スポークとニップルの豆知識です。
スポークの番手(太さ)
#14 = 「14番手」 = 2.0mm のこと。
#15 = 「15番手」 = 1.8mm のこと。
数字が小さいほうが太いので注意。
スポークの形状
プレーン(plain) ・・・ 先端から末端まで太さが同じもの
バテッド(butted) ・・・ 軽量化やエアロ効果を狙って段付きになっている
ニップルの素材
ブラス ・・・ 定番の素材。強度があるのでテンションをかける場合は推奨
アルミ ・・・ 軽量。ブラスより強度面で劣る。組み上げは慎重に。
ちなみにブラスニップルはスポークを購入すると無料で付属してきます。また、DTのアルミニップルには色がくすんだものとポリッシュ仕上げの二種類があるようです(写真下は右からロングニップル、アルミニップル、ブラスニップル、アルミニップルの黒。このシルバーのアルミニップルは鈍い色をしていますよね)。
ニップルの長さ
ノーマル(12mm) ・・・リムハイトが低いならこれでOK
ロング(16mm) ・・・若干リムハイトがあるもの(Mavic CXP-3X系等)向き
スポークの注文時にはロングニップルが必要でないかどうか、よく考えましょう。
PARK TOOLのスポークレンチ
SW-0(黒、3.2mm) ・・・DT, Wheel Smith用
SW-1(緑、3.3mm) ・・・上記以外ヨーロッパ製ニップル用
SW-2(赤、3.4mm) ・・・ホシ等の日本メーカー用
SW-3(青、3.9mm) ・・・あまり使わないのでは?
スポークレンチはサイズを間違えると確実にニップルをなめてしまいますので、メーカーに適合したものを購入しましょう。
| 写真はSW-0(黒、DT用)。優れた工具だと思います。当サイトのレビューでも精度の高さから良い評価を得ているようです。 |
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