購入価格 ¥観戦料はモチロンタダだけど、会場内でそれなりに買い物をするべき。
サイクルベース名無しの掲示板から開催を知り、足を伸ばして観戦してきました。
熊本県山鹿市で開催されるUCIロードレース。昨年、ツール・ド・コリア・ジャパンの第1ステージが前身になっているそうです。
http://www.kumamoto-road.net/選手名やチームの経歴をなんとなく聞いた事がある程度の知識ですので、細かなレース展開は書けそうにないですが、なんとなしにレポートを。
あんずの丘公園をスタート会場として周辺13.6kmを12周回+パレード走行4.8km、168kmが舞台になっています。
開催地の交通整理が比較的コンパクトになって、観戦する人も同じ位置で何度も見れる利点があって良かったです。
走行時間が4時間程ですので、徒歩で観戦ポイントを移動して戻れるので新鮮な感動を味わえました。
スタート前から地元の方々やサイクリスト、アマチュアカメラマンが大勢いてかなりの認知度があったようです。
サイクルスポーツってそんなマイナースポーツじゃないかもしれません。
コースは小さなアップダウンとコーナーを繰り返す嫌な設定、何周回もしたらダレてきそうです。
それだけに相手のスキをついて序盤、アタックが繰り返されてました。
公道封鎖レースらしいラクガキ、ひらがなの丸さが可愛いらしいです。
地元のオッチャンやオバチャンが畑仕事しながら応援って、何か込上げてくるものがあるのですが。
現地入りした選手の食事って地元産なわけで、あのオバチャンの手によるものかもしれない、選手のパワーの源がスグソコにある感じがします。
下り区間も短いので終始足を使い、ダメージが来てペースが落ちるのが目に見える場面もありました。
集団走行の風を間近に、風切り音や息づかいとか、自分が走るのではなく、生で感じられるのが凄く良いです。
サイクルロードレースと言えば中継放送の美しい景色ですが、国内でもなんら問題ないですよね。
MAVICのサポートバイクなんかもなかなか見れません。サポートカーはスバルの提供。
インプレッサがその性能を遺憾なく発揮。タイヤは鳴るしバイクのカウルはコスル!どんだけコーナー、タイトなんだよと。
中継放送したら宣伝効果あるだろうに、自動車メーカーはモッタイナイ。
普通の民家の先を猛スピードで駆け抜けて行く。中盤、韓国のクォン選手の逃げがレースを沸かせました。
交通整理員の待機場所は70箇所近く、kuma-miyaさんも苦労されたと思います。
周回コースとなると、中に住んでる人達も当然コースを往来するので、レース状況を確認して部分的に一時通過…レース開催の難しい所でしょうか。
ロードレースはやはり終盤の動きが激しい、会場ではシマノの人がホワイトボードで
ロードレースの戦略も交えて実況解説。結構な人気でした。
メーカーブースや屋台も盛況なようでした。OGKのグローブ半値だったりでお買い得。
馬肉と焼酎の振る舞いは無かったですが、馬ホルモン丼が臭みのある旨みでしたよ。
ハデなOGK アンブレラを買ったオッチャンは近所で使うのだろうか?
残り2周回(だったはず?)逃げる中島選手、3-5位の駆け引きが混戦です。
後々リザルトを見ると、どうなったのか分かります。無線を使える人はコッソリ聞きながら観戦すると、最新の情報が聞けて臨場感がありますよ。
実況解説は栗村さん、生クリリンの解説は聞き易いです。
U-23のトップは中国のジャン選手(うろ覚えで申し訳ないです)、クォン選手も中盤の山岳を手堅く押さえてました。
大会の前身と立地柄、東アジアのチームも多数参加。地元メーカーのサポートがあれば機材面なんかも有利かもしれません。
中島選手の逃げが決まり、1-3位を梅丹が独占しました。チームでキッチリで後続を抑えた結果でしょう。なんだか副賞が微妙ですけど。
来年のサイクルマラソン天草あたりで、グラファイトデザインがたくさん走ってたりして…
身近で一流選手の活躍を見れる機会として本当に良いレースでした。
これから認知度や収益がプラスされてより大きな大会へ、いつか阿蘇や霧島を舞台にした頂上ゴールレースへ発展して欲しいと思います。
外輪山から阿蘇中岳方面、山岳から平地なんでもアリなコースだ。
評 価→★★★★★