購入価格 ¥1,000
ちまちま脛毛を剃るのが面倒で、楽が出来るかもと試しに家族に買ってきてもらいました(ムクツケキ男が買うのは相当勇気がいると思いますね)。除毛クリームの定番、らしいです。
大して痛くなんか無いだろうと高を括っていたらこれが間違いで、安易な気持ちでテキトーに使うと肌・爪への攻撃性で痛い目にあいます…。クリーム状の本品を除毛したい部分にスポンジで塗る→2~3分放置→毛が溶けてくる→水で流すというのが一連の作業。この”毛が溶ける”というのが曲者で、毛が溶けるなら当然同じ性質である爪も溶けます。爪に付かないように細心の注意を払うか、ゴム手袋を着用しましょう(軍手類は染み込んできてヤラレます)私は利き手の爪が異様に薄くなってしまい、元の厚みに戻るのに2ヶ月以上かかりました。さらに広範囲を一気に除毛しようとして一生懸命時間かけて塗りたくっていると、塗り始めの部位から徐々に火傷したような痛みが走ります。面倒でも範囲を細かく分けて、少しずつ。5分を越える放置は危険です。もし肌に違和感を覚えたら即洗い流すべきで、そのためにも入浴時使用しましょう。溶けた毛は人によって結構な量になりますから、排水栓を詰まらせないように注意も必要。不気味な毛を風呂場でばら撒くと、家族に大顰蹙を買います…買いました…。
結構ネガばかり挙げるようなレビューになってしまいましたが、放置時間と爪の保護さえ気をつければ、剃るよりは綺麗に仕上がります。アロエの効果でしょうが、除毛後肌が乾燥して荒れることもほとんどありません。炎症起こすほど放置した場合はこの限りではありませんが。除毛後は肌がかなり弱りますから、2日程は日焼けを避けたほうが良いそうです。
まぁ、剃るよりも若干綺麗にはなるんですがその後毛が伸びてくるスピードが劇的に変化するわけでもないので、完璧な綺麗さの為ならば面倒も苦痛も耐えられるという熱意ある方以外は、普通に剃ったほうが苦痛が少なくて済みそうです。全自動脱毛機やT字剃刀と比較すると、(使い方を誤らないという前提で)痛みが強い順にブラウン製脱毛機→除毛クリーム→T字剃刀、処理直後の仕上がりの良さも脱毛機→除毛クリーム→T字剃刀、綺麗に保つための処理頻度が少なくて済むのは脱毛機圧勝あとは大差なし、処理に伴う痛みではなく荒れや乾燥と言う意味での攻撃性が低い順に脱毛機→除毛クリーム→T字剃刀、コスト高い順に脱毛機→T字剃刀→除毛クリーム、再発毛時の痒さは脱毛機がダントツで痒く、後は大差なし。失敗すると怖いぞ度はぶっちぎりで除毛クリームが高いです。
正直、剃刀との差はあんまりありません。爪ハゲと炎症のリスクを冒すに見合う程の効果があるとは思えなかったので私は1回きりで使うのを止めました。だからツアープロなんかはこぞって剃刀使うんでしょうね。
価格評価→★★★★☆(まぁ、高くはないでしょうけど)
評 価→★☆☆☆☆(あえて除毛クリームにする意義とは?)
カタログ重量→ 150g