購入価格
ロングスリーブ £20.42 wiggle年末セールにて30%off
ショートスリーブ £19.38 wiggle年末ネールにて25%off
Craft Pro Zero Extremeと同じものだと思うが、自分の購入したものは名前に"Pro"が付いていなかった。でもたぶん同じものだろうということで同じところに投稿します。
冬用のサイクリング用ベースレイヤーを持っていなかってので、しかたなく某チャリティーライドにヒートテックを着ていったところ、昼間になって予想以上に気温が上がり、汗冷えして酷い目にあったのでこれはいかんと帰宅して早速wiggleを物色。CBNでも大変評判の良いこの製品が年末セールになっていたので迷わず購入。ただ、半袖と長袖はどちらがライドに適しているのかよくわからなかったので、安かったこともあり思い切って両方買ってしまった。ちなみにCraftのベースレイヤーはCool、Zero、Warmの3タイプがあり、ZeroはCoolとWarmの中間、"Keeps your body dry and comfortable during exercise in fair to cold conditions." だそう。Warmは0℃以下での着用がおすすめのようなので、そこまでのスペックは必要ないだろうと思いZeroを購入。
身長168cm、体重58kgでSサイズを選択、パッケージから出したときの第一印象は非常に軽い、薄い、小さい!。極細の繊維をつかって特殊な編み方をしているのか、見た目は不織布のようである。その特殊な織り方によって繊維と繊維の間にたっぷりの空気を保持して、保温効果を高めることを狙っているようだ。
さっそく試着してみるとサイズは丁度良い。ちなみに私の胸囲は88cm、ウエストは76cmぐらい。体にぴっちりのタイトフィットだが、伸縮性が良いので胴体がもうすこし細くても太くてもフィットしそうだ。そして薄いにもかかわらず、これ一枚着ているだけで部屋の中ではじわーっと暖かくなってくる。
機能性
冬用のベースレイヤーに求められる性能は、保温はあたりまえのことで、それ以上に大事なのが気温が上がっても快適さをキープできること、掻いた汗をうまく処理して汗冷えしないことだと思う。そういう観点で気温3.0℃~4.5℃の朝に通勤で何度か試してみた。
一番下にこれを着て、ミッドレイヤーに厚手の長袖ジャージー、アウターに防風ジャケットを着用。走り出す前は寒さを感じるが、走り出せば体幹がしっかり保温されているのを感じる。暖かくはないが寒さで辛いということもない。そして心拍ゾーンを4.5前後にあげるとそんな気温でも体が熱を発散し始めるので、もはや暑くてアウターを脱ぎたくなるぐらいになる。保温性能はかなり優秀なので、0℃以上なら上記の3枚で十分だと思う。
長袖or半袖
双方を試して見た結果、おすすめは半袖。長袖だと体温が上がってきたあと、特に腕の部分に暑さを感じる。両腕は走行中はラジエーターのように放熱する部分なので、ここを保温してしまうと体全体がオーバーヒート気味になる。半袖インナーに長袖ジャージ、アウターは腕の部分を外してジレにもなるタイプだと3℃から12℃ぐらいのレンジ、つまり天気の良い日の東京の、冬の1日ライドにうまく対応できるレイヤリングになるだろう。
難点
繊維が極細なため、ささくれた指先などに繊維が引っかかる。ベルクロがくっつくと悲惨なことになりそう。
喉元のエンブレムは、ジャージのファスナーを降ろしたときの宣伝効果を狙ったのか? ロゴが厚みのあるシリコンゴムのような素材で、伸縮性の無い布地に接着され、そしてウエアに縫い付けられている。このエンブレムのせいで首回りの伸縮性が阻害され、頭を通すときに窮屈さを感じる。格好良いがじゃまである。
価格評価→★★★★★
評 価→★★★★☆(喉元のエンブレム不要)
<オプション>
年 式→
カタログ重量→ g(実測重量 長袖99グラム/半袖66グラムg)