要になる。
カタログスペックにしてフルパワー10時間というのは、夏場なら十分だと言える。
マメにモードを変更し、またはサブライトと組み合わせれば、日の短い季節でもなんとか運用可能。
自転車用ヘッドライトの多くが出力を犠牲にしてもある程度のランタイムを確保しているのは、
夜走っている間に電池切れ。という状況を避けるためではなかろうか。
一般の自転車乗りは予備バッテリーなんて持ち歩かないしね。
そんなわけで、照度2段切り替えとフラッシュの3モード、ワイドな照射角、安心のランタイム等、
自転車用ライトとしてはなかなかにバランスの良い製品で気に入っている。
さて・・・
上のレビューで書いた猫目ブラケット、振動でずれるのがどうにもならなかったので、
最近はずっと純正ブラケットで使っていたのだが…
ブラケット、折れました。
「C」と刻印された改良型、第3世代のものがポッキリと。
ロードバイクでサイクリングロードを走行中、
なんでもない舗装の継ぎ目でライトごと吹っ飛んでいきました。
何せバラバラになったんで、ライト本体、電池カバー、そして新品のエネループの回収に手間取った。
購入店に持って行くと、代替品のブラケットをもらえました。と同時に、ユニコに報告の連絡。
新型ブラケットでも破損報告があり改良中とのことだった。
それまでの間は、折損時にライトが脱落せぬよう、
ブラケットの肉抜き穴と固定ボルト間に針金を通して使っていた。
ライト側の、ブラケットへの固定爪が折れるというトラブルもあって今度は丸ごと交換。
さすがに申し訳なさを感じつつもショップに足を運ぶと、
店員さんも恐縮しながら交換に応じてくれた。
交換してもらったライトは2010年6~7月入荷の最新型。
グラスフィルドプラスチック製、JIS規格の15倍の強度を誇るという「D」刻印ブラケットになった。
今回はバンド部も変更されているため、過去のバンドと混ぜては使えない。
様々な固定方法が選べるものの剛性が低く、何度も折れるブラケットの完成度は決して高いとは言えない。
しかし、半ばヤケクソ気味に強化されたブラケットを見て、
ユニコがユーザーからのフィードバックを活かして製品を改良しているのだなと思った。
今回の件で逆に評価は上がった。
改良どころか、こちらの問い合わせメールをスルーするどっかの代理店も見習うべきだろう。
評 価→★★★★☆