Campagnolo ZONDA 2-Way Fit 2013
最初のフレーム(Anchor RNC3)および現在のフレーム(Colnago CLX3.0)にて使用、合計6000km程度走行。 当方これまでのホイール遍歴はR501-30(RNC3付属)→ZONDA(これ)→BoraOne35
R500等の完成車ホイールからステップアップするには手頃かつ評判もよいホイール、憧れのカンパG3組! ということで購入。
カンパのホイールはZONDAを境にハブがカップアンドコーン方式になり転がりの特性が変わり、 EURUSを境にスポークがアルミになり入力に対する反応が変わります。 カップアンドコーン方式ハブ x ステンレススポークであるZONDAの特徴を簡潔に記すと、
・乗り心地がよい ステンレススポークのため、道路からの振動の吸収性能が高いです。 クロモリのRNC3はもとよりCLXなどコンフォート寄りのカーボンフレームと組み合わせると、 200kmのロングライドでも手もお尻も痛くならず、非常に快適でした。
・よく回る G3組全般の特徴として全体重量のうちリム重量の割合が他同クラスのホイールと比べて少々大きいことが挙げられます。 リム重量の増加は登坂時に不利ですが、下りや惰性で巡航する場合慣性がより強く働くため、長距離を同じペースで巡航する際は有利です。
・柔いフレームとの相性は△ 前述のように、ZONDAはステンレススポークかつ全体重量のうちリム重量割合が高いです。 これまで乗ったフレームはRNC3、CLX3.0とどちらもコンフォート寄りのフレームですが、 特にCLX3.0のようなコンフォート・カーボンフレームと組み合わせるとシッティング時の快適性が高い一方、 ダンシング時の入力に対する反応が鈍く面白味に欠けるように感じました。
<総評> 自分のフレームだと横剛性の低さが気になりましたが完成車付属のホイールに比べれば当然軽量なので、 合わせるフレームによっては登坂も十分イケるのではないでしょうか。 値段と品質がこなれており、練習もライドもこれ1本で!と初心者が最初に買うホイールとして十分におすすめできます。 リムとハブのおかげでよく転がるため、峠はじっくり登り平地は快速巡航するようなロングライドで活躍すると思います。
価格評価→★★★★☆(転がりの良さ、G3組の美しさ) 評 価→★★★★☆(スーパーサブ的練習用車輪) <オプション> 年 式→2013 カタログ重量→1570g(実測重量1593g)
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