既報の通り、リーガルチタンを使いはじめて早ウン年
ホールドも良く、長距離のっても不快感が一切無いので大変気に入っていました。はじめは多少パットが固いのですが、徐々になじみ、、銅製のリベットも10円玉みたく鈍い色合いになっていました。こういうエージングは最近の軽量サドルには無いものと思い、クロモリフレームに取り付けた(ピラーはリッチーだ!)サドルを眺めては、酒の肴にしたものです。
しかし、過日練習中にふらふら道にでていらした歩行者(サーファー)を避けようとして前転(面目ない)、サドルの後ろを破いてしまいました。まだ往路だったので、「ああ、家に帰ったらアロンアルファで破れたとこ直さんと」などと考えたり「なんかペダリングしづらいぜ」と思いつつ予定のコースをすこし切り上げて帰宅(半べそ)。
さて、接着するか!と思ってサドルをばらそうとしたらチャリーン(って音はしなかったけど)と10円玉状の物体が落下、、、リベットも取れました(涙)。
で、裏返してみてみるとレールも曲がっています(号泣)。
壊れ方としてはかなり典型的で、サドルのもっとも後ろのところががっつし地面に叩き付けられたことで、表皮が破れ、サドルレールが開いています。また、多少オフセットした方向で当たったためか、抜け落ちたリベットは当たったところの反対側、、つまり、表皮がつっぱった感じになり、一番引っ張られたところのリベットが抜けた様です。
落車直後にこれ以上壊れていたら走行不能になっていたと思います。そういう意味では一撃ではグシャグシャにはならない強靭なサドルだと思いました。なんだかそう考えると小生の週末のひとときを最後の最後までサポートしてくれたんだなあと思い、感情移入してしまいます。また、コイツがぶっ壊れたおかげで、ピラーもフレームも目立った損傷ありませんでした。健気だ、、、
と、いうわけで、新しいサドルも同じリーガルチタンにしました。色は若干違いますが近々レビューします。ああそれにしてもようやくなじんで来ただけに返す返すも口惜しい。趣味は安全でこそ続けられる訳ですし、自分以外の他者には凶器にもなり得る乗り物に乗っている訳なので、いろいろな意味で痛い勉強になりました。
※落車というよりそこそこのスピードで転けた程度なので事故じゃないです(どっちかっていうと、不覚にも自爆|猛省しております)
価格評価→★★★☆☆(一生もんだと思っていたのに買い替えるのは痛すぎる)
評 価→★★★★★(でも大好きです)