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[MINI] Brompton M3L(2008)

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mascagni  2009-1-1 9:32
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[MINI] Brompton M3L(2008)
購入価格 ¥135,000位(個人輸入)

BD-1と並ぶ折り畳み自転車の2つの頂点のうちの1つ。
こと、「折り畳み」と言う点に主眼を置くならば、これほど完璧な折り畳み機構を備えた自転車は唯一無二。
ミニヴェロと言う事であれば、遥か高みにあのモールトンがあるわけだが、その開発者モールトン博士をして、
「折り畳みは作らない方が賢明だ。Bromptonを超えられはしないから」
と言わしめた位である。
英国で「”The”Brompton」と呼ばれるのも、この自転車だけである。

今回、購入して200km程度走ったので、ファーストインプレッション的にレビューを書かせて頂く。
今回は2部構成に分けて、1部では純粋な自転車単体のインプレ、2部ではパーツ紹介を含めたパーツ交換の様子を書かせて頂く。
2部は毎度のことTipsに近い内容だが、Bromptonのパーツ交換を考えている人の参考になればと思う。

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Bromptonの最大の特徴、それは何と言っても折り畳み機構である。
ほぼ16インチのタイヤサイズ+α程度まで折り畳まれる姿は見事。



リアセクションをフロント側へ回しこみ、フロントセクションとハンドルを折り畳み、サドルを下げる。
この4行程でこの折り畳みサイズが得られるのだから、秀逸と言うより他無い。

又、リアセクションをフロント側へ回しこんだ状態で、スタンド要らずで駐輪出来るのも素晴らしい。



「あなパー!」でも書かせて頂いたが、犬がお座りをして飼い主を待つようで、生き物を飼っているような気になるw
大変便利ではあるが、リア周りのメンテをしようとする際には、展開せざるを得ない為、スタンドが欲しくなるのは事実。
まぁ、一般使用時にはとても便利だ。

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走ってみよう。

折り畳み高級ママチャリと揶揄されることがあるが、この評価はある意味正しい。
内装三段のリア変速はトップが重過ぎ。自分はローでスタート、ミドルで巡航が常。トップはほぼ使用していない。
ギア比が全体的に高い、又各ギアが離れすぎているわけで、都心でもそこそこ坂のある東京ではやや使いにくいところもある。

もっとも、このギア設定は、平坦なロンドンを基準に設定されているので、それを東京に持ち込んでどうこう言うのは野暮であろう。
紳士の国・大英帝国が誇る「The Brompton」なのだから、こちらも紳士の対応をすべきだ(考えすぎだ

東京仕様にするには、フロントチェーンリングをオプションの44Tにするのが、もっとも効果的であろう。
自分はとりあえず標準の50Tで走っているが、そのうち44Tに交換しようと思っている。
最強(最凶?)兵器スピードドライブを使う手もあるが・・・



もっとも、ママチャリな部分は変速に関してのみと思ってもらってもいい。
クロモリのフレームは頑強そのもの。
クロモリと言うと、振動吸収性に優れ・・・などと言う表現から柔らかいものだと思っている人がいるようだが、
クロモリは「鉄」である。硬いに決まっておる。
空気圧を標準タイヤであるシュワルベ・マラソンのMAX6barにあげてあるせいもあるが、かなり乗り味としては硬い。
そこを緩和するのがMハンドル。このハンドル、結構しなる。そして、しなるが故に振動をいなす。
この辺の設定は大変に見事。折り畳み機構も含めて、開発者のアンドリュー・リッチーの設計の素晴らしさを体感できる。



直進安定性に優れているのもBromptonの特徴。
小径車の宿命で、ハンドルを切った時の切れ込みは鋭く、そこは少しばかり注意が必要だが、まっすぐ走る分には、
小径車とは思えないくらい安定した走りを見せてくれる。

これは、ロングホイールベースによるもの。
と言うより、この自転車は、所謂3点位置のうち2点(前後輪の接地面とサドル)がほぼロードバイクと一緒なのだ。



写真は、シートポストを目一杯伸ばした状態。自分はこの状態で乗っている(股下84cm)。
3点位置のうち2点が後ろのBianchiとほぼ同じなのが(加えて言うならクランク位置も)お分かりになるだろう。

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欠点は自社パーツの使用が多いこと。
パーツメーカーの仕様変更に合わせる為に新モデルを用意せざるをえない、と言う事態を嫌ってのことだと言う。
また、これらの高品質でオリジナルの部品を使わないと、コンパクト折り畳みがキープ出来ないとも聞いたことがある。

一理あるように聞こえるし、実際に一理あるのだが、一方で特にハブのような重要な部品で、安価かつ高品質のシマノ製品を使うことが出来ず、
例えばハブダイナモ化しようとした場合、Schmidtsの3万以上もする製品を使わざるを得なくなる。

リア変速も同様で、シマノInter-8による8速化が有名だが、そのままではエンド幅が合わないので拡張する必要がある。
この場合、チェーンラインが狂うので、チェーンが外れやすくなる欠点もある。

そもそもBromptonの部品の仕上げはお世辞にも高品質では無い。むしろ実用本位とすら言える。

又、Bromptonは熟練の職人が責任を持って一つ一つ組み立てていくと言う。
そんな製品のホイールはフレている。
少し舵角を与えるとアウターが引っ張られてリアブレーキがかかる。ワイヤリングがヘボ。
「熟練の職人」と言う職名のバイトか?

全体の品質は低くないが、細かいところでのツメが甘い。と言うか割といい加減だ。
なにもそんなところでイタリアを真似なくても良いのにw

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折り畳み小径車でもバシバシ走りたい人はこの自転車を選ぶべきでは無い。素直にBD-1 SPEEDを選ぶべきだ。
又、とことん貴族のブリティッシュテイストに浸りたい人はモールトンを選ぶべき。

The Bromptonはロンドンっ子の為の自転車だ。
これを日本で楽しく使える人が乗るべき自転車である。
折り畳みは素晴らしいが内装3段はなぁ・・・などと理詰めで選ぶより、乗って感覚が合う人が乗った方が良い。
そんな自転車だ。

価格評価→★★★☆☆ ミズタニ定価ではどうかなぁ、と思う。
評   価→★★★★★ 他に類する自転車無し。


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