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毎週末の早朝、MTBで走り回っていた宇都宮北部の林道。
関東地方を襲った一昨年の台風19号(令和元年東日本台風)の豪雨でズタズタに寸断されてしまい、それ以来、別の山の林道を走っていたのですが、1年余りが経過した昨年末、ようやく7割程度まで復旧された、という情報を得て、12月27日の早朝(真っ暗!)、さっそく現地調査(笑)に赴きました。
まだ工事途上の部分もありましたが、全線開通も近いようです。ぐるっと一周して、満足な気分で林道から出てすぐ、まだ薄暗い中、誰もいない緩やかな下りの市道をかっ飛ばしていると、林道用に左右に角度をつけてハイビーム照射しっ放しのVOLT800×2発の眩い光の中、道路左手に浮かび上がったのは、結構なデカさのクマ!距離にして10m程度でしょうか。
いきなりライトで照らされて驚いたのか?
道路左手の沢の法面を山の方に豪快に上がっていきました。
今年は里に下りてくるクマが多く、宇都宮市内でも目撃例がありました。したがって、遭遇しても不思議ではありません。しかし、この25年ほど、クマが住んでいる鳥獣保護区域の山も含めて散々、歩いて、いろいろな動物を見ましたが、クマには一度も遭遇することがありませんでした。
にもかかわらず、まさか自転車に乗っているときに宇都宮市内の里山で遭遇するなんて!
不思議と言えば不思議かもしれません。
下野新聞2020年12月28日朝刊
評 価→★★★★★
年 式→2020