購入価格: ¥270くらい
『冷凍食品なのにしっかりした味で、運動時のエネルギー源に最適』
■エネルギー源として手軽に利用できる冷凍うどん
うどんはごはんやパンと同様、運動前や試合前のエネルギー源として利用しやすい。喉越しがよくさっぱり美味しく食べられるので、しっかりエネルギーを採りたいときに選ぶことがある。もちろん、カーボローディング時にも使える。自転車で遠くに行く日の前日等にも、うどんがあれば作って食べることもある。
カトキチの冷凍讃岐うどんは、冷凍で長期保存できるので特に利用しやすい。国産の小麦を100%使ったコシのある麺を茹でてから冷凍してあるので、電子レンジやお湯で温めるだけですぐに食べられる。しかも安くて美味しい。
このうどんの1袋あたりのカロリーは253kcalで、ご飯1杯とほとんど同じだ。私はあまり食が太くないため、ごはんをおかわりしたり、大盛りにしたりするのが苦手だ。このうどんは美味しいので、1.5〜2玉は楽にいける。
カトキチ 冷凍さぬきうどん。私の家の冷蔵庫によく入っている。
■いりこで作ったうどんつゆで更に美味しく
このうどんにはつゆが付属していない。手軽に済ませるなら市販の麺つゆを使えば良いが、このうどんをもっと美味しく食べるには、うどんつゆを自分で作るのが一番だ。
おすすめは”いりこ”と昆布と鰹節でとった出汁だ。調理2時間以上前から、いりこと昆布を鍋の中の水に浸しておき、鍋を火にかけたら沸騰直前にいりこと昆布を取り出す。次に鰹節を入れて20分ほど出汁をとり、火を止めて鰹節が沈んだら濾す。淡口醬油と塩で味を整えれば、うどんつゆの出来上がりだ。牛肉を鰹出汁と酒、醤油、みりん、砂糖で煮込んだものを乗せている。他にも小ネギのみじん切り、半熟煮卵、かまぼこを乗せた。
この冷凍うどんは凍ったままお湯で1分茹でれば食べられるが、私は3分以上茹でるようにしている。このうどんはコシが強いがちょっと固めだ。ちょっと眺めに茹でることで、コシを残しつつも柔らかめになって食べやすい。
さて、出来上がったうどんを一口すすると、出汁の豊かな旨味がうどんの美味しさを引き立てる。コシのあるうどんの力強さは、しっかりとった出汁にも引けを取らず、ちゃんと味のバランスがとれている。
不思議なことに、メーカーによっては冷凍ではないパックの茹でうどんでも、出汁の豊かな味に負けて釣り合わなくなることが多い。カトキチ 冷凍さぬきうどんは、冷凍にもかかわらず味もちゃんと楽しめるものになっている。
手軽に食べても本格的に食べても美味しいトキチの冷凍讃岐うどんは、自転車での走行をはじめとしたスポーツのエネルギー源に最適だ。しっかりエネルギーを蓄えておきたいときの炭水化物のバリエーションの一つとしておすすめできる。
うどんつゆを自分で作って、カトキチの冷凍讃岐うどんを合わせた。
栄養バランスを考えて、具をたくさん乗せた上でサラダを加えたり、いつもの食事のご飯を素うどんに替えて食べたりする。
価格評価→★★★★★ (値段の割にはかなり美味しい)
評 価→★★★★☆ (長期保存でき気が向いたときに食べられる。運動時のエネルギー源の選択肢に是非。つゆは別途購入か調理)