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事故の話

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SHINSUKE  2009-10-25 20:42
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事故の話

購入価格 ¥皆さん保険会社からはしっかり慰謝料をとりましょう

 それは大学三年の春休みだった。夕方6時自転車で歩道を渡っている最中車に轢かれた。 当時、僕は学童保育所のバイトをしており(教育学部ではないが、子供好きだったので)小学生の躾の観点から自分ひとりのときでも交通ルールはきちんと守る癖が付いていた。事故現場は片側2車線+右折用の計5車線で右折用信号も付いている交差点だった。僕は歩行者用が青になるのを待ち、後方からの左折巻き込みにも注意して横断歩道を渡っていた。轢かれる1秒前にも右側を確認した覚えがある。当然ライトも点けていた。
 突然ガンときて空を飛んだと思ったらICUの丸いライトを見上げていた。傍に立っている医者の第一声は「奇跡です。」だった。検診結果は脳挫傷・硬膜下出血・顔面麻痺・左三半規管破損・左鼓膜破損・擦傷等。
 事故の原因は相手車両の前方不注意。右折信号まで待てずに車だけ見て右折したらしい。オマケに僕にぶつかったときびっくりしてブレーキではなくアクセルをベタ踏みしたらしい。おかげでぶつかった場所にブレーキ痕が残っておらず、僕は警察と保険屋から横断歩道から5m離れたところを渡っていた疑いをかけられた。僕が倒れていたのは15m先だったらしい。
 ところで静岡市には(大学のときは静岡に住んでいた)三つの救急病院があるのだが、事故現場はその内の一つのまん前だった。しかし持ち回りの順番が違うということで、駅前の一番遠い病院へ搬送、脳外科が必要なため、そこからさらにもう一つの救急病院まで搬送された。最後の病院に到着したのは、事故から2時間後だったという。ちなみに最後の病院まで事故現場から自転車で10分の距離だ。医者は手の施しようが無く意識不明の僕に酸素吸入と排尿の管を刺してICUに24時間程置いておいたら僕の目が覚めて、殆ど正気だったので「奇跡です。」と言ったらしい。
 事故後一般病棟に移ってから、一週間ほど脳が腫れて地獄の苦しみ+高熱が続いたが、幸い三週間で退院できた。二週間目から平気な顔で病院内を歩いていたので看護婦が驚いていた。TVが地下鉄サリン事件しか報道しておらず、NHK教育ぐらいしか観るものが無かった。考えていたのは直ったら話のネタになるなということ。初めて鏡を見たとき、髭+顔面麻痺+擦傷でショックをうけて硬直するって本当にあるんだなということ。
 加害者のことを考えて治療費と身に着けていたものの弁償はしてもらったが、三週間分のバイト代も貰っておくべきだった。身に着けていたものは自転車も含めて、原価償却で殆ど金を貰えなかったので、なんて甘かったんだろうと思う。

価格評価→☆☆☆☆☆(一文の得にもならん)
評   価→★☆☆☆☆(話のネタぐらいにはなる)

 
striker  2009-11-5 20:53
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事故の話

購入価格 ¥誰が買うかバカ野郎

本日出来たてホヤホヤのお話。
夜、私は部活帰りwで疲れた状態。
厚木基地付近に「綾瀬大橋」という普通な大きさの橋が架かっています。
この橋、車道が(端の前後に比べて)狭いくせに自動車が飛ばす飛ばす。
つう訳で、私は何故か無駄に広い歩道をタラタラ走っていました(自主制限速度20km/h以下)。
上のナトリウムランプが眩しい。向こうに何かいる・・・?

あ、自転車か・・・無灯火か・・・どこ向いとん・・・
ぶつからんように、私も気を付け・・・ちょっおま・・・来んな!!

・・・・・
・・・


警笛吹鳴と同時にブレーキ、無事に連結完了しました。
なお、人身ではなく物損。

ちょっとした口論wの後、『ちょっと警察呼ばせて頂きますね』と私。
『ちょっと急いでるんですけど』と相手方。
『事故は事故として扱うべきなので、申し訳ありませんがこの場にとどまってく・だ・さ・い・ね♪』と私。
・・・・・
PC到着。
自転車同士の物損なので、流石に現場検証とかはナシ。双方人体は無傷。
その場で必要事項(住所・氏名・年齢・仕事・電話番号)を訊かれ、答える双方。
何故か私の車をじっくり見つめる警察官。
『防犯登録してないですよね』と警官。
『ありますよ、ほら』と私。
で、私のは防犯登録番号と車体番号を控え、「人身じゃないので警察は関与できません。んで、無灯火に関してもこの目で見たワケじゃあないので取(ry」
↑無灯火、やると重く見られるん傾向があるんですよね。
私達の脇を颯爽と駆け抜けてゆく無灯火の携帯注視ママチャリを華麗にスルーする警察官は、とてもカッコ良かったです。

で、損害報告。
相手方の損害→前かご大破・ダイナモの位置ずれ。駆動装置に影響なし

私の損害→組み上がって3週間の前輪(リムは頑丈さで名高いオープンプロ)が大破。パンクこそしてないが流石に走れない。フレームセットは相変わらずけろっとしてやがる

私の方に関しては、この土日に全般検査(機器グループ毎にバラしてチェック)をするつもり。
帰宅と同時に代用車輪に履き替えたので、通常運行には支障しない筈。

今後どう話が進むのか、全くもって分かりません。

以上。秋の思い出(前編)。

価格評価→☆☆☆☆☆(まさに誰得。自分も相手も保険屋も損をする)
評   価→☆☆☆☆☆(墓地付近で仏さんになるとか冗談じゃない)
 
GlennGould  2010-4-23 21:50
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事故の話

自分の事故ではなく、事故の目撃者として、後日、調書をとられた時の話です。
自転車通勤途上なので自転車関連!と判断して、投稿させていただきますが、ちょっと長文です。ご了承ください・・・。


       ※      ※      ※


書いているうちに思いっきり脱線してしまったので、結論だけ先に書いておきます。
相手の不注意、違法行為で事故に遭った場合ても、第三者の目撃証言が無いと、スムーズに事が運ばない場合もあります。もし可能ならば、現場で自分を助けてくれた人などに、その場で目撃証人になってもらうように依頼しておくとよいでしょう。



・・・8年前の出来事です。当時の記録から掘り起こしてみます。


◆◆ 2002年1月某日 ◆◆

最低気温が0度前後。この日は朝早く自宅を出発し、毎日走る道を辿り、5時40分頃、事故現場に至りました。

とある県道を走り、国道との交差点の手前200mほどでしょうか、信号が赤になりました。
この信号、赤になってから次回の青までのインターバルが50秒です。多くの自転車乗りがそうであるように、いつも走る道の、この手の数字は、憶えています。

時間調整気味に県道を流し、交差する側の国道の歩行者信号の点滅を見ながら停止線に近づきます。田舎の道でこんな早朝ですから、クルマはそれこそ疎ら。

左手から大型トラックが一台、荷台をユサユサさせながら交差点に近づいてきます。トラック側の信号が黄色になり、赤になります。ここの信号は、黄色が3秒、右折信号はなく、四方とも全部赤になっているのが2秒で、その後、私の側の信号が青になります。

私のいつもの習慣で、トラック側の信号が黄色になる瞬間を0として脳内カウンタが起動し、0、1、2、3、1、2と、こちらが青になる瞬間まで数えます。ところで黄色3秒、全方位赤2秒の設定は、少なくとも北関東の県道などでは、よくある平凡な時間設定です。

カウンタが起動して、黄色から赤になるとき、トラックはまだ交差点の横断歩道よりも手前でしたが、その後、赤になってからあまり減速せず、そのまま交差点に入っていきました。時速40~50km程度でしょうか。

当時の記録を見ると、

「(前略)ヤツは行くな、という感じだったが、赤になって1秒以降の突入(後略)」

と記されています。

早朝でクルマも非常に少ない時間帯です。こんな状況で信号が赤になった直後の突破自体は、少なくとも北関東では珍しくも無いので、驚かないのですが、その直後、交差点を抜けようとしていたトラックから 「ががーっ、どっかーん、ガシャ~ン!」と複雑な音が聞こえて、見ると、立派な体躯の乗用車が前部大破状態で横向きでとまり、トラックは車道を左に外れて、随分先の石造りの小屋にぶつかっていました。



都心と違って薄暗い北関東の交差点で、何がどうなったのか良く判らないのですが、とにかく、前部大破の乗用車の運転手を確認し、その人のケータイを使って119番通報しました。運転手の女性は、痛いというよりも、恐怖で体全体が震えていましたが、全く幸いなことに、どうやら大した怪我はない様に見えました。で、現場にいた別の人に、トラックの運転手は?と聞いたら、

「大丈夫みたいだよ。電柱たおしちゃったけどねー」

なるほど、電柱が撃破され、電線が垂れ下がっています。

なにがどうなっているのか、薄暗くてよく見えなかったのですが、とにかく、いろんなモノが広範囲に散乱していました。救急車の到着を確認し、他にも数人、現場にいたので、私は自転車に戻って、走り去りました。


この事故の件は、この日の通勤日誌に詳しく書き留めておいたため、記憶がかなり詳細に残り、しかも記録も残ったため、後日の調書作成でも、どうにか、キッパリ言い切ることが出来ました。


◆◆ 2002年3月某日 ◆◆

この日も早朝出勤。
あの事故の交差点を、あの日と同じような時刻に通過すると、自分を追い抜いたクルマが左に寄って停止しました。そのクルマを右から抜くと、クラクションを鳴らされましたので、何かな??と振り向くと、あの事故のときの女性でした。

話を聞くと、クルマはほぼ全損だったものの、幸い、怪我は大したことがなくてよかったとのこと。しかし、トラックの運転手が信号無視を認めず、信号が黄色のときに交差点に入った、と言っている、と。これが、その女性の証言と食い違ってしまい、第三者の目撃者が必要になったので、現場で私を待ち伏せ(?)していたのだとか。

トラックの運転手が、信号が黄色のときに交差点に入ったとすると、その後少なくとも2秒は女性のほうの信号は赤ですから、それでぶつかったということになると、女性の方が信号無視をしたことになりそうです。これでは、女性は全く納得できないでしょう。

事情を聞いて、私は、

「あー、トラックは間違いなく、赤信号になったあとに、交差点に進入ですよ」

と答えました。そして、連絡先を渡しました。

第三者の目撃者を自分で探さなければならないなんて、随分大変だ、と思いました。警察は何もやってくれないようです。

・・・そうか、もし、相手のクルマが信号無視でオレに突っ込んできても、それを証言する第三者がいなければ、オレが信号無視で突っ込んだ、ってことにされる可能性すらあるってことなんだな。自分が意識不明になったりしたら、その可能性が高いんじゃないか?

相手の不注意、違法行為で事故に遭った場合ても、第三者の目撃証言が無いと、スムーズに事が運ばない場合もある、ということになりそうです。というわけで、もし可能ならば、現場で自分を助けてくれた人などに、その場で目撃証人になってもらうように依頼しておくとよいのではないか、と思います。


◆◆ 2002年3月某日 ◆◆

もうすぐ桜が開花しそうなこの日、早帰りして午後4時に自転車で警察署に出向き、調書作成に協力しました。この事故でトラックが赤信号進入であることを説明するだけだったはずなのですが、何と1時間50分もかかりました。以下に記す不条理な事態は、自分の自転車通勤日誌に詳しく記録してあります・・・。


トラックの運転手は、警察の取り調べに対して、交差点進入時には、こちらの信号は黄色だった、と言い切っていたそうですが、私は、それを完全に否定しました。

取り調べ担当の警察官は、私に向かって、

「それ、本当?」
「黄色だったんじゃないの?」

これを延々、何度も何度も繰り返しました。そのたびに私は、

「いいえ。 間違いなく、赤になってからの進入です」

と言いましたが、

「でも、黄色だったか、赤だったのか、よくわからないんじゃない?」
「信号の細かいこと、そんなにはっきり憶えている人って、少ないんだよね」

と、いつまでもシツコイ。
挙句、あろうことか、その警察官は、私の言っていることと違うことを調書に書きそうになる始末です。

この警察官のバイアスたっぷりの姿勢は、一体何が原因なのか?と訝しく思いつつ、そんなこんなで1時間50分。すっかり体が冷えてしまいました。普通にやれば30分ほどで終わったでしょう。


結局、トラックは赤になってからの交差点進入、という内容でようやく調書を書いてもらいました。ただし、反対側というか、乗用車側の信号が既に青信号に変わっていたのかどうか、に関しては記憶が曖昧だったので、明言は避けましたが、青だった可能性は、大いにあります。


       ※      ※      ※


不思議なもので、繰り返し何度も、

「本当は黄色だったんじゃないの?」

と言われると、

「まさか、オレの記憶は間違っていないよなあ?」

などと、思い始めてしまうのです。
あの事故直後に、詳細に残した記録があったが故に、自信を持って「事実」を述べたまでなのですが、それにしても、こんな妙な気分になることは、全く予想もしていなかったことで、そんな自分に気づいて、かなり驚きました。ちなみに、担当の警察官は、温厚そうな中年男性で、実際、いい人なんだろうなあ、と思いました。

詳細な記録でも残さない限り、人の記憶など、かなりいい加減なものだというのは、日頃から感じることですが、そこを繰り返し畳み掛けるように問い続ければ、意外と簡単に、「そういえばそうだったのかなあ?」という気になってしまうのかも知れません。

そして、この延長線上の話として、検察の強引な取り調べが加われば、冤罪事件というものも起きてしまうのでは?との考えが、容易に浮かびます。


足利幼女殺害事件で無期懲役判決を受け、17年間も投獄されていた菅家さんは、つい先日の再審で、「完全無罪」を勝ち取りましたが、この件は、冤罪事件として、今まさに大きく取り上げられています。それにしても、過去報道を全く総括しない新聞やTVは、不当な取調べを行った検察や、誤った判決を下した裁判所と同じで、極めて悪質。総括する、という当然の仁義すら欠いている彼らはきっとまた、同じ過ちを報道の場で繰り返すでしょう。

そして先日、時効を迎えた國松警察庁長官狙撃事件。
のべ50万人近い警察官を投入して税金を散財した挙句、時効を迎えた直後、警視庁公安部が「オウムのテロ」と断言。証拠も無い異例の発表の見苦しさと浅ましさは、唖然とするほかないですが、嗚呼、日本は法治国家じゃないんですねぇ。

一方、仙台「北陵クリニック」の筋弛緩剤事件や、和歌山カレー事件などなど。。。記者クラブで警察が発表するネタを有難く頂戴し、垂れ流すしか能のない新聞やTVの報道(というか情報産業の垂れ流し情報)を、どこまで信用すればよいのか?

ある週刊誌は和歌山カレー事件の件の女性を「毒婦」などと呼び、面白おかしく決め付け報道していましたが、記者クラブ加盟各社は、被害者の夫自身が、件の女性が無実であることを訴えていることは、報道しないことにしよう、という「記者クラブ協定」でも結んでいるのでしょうかねぇ?

某芸能夫婦の覚醒剤使用の件でも、クラブではじけていたらしい女性歌手の様子をクスリに絡めて「この様子は異常ですよね」と、テレビや雑誌は面白おかしく取り上げるだけ。そしてそれを見て納得するひとが結構いたりして。

こういう状況は、大衆をある方向に導こうと意図する類の人間にとっては、大変都合のよい状況でしょう。


「警察の調べに対して容疑者は、○○○と自供している、とのことです」

などというフレーズがTVニュースで流れたら、3割引で聞いて、想像力を働かせていたものですが、あの調書作成以来、割引率は7割まで上昇してしまいました。


あれっ、何の話だったっけ?

あ、件の女性がその後、どのような結果を得たのかは知りません。



評   価→評価不能

年   式→2002
 
ManInside  2010-5-23 21:49
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事故の話

自分の事故ではなく、目撃した事故の話です。

数人の友人と荒川河川敷道路を走っていると、十数メートル先に人が立ちはだかりました。何だろう? と思ったら、交通安全週間みたいな格好をした人が、停車した私の鼻先に無言で紙をつきつけました。その紙には、「自転車はいつでも止まれる速度で走りましょう・・・」という主旨の内容が書かれていました。荒川河川敷道路は多摩川サイクリングロード同様、自転車絡みの事故が多いので、サイクリストに安全走行を促そうという行政の試みだったようです。

しかし気になったのは、紙の渡し方。私と友人たちは、紙を配っていた係員たちの対応が気に入りませんでした。

「彼はなぜ無言なんだろう?」
「まるで我々には紙をもらう義務がある、みたいな態度だったよね」
「しかもブスーっとしてたよね」
「紙を渡せば解決すると思っているのかな」
「それにしても、なぜ紙を配っているのかとか、説明してくれてもいいんじゃないだろうか」
「単に紙を渡せばいいって言われたアルバイトの人とかじゃないの?」

そんなことを話しながら、私たちは荒川河川敷道路を北上していきました。

それから70kmほど北上した頃だったでしょうか。また私たちの前に人が突然立ちはだかり、「速度を落として!!」と叫びました。その人はヘルメットをかぶったサイクリストで、しかも私たちはカーブの手前で時速10kmにもならない速度だったので、一体なんだろうといぶかりました。時速10km以下で安全にカーブに進入しつつある私たちに大声で「速度を落として!!」と叫ぶサイクリスト。彼は一体何を伝えたかったのか? 

その意味はすぐにわかりました。カーブの先の道には、両脇に二人づつくらいの人がいました。そして道路の端にはサイクルジャージを着た女性が顔や脛から血を流してあおむけに倒れていました。意識はあったように見えましたが、ぼんやりと空を眺めていました。私たちはゆっくりとその場を通過しました。

「かなりひどい事故だね。戻って手助けするべきだろうか?」
「うむ・・・でも回りに四~五人いたから、我々が加わっても足手まといだろう」
「そういえば、さっき『速度を落とせ』って叫んでた人は」
「きっと『この先で事故があって人が倒れているから速度を落とせ』って言いたかったんだろう」
「携帯で救急車を呼んでおこうか?」

しかしその直後、私たちは救急車のサイレンの音が接近するのを耳にしたため、予定通り先に進みました。

結局、この日は皮肉にも荒川の下流で「事故を起こさないように」という紙をもらい、上流で事故を起こした人々を目にしました。その事故がどのような経緯で発生したのかは、実際に見ていないので何ともいえません。

しかし走りながら考えたのは、あらゆる事故はコミュニケーション上の問題に起因するところが大きいのではないかということ。見ていない。聞いていない。注意を払っていない。言えば通じると思っている。怒鳴ればどくと思っていて、ベルを鳴らせばよけると思っている。他人に興味がない、等々。友人たちとも食事をしながらそういう議論をしました。

荒川の下流で私たちに紙を渡した人は、ぶっきらぼうで、なんでこんなにコミュニケーションスキルがないんだろう、と思わされるような人でした。上流で私たちに「速度を落として!!」と叫んだ人も、なぜもう少し落ち着いて「そこに人が倒れてます、気をつけてください」と言えなかったのだろうか。上流でも下流でも、声をかけられた時、私たちはゆっくりと走っていたし、必要とあらばいつでも話を聞く準備が出来ていました。

しかし、どちらの人も、私たちにちゃんと話をしようという感じではありませんでした。俺が紙を渡そうとしているのだから、お前らは当然、黙って受け取るんだろう? 速度を落としてと叫んでいるのだから、理由がわからずとも速度を落としてくれますよね? そういう感じでした。

そういう一方通行のコミュニケーション、メンタリティでは、事故はこれからも減ることはないだろうと思いました。

事故にあわれた方はとても気の毒で、大事に至っていないことを祈ります。

評   価→評価不能
 
flare  2010-10-25 16:51
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事故の話

購入価格 ¥マイナス数万円

1年くらい、舗装路での落車に見舞われず過ごしていたのだが、派手に転んでしまった。



午後2時頃、天気は曇り、路面は乾いており舗装も良好。
海岸線沿い、2車線の県道、交通量は少ない。

平地の勢いを活かし、高低差10mほどの小さな丘を50x21か19くらいで上り、
上りと同じくらいの勾配だろうか、緩い直線の下りで加速している最中のこと。

何かの拍子にバランスを崩し、路肩側へふらふらと。
対処したときにはすでに遅く、路肩の舗装の段差にはまって落車。
…というのが同行者の見た光景。
真後ろについていた同行者は間一髪回避し、多重事故は避けられた。
速度は最後にメーターを見たとき46km/hだったとのことで、50km/hほど出ていたのかもしれない。

私はというと、気づいたら血を流しながら路上で寝てた。
ショックでだろうか、最初は衝突前数10分から直後までの記憶が飛んでしまっていた。
徐々に思い出し、ロード練中に転んだのだと理解する。

横に転がっていたロードバイクを一瞥すると前輪は外れ、フロントフォークはクラウン部で折れていた。
体はそこかしこ擦り傷だらけで出血しているが、右手首捻挫くらいで大丈夫そう、手足もちゃんと動く。
ただ、両頬と顎を広く擦りむいたようで血が出ている。
頚動脈を締め付け止血を試みるが、よく考えたらそれは不味いので放置することに。

そうこうしているうち、偶然通りかかったショップチームの人たちが救急車要請から交通整理まで手際よくやってくれて助かった。

ほどなく救急車が到着。愛車、同行者と一緒に病院へ。
擦り傷だらけだったが、歩けるし意識もはっきりしていたので、
自分の足で救急車に乗って、自分で降りて、病院内を歩いて診察。
CTとレントゲンを済ませたが大丈夫そう。
擦過傷は両頬、顎、両肩、両肘、右手首、左手甲、両膝、右足首。
いずれも傷は浅く、治りは速そう。
ジャージとレーパンはボロボロ。メットは割れたが、おかげで頭は大丈夫だった。



写真中央の凹んでる部分は裏側に亀裂が入っている。
また、全周にわたり路面との擦過痕が見受けられ、頭を衝撃からのみならず傷からも守ってくれた。
10km以上走るときはいつもヘルメットを被っているのだが、
もしノーヘルで転倒していたらと思うと恐ろしい。

診察を終え落ち着いたところでバイクの様子を見る。
フォークは右ブレードが根本から、左ブレードが途中で折れていた。



前輪は衝突の衝撃でビードが一部リムを乗り上げていて、
後輪はスポークが切れ、



リムが歪み



チェーンステーに干渉する状態。ホイールは前後とも駄目そうだ。
レバーは左右ともちょっと削れ、一部クリア層が剥離していたが使えそう。
Lynskeyのロードフレームはフォークとホイールが崩壊する事故にあっても無傷。
強いよお前。気に入った。

体はそこかしこにサランラップを貼ってツギハギ状態だが
時速50km/hで地面に叩きつけられたことを考えると、この程度の負傷で済んで幸運だった。
骨折していてもおかしくはないし、最悪、ガードレールを乗り越えて崖下のテトラポッドに転落していた可能性もあった。
フォークが折れて衝撃を吸収してくれたのと、うまく全身にエネルギーを分散させられたから助かったのだろう。

最初にバランスを崩した原因が思い当たらないのだが、
風はなかったというし、ハンドルを持ち替えるときにでも手が当たったのだろうか。
なんにせよ、大事に至らずよかった。

価格評価→☆☆☆☆☆ 儲かってもやりたくない
評   価→★☆☆☆☆ 以後の安全に繋がる経験という意味で星1つ
 
striker  2010-11-21 13:42
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事故の話

購入価格 ¥ナンバー控えてれば(ry

あれは昨日の事です。
家の近くにある片側2車線の道路、その交差点で事件は起きた。

私は直進側。対向車は右折。ありがちなパターンである。
当時の私の装備は、上はサイクルジャージ、下はジーパン。だって寒いんだもんw
当然、ヘルメットにグロープ(豚本革)もしており、偏光サングラスを掛けていた。

法律上は、直進が優先側である。右折側は、直進車が通り過ぎるのを待たなければならない。

私は35km/h前後で走っており、私の後ろにはコンテナトレーラーがいた。
そして目の前には右折すると思われる乗用車がいた。こちらは優先側なので、そのまま通過してよい筈である。

そうは行かなかった。
目の前の乗用車が、突然ウインカーもなしに突っ込んできた。パッと見だが、シートベルトはしていないようだった。

繰り返すが、私の後ろにはコンテナトレーラーがいる。
ブレーキしたら間違いなく肉片になるところだったので、緊急回避行動。
急ハンドル+急加速は極力避けなければならないが、こういう時は別。
因みにトレーラーはホーン吹鳴+ABSが作動するレベルの急ブレーキで難を凌いだ模様。

結果、私の側面に乗用車が突撃する一歩手前で衝突は免れた。
が、本当の災難はその後に待っていた。

落車した。道路上の何か、きっと散らばったガラスでも踏んだのだろう。
そのまま私は道端に叩き付けられ、自転車は中央分離帯までスッ飛んで行った。
あの場で何も考えずに受身を取れたのは、高校の体育教師が何かと厳しい人であったからだろう。

縁石の傍で何回か転げ、その勢いで私は起き上がっていた。これは自分でも驚いた。

現場の縁石と2車線向こうの中央分離帯、どう考えても10メートル近くある。
となると、自転車も無傷ではないに決まっている。
私の相棒を拾いに行くと、走行に支障はなさそうであったが、レバーの一部と右ペダルの先端がなくなっていた。

まずはレバー。分かりづらいですが、ST-6600Gです。



レバーはネームプレートなど目も当てられない状態となり、軸が露出している。
写真では分からないが、衝突痕がある。つまり、軸も道路にぶつかっている。
動作も少しおかしい。巻上げ時に内部から「ガリッ」と音がする事がある。
このレバー、まだ2万kmしか使ってないのに・・・。

こちらは右ペダル。TIME RXS EDGE。



前爪が消し飛んでいるが、実はTIMEのペダルは前半分がなくなっても動作する。
連結部(後ろ爪)だけで固定されているような物なので、当然といえば当然。
なお、これくらいでは走行に影響しなかった。寧ろ、ステップインしやすくなったくらいだw

言い忘れていたが、この日は仲間と丹沢湖にツーリングの予定だった。
だがこんな状態ではツーリングはキャンセル。家に引き返す。

家で自分自身の違和感に気づく(遅えよw

左膝がベトベトする・・・左肩が痛い・・・。

左膝は擦過傷だった。面積は親指の爪+α程度。
皮膚が殆どなくなっている。ジーパンの裏は、やはりと言うべきか血糊ベットリ。
事故から30時間たった今、やっと出血が止まった。

左肩は変な音がするが、打撲かなんかだろう・・・ん?本当に打撲か?

当時、私は左手から着地した。その証拠に、革手はボロボロになっていた。
手が無傷なのは革手を装着していたからか。

ちょっと考えてみて頂きたい。手を何かにぶつけると、左肩を打撲するだろうか?
当然、答えはノーですね。

軋轢音が全くしないと言う事は、骨折の類ではない。
もう知らん。動いてるからいいやw

価格評価→☆☆☆☆☆(あの運転手、ちょっと出て来い)
評   価→☆☆☆☆☆(ジーパンでなければ、左膝はどうなってたんだろう)

年   式→ 原動機は1991年製、車体は2006年製
カタログ重量→ この事故で果たして何g軽くなったのだろうか。
 
uetanio  2010-11-21 14:24
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事故の話

掲示板ではないので、こう言う書き込み方が正しいのかどうか・・・
上のStrykerさんのお怪我について一言。
肩を直接打たなくても、手や肘を打ち付けた際に、腕の骨を介して肩を損傷することがあります。
「腱板損傷」「介達骨折」などの単語で検索してみてください。
動いているように思えても、例えば上腕を水平以上にあげようとしたり、あげた所から下げようとしたときに痛みがある場合は要注意です。
是非一度整形外科の病院で診察を受けられる事をお勧めします。お大事に!

自転車乗りの皆さんには多い事例だと思いましたので、ご参考になればと投稿しました。

朝晩暗くなり、路面の滑る事も多いこの時期、皆さん事故の無いようお祈りします。


価格評価→☆☆☆☆☆ (健康はpriceless)
評  価→☆☆☆☆☆ (お大事に!)
 
momochi_gyugund  2011-2-13 19:33
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事故の話

購入価格 ¥―――

馬鹿野郎!黙って聞いていればどいつもこいつも理論や法律ばかりを振りかざして、頭でっかちなことばかりを言っているな!!「自転車は自動車よりも交通弱者だから、車道左端を走って後ろに渋滞をつくっても遠慮はいらない」なんてのはあくまで理想論なんだよ!どんなにこちらが法的に過失がなかったとしても、「悪いのは自動車だ!俺に過失はない!」なんてあの世から言っても、それはせんなきことなんだよ!!しかしあまりにも現実と理想が乖離してしまった今の日本の交通状況をみていると、片方だけを罰して解決できるほど事は単純ではなさそうだな・・・

あれは2009年12月9日のことだった。
仕事を終えた俺は、GIOS AIRONEに跨って、家路の途についていた。
「すっかり日が短くなってしまったな。もうすぐ冬至だもんな・・・」
などと思いながら、もうすぐ歩道に上がる路地をゆっくり走っていた。その時である。




衝突したのは、あと10mほどで幹線に出る細い路地の左端。この路地の幅は、小型車どうしの離合がギリギリできるかできないか、といったところだ。相手の自動車は軽自動車で、路地左端を10km/hほどで徐行(もうすぐ歩道に上がるつもりだった)していた俺の方に膨らみつつ左折で入ってきた。20km/hくらいは出ていたと思われる。その膨らみ方は完全にこちら側から見た車道左端をつぶしてしまっており、仮に私が歩行者であったとしても逃げ場はなかったと思われる。

完全に正面衝突であると思われた。左端はガードレールまで完全にふさがれており、避ける隙間はない。右に逃げるのは間に合わない。あっという間に俺は車のバンパー右寄りに衝突し、俺の体は前方空中に投げ出され、昔学校の体育でやった「飛び込み前転」の格好で頭→背中の順で着地した。頭上では、ヘルメットが衝撃を吸収してくれるのを確かに感じた。通勤時だったため背負っていたバックパックが、背中へのダメージを軽減したと思われる。

地面に投げ出された瞬間、体の表側(胸、腹など全面)に、焼けるような激しい痛みを感じた。内臓破裂、という怖ろしい言葉が脳裏をよぎる。俺はここで死ぬのか―――とりあえず、後続車にひかれるおそれがあるので、這いずってガードレールをくぐり歩道に避難した。

軽自動車の運転手が警察&救急車を呼んでいる間、俺は家族に電話で連絡した。間もなく到着した救急車に俺は担ぎこまれ、応急処置を受ける。左足の膝まわりをすりむいて血が出ていた。タイツとひざ丈ズボンは切られてしまった。とりあえず、外傷はそれだけであった。

病院に着くと、レントゲンやらCTスキャンやら触診やらの精密な検査を受けた。この頃になると、自分でもどうやら命に関わる怪我ではないらしいことがわかり、落ち着いてきた。すりむいた左膝以外は、前歯とヘルメットのふちで少しだけ傷付いたおでこが少し痛むくらいだった。この頃、家族が到着。いつになく切羽詰った父の表情と、不安と安堵の入り混じった母の涙は忘れられない。医者からの説明を受け、痛み止めと湿布をもらい、軽自動車の運転手と連絡先を交換して病院を後にした。警察にも話は行っていたのだが、現場検証や当事者ふたりの事情聴取はなぜかなかった。タクシーで自宅へ帰る途中、現場に立ち寄り、自転車を回収。驚くべきことに、ぱっと身は無傷である。しかし動かしてみると、前後輪ともに歪んで回らない状態になっていた。前後輪を取り外し、タクシーのトランクへ。この頃から、左手首と腰に痛みが出てきた。

翌朝、全身の激しい痛み。胸筋、腹筋は激しい筋トレの後のような痛み。想像するに、昨日の「焼けるような激しい痛み」は、事故の瞬間、体がリミッターを振り切った力を出して、オールアウト状態になったのだろう。さらにひどいのは腰だった。曲げても伸ばしても激痛が走る。布団から起き上がることができない。というか、動けない。両親から引っ張り起こしてもらい、ようやく立ち上がることができた。とりあえずこの日は仕事を休み、病院へ。

この後3日間は、自分ひとりでは立つことも座ることも寝ることもままならぬ生活となった。4日目からは、ゆっくりとであれば立ち座りが自分ひとりでできた。しかしまだ寝たり起きたりは人の手を借りなければならない。

一週間ほどたった頃、ふとももを地面と水平近くまで持ち上げられるようになった。―――これでトップチューブがまたげる―――俺はローラー台にセットされたCAAD8にまたがった。不思議なことに、乗車姿勢をとると腰の痛みが消えた。足も回る。110回転まで回して、痛みはなかったが自重した。いつの間にか、俺にとって一番自然で体に負担のない姿勢は自転車に乗っている姿勢になっていたのだ。下ハンはどうだ―――痛いというか、体がこわばって曲がらない。これは無理か。ぼちぼちいこう。でもよかった、これで自転車に乗れる。暗い雲がたちこめていた俺の心に、希望の光が差し込んだ瞬間だった。

相手の保険会社は、極めて良心的に対処してくれた。様々なところで「スキあらば慰謝料の値切りをかけてくる」「ライトをつけてなかったとか、自転車側に不利な状況を捏造しようとする」など、様々な悪評を聞いていたので身構えていたのだが。もちろん事故の苦しみを帳消しにしてくれはしないが、事故の後でも気を煩わせることがなかったのは幸いだった。

○タクシー代
→事故以降、通勤、通院に使ったものすべて領収書を保存。ある程度たまったところで保険会社に送付。
 全額が指定された口座に振り込まれた。

○物損
→損害を受けたものを保険会社が送ってきた書式でリストアップ。
 自転車、ヘルメット、破れた服、等すべて購入時の金額、全損あつかいで計上(服とかは金額が怪しいものも・・・)。
 「金額が証明できる領収書などを用意しておいてください」と言われていたが、
 最終的にはチェックされることはなかった。すべて言い値で振り込まれた。

○めがね
→めがねは物損に含まず、「からだの一部」なのだと。
 新品を購入し、領収書を送付、その金額が振り込まれた。
 大きな声ではいえないが、もとよりちょっといいものになった。

○医療費
→全額相手の負担

○慰謝料
→実はまだ振り込まれていない。治療を継続しているからだ。

さて。事故後1年ちょっとが経過した。その間、だいたい週1回の頻度で通院して、針治療、温熱治療、腰の牽引を行っている。しばらくかがんだ後、体を伸ばすような動き(風呂掃除とか)をすると、少し痛むくらいまで軽減した。完全に違和感がなくなる日を夢見て、コツコツと治療に通うつもりだ。

こうして冷静に事故について振り返ることができるのも大事に至らなかったおかげであると、ひとまずは前向きに考えることにしている。しかし、自分でも不思議なのは、今の俺の心境だ。「ひょっとしたら、俺は事故によって人間的に成熟したのかもしれない」と思うのだ。もし、俺にぶつかった自動車が、すれすれのところですれ違っただけだったとしたら、そのとき俺は「なんて危ない運転をする車なんだ!」と怒っていただろう。ひょっとすると、追いかけていって、窓をコンコンとたたいて「危ないじゃないか!」と文句のひとつくらい言ったかもしれない。しかし、現実には俺はぶつけられて―――すれすれのところですれ違って怖い思いをさせられるよりもはるかにひどい目にあって―――いるにもかかわらず、俺の心には不思議と怒りはないのである。事故にあった直後は、死ぬかもしれないとも思った。家族、友人のことも考えた。やがて、自分の体がどうやら無事であることがわかると、そのときに思ったことは「生きていて本当によかった」ということだった。「病気になって初めて健康の大切さがわかる」とはよく言われることだが、今回のことで俺は身をもってそのことを知ったように思う。健康であること、命あることを当たり前と思わず、感謝の気持ちを忘れず、謙虚に今後の人生を生きて行きたいと思っている。

最後に、ヘルメットの話。
飛び込み前転の衝撃を一手に引き受けて、ヘルメット前側はつぶれてしまった。この衝撃が生身の頭にかかっていたとしたら、今俺は生きてはいないかもしれない。このヘルメットは当然もう使えないが、今でも玄関に飾ってある。毎朝これを見て命の恩人に感謝をするとともに、安全運転で無事帰ってくることを誓うのである。
  


価格評価→☆☆☆☆☆ (健康はpriceless、至言である)
評   価→★☆☆☆☆(今後に生かすという意味で)

 
motu  2011-6-26 21:49
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事故の話

購入価格 ¥---


自転車で車の後ろで信号待ちをしていて

(ん?なんでこの車は信号待ちなのにバックランプが点灯してるんだろう?・・・まさか、ニュートラルだと思い込んでいるのでは、いやいやもしかしたらパーキングからドライブに入れるのを間違ったのか?・・・音楽も外に漏れるほどの音量でバックに入ってるときの音にも気付いてないのかな?・・・とにかくこれは・・・まずい)

歩行者信号が点滅をし始めた

(なぜだ・・・なぜドライブにいれない?・・・ヤバイ!!逃げないと僕の前にいるの車がバックしてきて後ろにいる車に挟まれてサンドイッチの具になってしまう!!)

急いで自転車を降りて歩道に避難


信号が変わると同時に僕の前にいた車が突然バック!!!

後ろにいた車にガシャン!!初めて見ました逆オカマ・・・・





僕は事故に巻き込まれていないので、ケガもなにもしていませんが、巻き込まれていたらと思うと怖いですね・・・
ペシャンコになっていたか足がなくなって自転車に乗れない体になっていたかもしれません




価格評価→ ☆☆☆☆☆

評   価→☆☆☆☆☆ AT車怖い


AT車嫌いの車好きでよかった・・・・
 
tshrszk  2011-7-14 1:07
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事故の話

事故の話

購入価格 ¥―――

初ロードバイクを発注から納車まで5ヶ月も待った挙げ句、はじめてまともに乗った日に事故にあった。
こんな間抜けなひともなかなかいないだろうが、自分のからだを痛めた話である。なにかしらの教訓はあるかもしれない。CBNにはいつもお世話になっているので、まだ終わってはいないがあらましを書き残しておこうと思う。

 ***

6月の夕方、まだ日は高い。手に入れたばかりのロードに、大げさなと思いながらもサイコンをつけ、はじめて一日50kmを走った帰り道。程よい疲れと満足感をおぼえながら、都心部へ向かう片側三車線の大通をキープレフトで走っていた。
10余年のママチャリ通学で鍛えた素人ペダリングでも、すいすいとスピードにのるのが楽しく、最後にサイコンをみたときも35km/hくらいだったと思う。
帰りがけにショップに寄って、ときどき異音のするブレーキの調整をしてもらおうとぼんやり考えながら、路上駐車の列をパスしていた、そのとき。

路駐のクルマの運転席のドアが開いたのがみえた。わたしは前方に投げ出され、路上をごろごろと転がっていた。
開いた扉に突っ込む、というよりは、開く扉と自転車が鉢合わせになったような、ドアの端とホイールが衝突する、見事なタイミングだった。
わたしもびっくりしたが、運転手はもっとびっくりしただろう。後方を確認せずにドアを開けた途端、190cmを超える、数字的にはトム・ボーネンとほとんどかわらない体躯の男が前方に吹っ飛んでいったのだから。できれば、スローでもう一度みてみたい。

路上でへたりこみながら、あーあ、自転車ダメになっちゃっただろうなとか、手続きいろいろ面倒だなとか、その夜つくろうと思っていたカレーのこととか(!?)、状況がよくわからないながら、いろいろなことが一瞬で頭の中を駆け巡ったのだけれど、後続車にひかれてはまずいと自転車ともども歩道に退散。幸い交通の切れ目だったのか、ひき肉にはならずにすんだ。

けれど、左の手のひらは血まみれ。血がぽたぽたと歩道にしたたっている。
おそらく左手をさいしょに地面についてしまったのだろう(グローブをしていれば!)。
体中いたるとことに擦過傷があり、打ち身的な痛みもあちこちに感じるが、なんといっても、左ふくらはぎが急激に腫れ上がっているのと、どうにも右手が持ち上がらない。
ちなみに、おろしたてのヘルメットは無傷。頭を打たなかったのが不幸中の幸いだった。
同年代の運転手さん(男)ははげしく動揺していて何もしてくれないので、自分で警察へ電話(iPhoneは無事か。よかった)。

「えっと、事故の被害者なんですけど、、、」

すると、まず救急車を呼べ、とのこと。
こんども自分で119。

「えっと、事故の被害者なんですけど、、、」

すると、数分後に救急車が来てくれる。早い!
しかし、わたしを上から下までながめ回し、ひととおりのやり取りをすませた救急隊員は、あまりにわたしがはきはきとしていたからであろう(緊急事態でテンションが高くなっていたのもよくなかったのだろう)、
「まず警察の事故処理を先に済ませてはいかがでしょうか」と撤退。

すると、数分後にパトカー到着。
わたしを上から下までながめ回した警察官はひとこと。
「君、かなりひどそうだから早く救急車に乗りなさい」。

結果、再登場した同じ救急車に乗せられ救急病院へ。
そのときは左手のひらを7針ぬっただけだったが、翌々日あらためて整形外科の専門医にみてもらったところ右肘の骨折が判明。全身の打ち身とあわせて全治ひと月の診断となった。右手には外傷がひとつもないのだけれど、右前腕のトウ骨に力がかかって折れていた。uetanioさんのおっしゃっているような類いだろう。

事故からひと月たったが、右腕の肘をじゅうぶんに動かすことができず、まっすぐに伸びないので、自転車にも乗れていない。しばらくのリハビリが必要なようだ。

 ***

ちなみに、買ったばかりのクロモリロードは、頑丈!!と評判のマヴィック・アクシウムがぐにゃりと曲がり、フロントフォークははっきりとわかるほど左右が大きく歪んでいた。やはり総重量100kgちかくの運動量はばかにならない。
前輪とフォーク交換となったバイクは、精密検査をうけながらいまだ入院中である。

相手方の保険会社はmomochi_gyugundさんのところほどは親切ではなく、物損については自転車屋にだしてもらった修理の見積もり+αといったところ。
衣類だけでなく、サングラスやメッセンジャーバッグも血でべったりと汚れてしまったが、それらはあまり勘案されなかったようだ。
まだいただいていない慰謝料に期待?しよう。

 ***

事故で失ったものは大きいだろう。
もちろん仕事にも差し障りがでたし、お気に入りの自転車もフロントフォーク交換のつぎはぎになってしまった。そしてなんといっても、リハビリをしているものの、これから右肘がどこまで回復するかわからないのは嫌なものだ。

しかし、得たものもいくつかある。
たとえば、奇しくも医者から指示された自宅静養期間はツール・ド・スイスと重なっており、また通院のため仕事の早引けが多く、時間にゆとりがあるのでそのままつづけて毎晩のようにツール・ド・フランスをながめている。自転車に命をかけているひとたちである。
サイコンなんて大げさだし、とか、(かぶっていたけど)ヘルメット恥ずかしいし、とか、なんとはない中途半端な隙がわたしにあったのだろう。それが事故を招いたとまでは思わないが、遊ぶなら真剣に遊ばないと痛い目に遭うぜ!と言っているようなツールの選手のかっこよさにやられ、自転車熱はあがるばかりである。
もうひとつ、整形外科のリハビリ担当がたいへん美しい方なのも不幸中の幸いというべきだろう(リハビリはめげそうなほど痛いが)。

価格評価→☆☆☆☆☆(相手方の保険のおかげで金銭的な実損はそれほどないのだけど、、、)
評 価→★☆☆☆☆(社会勉強ということで)
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