2009年ヴェローチェモデル
購入価格 ¥16万(ペダル込)
始めにお断りですが、以前使っていたものとフレーム交換のためアセンブルパーツは全くの別物です。なので完成車重量はこのあたりの重量まで軽くなるのかと思っていただく程度でお願いします。
ちなみにコンポは08コーラスとレコード(RD、チェーン、BB)、7900DURA(スプロケ←シフトメイト不使用)のミックスです。
このインプレは対COLNAGO EPSで書いてます。
よくこのモデルは軽量ではないという文面を目にしますが、私の場合アンカーRA5からこのフレームにしただけで400gほど軽くなったので十分に軽いフレームだと思います。そして完成車重量が物語るとおり、パーツ選択によっては中途半端なフルカーボン完成車よりも軽いです。
そして肝心の性能ですが、剛性は非常に高く、ガツンと踏んだ時の反応、安心感はいいです。しかし、剛性が高く、フレーム自体のしなりが乏しいため踏むポイントが限られているという感じを大いに受けます。 剛性についてはEPSと同等だと感じております。しかしEPSと同等の剛性を持っていますがやはりアルミのカーボンバックである以上、路面からの突き上げに「カド」があり辛い場合もよくあり、しなやかさという観点では皆無だと言えます。またこのフレームの設定速度はおそらく30km/h~であると思われ、それ以下でのスピード域で顕著に感じます。
特にシャマル、ユーラス、レーシングゼロ、1、キシリウムSLなど高剛性ホイールをインストールする場合は組み合わせるタイヤを心がける必要があります。(ちなみにレーシングゼロ&ヴィットリア コルサエヴォCXⅡチューブラー8気圧で二ノ瀬峠を含む100キロ、途中休憩、食事なしで走るとかなり疲れます。ラストの15キロ当たりは35km/h維持できるかできないか・・・)
また、上記の足まわりでは同じリズムで続く凸凹ではものすごく共振してしまいます。
最後に完成車スペックとビアンキについてですが、クランク、チェーンがFSAですが他はヴェローチェ、ハブも中国や台湾のどこかの安物ではなく結構滑らかに回るものであったり、フルカーボンシートポストがついていたり、入荷時期とユーロとの関係でおまけがついてきたりと(先日ショップのオーナーの話ではペダルレスのモデルにLOOKのKEOがついてきたのだとか)コストパフォーマンス的には素晴らしい限りです。
価格評価→★★★★★ ビアンキのコスパは脱帽もの
評 価→★★★☆☆ 値段的にはいいが全体からみるとこんなもん
<オプション>
年 式→2009
カタログ重量→ g(実測重量 7.7kg)