その人の性格によって違う?加速の方法とトルクの関係
購入価格 ¥どう考えてもタダ
人間の足ってモンは、人それぞれに特質が違う。これ脚質と言うのは皆様ご存知ですね。 クランクを介して発生する『トルク』、コイツを一定に保つのは難しいですよね。 これには脚質はあまり関係なく、その人の『乗り方』が現れるようです。 私の経験上(こんなバカ・奇人でも色んな自転車乗りを観察してるのよ)、定トルクの上限はケイデンスで言えば80rpm程度、そこからは回転数が上昇するにつれてトルクが減少していきます。 そして回転力が上がり、ケイデンスの限界は一般的なサイクリストで180rpm後半~200rpm。私も嘗ては200rpm越えを記録していましたが、今では無理です。
そして空気抵抗等の外部ロスとその人の持っている動力が均衡した所が、巡航速度となります。 そして、その最大値(均衡速度)は人(と自転車)によって完全に異なり、それをどれだけ維持できるかが脚質の指標の1つと私は考えています。
トルク特性が全体的にフラット(ケイデンス30-110rpmでほぼ一定)な人はあまり変速をせず、一定の加速をするようです。 逆に定トルク域が狭い(ケイデンス50-90rpmでほぼ一定)人はスタートダッシュで細かく変速して中速域まで一気に加速する方が多いようです。
私はどっちとも付かず。 基本後ろで細かく変速しますが、フロント変速のみで済ませてしまう事もあります。 35km/hまでは加速度を一定に保つようにはしているんですが。
物理等で習うとおり、加速度は一般的には[m/s/s(メートル毎秒毎秒)]を用います。 しかし鉄道分野では[km/h/s(キロメートル毎時毎秒)]を用います。 私は後者の方が分かりやすいです。1秒間に『時速どんだけ上がったか』が一瞬で分かるので。
スタート時につぅーと前に出て20km/h程度まで一気に上げ、その後30km/h前後まで滑らかに上げて行く。 これは私がよく見る(私も昔はやっていた)加速です。 行動としてはごく自然で、何ら間違っていない。レースでは特に当たり前である訳ですし。
しかし、あれ最初から疲れないのかなあ。それが私の感想。
馬鹿筋肉(見かけからは想像も付かない異常な筋力)の持ち主は、かなり重めのギアで大トルクをかけ、そのまま巡航速度まで持っていってしまう場合もあります。
参考までに、現在の私流(と書いて腑抜け流)の加速。 起動加速度(って自転車用語ちゃうw)は自転車にしては少々控えめの5km/h/s程度。約10km/hまで。 その後35km/h程度までは基本的に3km/h/s程度で加速。その後は気分次第。仲間に「変態☆」と言われるw
最初ゆっくりで気付いた頃には他のスポーツ自転車と同じ速度で走っている赤TCRを目撃したなら、それは私です。
都内でよく見かけるノーブレーキピスト、彼らは加速が鈍い。最高速も低い(制動装置がないから当たり前・・・と言うか違法)
評 価→人それぞれ
|