利根川の支流の渡良瀬川、その支流の思川、そのまた支流に姿川という河川があります。栃木の中央部付近、小山市、下野市、壬生町に挟まれた郊外にその川は流れていました。このあたりをツーリングしていて発見したサイクリングロードです。画像は2005年晩秋のものです。
表示板によると、総延長はどうやら15.8kmです。下流側は、思川との合流付近までのようです。道は広くはなく、ある区間はごらんのとおりで、舗装のシングルトラックとなります。この時は、地元のおじいさんのカゴ荷台付き自転車が前を走っていて、抜かすこともできません。まあ、こんな道で飛ばすなどというのは無粋極まりないでしょうし、折角だから、と、のんびり走りました。
他にサイクリストはおらず、のどかとしか言いようのない道でした。
国土交通省管轄下の大規模自転車専用道路は、自転車を車道から徹底排除する一環としての役割を担っているんじゃないか?と昔は訝しんでいたものですが、それとは全く無縁の、地元の手によるのどかなサイクリングロードは、路面の粗悪さも手伝って、味わい深いものとなっているようです。
評 価→★★★☆☆