山桜がまだ美しい5月上旬、茨城県の加波山から筑波山方面に至る加波山林道(北筑波稜線林道)に行ってみた。この辺りも3月11日の大地震では震度5強から6弱程度でかなり揺れたところなので、崩壊している区間があるかもしれない。かつて市川雅敏が類まれな登坂能力を身につけるために地獄の練習を繰り返した(という伝説が残るらしい)この山道は一体、どうなっているのか?(余震が続く今日日、こんなところに入り込むことはお薦めしません!!)
北側の林道入り口でいきなり「通行止め」の地味なバリケードがあったが、クルマが容易に通過できてしまう程度の代物。
途中、路面に亀裂が入っていた。あちこちに落石も多数だが、左右に押しのけてあるようだ。
特に問題なく登坂するが、さらに進むと、「落石のため通行止め」と記されたやや主張の強いバリケードが。しかしこれもクルマが通過できてしまう程度。
いきなり現場が出現。
「落石のため」は本当だった。
しかし、普通自動車が何とかスレスレで通過できてしまう。
さらに行くと、次の現場が。。。
ここでクルマは万事休す。先ほど上って行ったレガシィが一台Uターンして下って行ったが、これだったのか。自転車は突破できるが、自分もこの先を行く気が無くなりUターン。茨城も被災県であり、もともと生活道路としてあまり機能していない類の林道の修復などはずっと先になるだろう。これはいたしかたないところ。
茨城や栃木でも普通の国道や県道で、路面がさりげなくタイヤ一本分程度裂けているところがあちこちにあるが、くれぐれもタイヤを落とさないように気をつけないといけない。
(今回の大地震は、全く恐ろしい惨禍をもたらしてしまったが、それにしても、M9クラスの地震が首都圏の近海で起きたら、、、どうなってしまうのか?)
評 価→ ― (山桜はキレイだったが・・・)
年 式→2011年5月