「自転車専用設計サイクルポンチョ カゴまですっぽり」が正式名称と思われる。
通勤軽快車(ママチャリ)に使用。ただのポンチョに前だけ伸ばしてカゴの荷物まで覆うようにしたもの。
カゴの部分にはまるクリップ付き。
だから、装着にはカゴが必要なのでMTBやロードは無理だと思われる。
思いのほか、いいです。
・蒸れない……これは重要。着こむタイプのカッパはもう使えん。
・そこそこ寒くない……風は防ぐし、かすかに上半身は保温効果が。
・生地が厚い……結構しっかりした厚みのある生地なので耐久性ありそう。
・すぐ脱げる……上記により、ラフに脱いでも大丈夫。
・すぐ着られる……同上。
・どこも濡れない……ディパックくらいならそれ込みで可。靴も徒歩の傘より守られる。
・見た目が大きくなるので目立つ……車が結構大きくよける。
・空気抵抗低減……雨による路面抵抗低減に加えて、結構スピードが出るようになる。
欠点といえば、
・ハンドルやカゴはもちろん、自転車本体の「全て」が見えない(ポンチョしか見えない)。
だから、サイコンとか心拍計とか、そんなのは無理(腕に着いていればポンチョの下から出せば見られます)。
装着すると、スタンドもペダルも見えない。
バックミラーはハンドルからアームで出ていれば外に出すことも可能かも。
路面状況は先を読んで走らねばならないが、普通に乗っていれば直下見るわけじゃないしね。
あと……まあ、長く乗っていると、なんというか、心的圧迫感はあるかもしれない?
それから、振り向いた時に生地が後方視界を遮る場合あり、だがこれはしっかりとフェイス部分のヒモをしめれば大丈夫だった。
バタつきが気になるなら自分で穴開けてヒモ通すとか、ヘルメットまでは頭部の余裕はないから諦めるとか、工夫する余地もある。
とにかく、ちゃんと日常的な自転車の運用が分かった上で、結果この大味な造りに至ったのではないかと思うが、そこがいい。
あとは暴風雨に対しての能力ですが……そんな時は自転車乗らないからな。
価格評価→★★★★★
評 価→★★★★★(期待以上)
実測重量 505g(収納袋込み)