チューブラリムの選択肢が少ない、っていうのも、裾野が拡大している割には、実はモノカルチャー化が進行している自転車の世界の一端を表しているような気がします。
で、80年代にはよく見かけたらしいこの金色リム。知人の在庫品を譲り受けて、ピスト車に使っている次第。その方は、昔、二本で8000円位で買ったと言っていました。随分安いような気がする。重量は330グラムほどのようで、GP4のような強靭なリムではない。特に大きな振れは出ませんが、振れ取りは500km走行毎というところでしょうか。最初は少し緩めにホイールを組んで、振れをとる度に、ニップル角度で8分の1回転ずつ、テンションを上げて、すっかり快調なホイールに仕上がりました。
金色アルマイト皮膜は、ブレーキで擦れて、だんだん剥がれてきますが、ノーブレーキ厨になるわけにもいきません。まあ、控えめに削っています。
最近のレースシーンでは、カーボンリムの台頭に合わせてチューブラタイヤが復活気味ですが、ついでに、こんな個性的なチューブラリムがもっと増えるとよいと思います。
価格評価→★★★★☆
評 価→★★★★☆