SHIMANO SH-MT21

購入価格 ￥8,883

実用性は充分。これでレースをする人はいないだろうし…。
本革なので通勤・通学に使えるし、見た目もごく自然。
（履き替えを置いておけるのならそれに越したことはない）

幅は比較的広めでゆったりした感じ。
普段履き25.5cmの私がサイズ42を選んだのだから当然か。
（SHIMANOのサイズ表記がやや不適切な感じもするが…）

近郊のポタに最適な一足（のひとつ）。

価格評価→★★★★★　←リーズナブルな価格。
評　　　価→★★★★☆　←良くできている。

購入価格 ￥8883

購入してからはや一年が経つ。
このSH-MT21の魅力は何といってもそのデザインであろう。
特に私のように、普段から街乗り＆ポタリング＆ツーリングと、あらゆる用途にＳＰＤを装備させた自転車を利用している者にとって、こういった普段着に併せても違和感の無いシューズの存在は、非常にありがたい。
自転車について全く知識の無い知人に見せても、「え!?凄い！全然自転車専用の靴になんて見えないよ」と反応されるくらいだ。
当然逆に、サイクルジャージ＋レーパン＋ロードバイクという組み合わせには、激しく似合わないことであろう(自分はやっているがｗ)。



ビンディングシューズとしての性能としては…まぁ、値段なりだろう。
確かに、アウトソールはプラスチックで補強されているためそこまでペダリングロスを感じることは無いのだが、前モデルのMT20と同様、やはり踵の保持力はかなり甘い。
また、夏場ではSPDサンダルを履いているため、あくまでも推測になるのだが、暑い日には決して履きたいとは思えないつくりである。画像をご覧になれば分かる通り、メッシュ等通気性を良くする工作が皆無なためだ(ただしそれは、表裏一体的に冬場の保温性はそこそこ良いことを表すのではあるが)。

あと、SHIMANOの廉価シューズ全般に言えることだが、付属のインソールはゴミ。自分は先日、ショックドクターのそれに換えた。それ以来は、踵のガボガボ感や足裏のしびれに悩まされることなく、快適に使用できている。


歩行性能は極めて普通。晴れの日は普通のスニーカー感覚で歩ける(クリートはカチャカチャ鳴るがｗ)。ただ、とは言ってもさすがに雨で塗れたタイル床等ではつるっといきそうにはなるので、過信は禁物。

ちなみに、デフォルトで付いてくるシューレースはかなりちゃっちぃ。購入後一ヶ月で先端がぼろぼろになりささくれた。MT20の時もそうだった事と、その後換えた方の靴紐ではそんな事は全く無い事から、自分の扱いが悪かったというわけではなさそうだ。


やはりシリアスにスペックや履き心地を求めるような人には決して薦められないが、あまりお金が無く、街乗りバイクにもビンディングをぶち込んでいてそれなりに見た目にも気を使いたいという、大変ニッチな人やまったりツーリングないしはポタリング派にとって、このモデルは救世主となるのでは？




まぁ、とは言ってもお金に余裕があるのなら絶対にMT90Lの方が断然オススメですけどね。あちらはちと重いがｗ

価格評価→★★★☆☆(←全モデルより2000円も値上げ…）
評　　　価→★★★★☆(←何だかんだで僕のニーズには合っているので）