SPECIALIZED S-WORKS 6 ロード 2016年モデル
購入価格 ¥43200(国内正規販売店)←2016年7月9日現在で39960円(税込)に変わっています。
2016年モデルは、S-WORKS 6 ROADと名称が変更されていますが、こちらにレビュー記事を投稿させて頂きます。 以前履いていたシューズはシマノのSH-R133でサイズは42(26.5cm)です。
■サイズの選択 試着の際に41(26cm)か41.5(26.5cm)で非常に迷いました。41だと足の長さはピッタリですがかかとのホールドがきつく感じました。41.5だとかかとのホールドはちょうどですが指先が少し余る感じがありました。結局かかとのホールドは馴染みが出るだろうと考え、41を購入しましたが正解でした。
■フィット感 初回はかかとのホールドが硬く靴擦れしないか心配でしたが、自転車では靴が上下に動いて擦れることがほぼないため杞憂でした。その後2、3回も履くとかかとのホールドの硬さもなくなり丁度良いホールド感があります。 Boaダイアルも1段階ずつ締める・緩めるを調整することができ非常に良いです。特にヒルクライムやタイムトライアルなどの大きなトルクをかける場面では、以前のシューズだとベルクロとバックルをきつめに締めないとかかとが浮く感じがありましたが、このシューズでは浮く感覚がほとんど無くなりました。ゆったりめに履いてもかかとが浮くことがないことは長距離を走る際に非常にありがたいです。 ■その他特色 シューズの軽さには一番驚きました。前のシューズが左右合計664g、S-Works 6が左右合計385gです。シューズだけで280gも軽量化できました。今でもクリートをつけていても軽いなぁと思ってしまいます。 また、前述したようにBoaダイアルの調整具合は抜群に良いです。クリートもねじ受けを移動させて標準から5mm後方に移動させることもできるので調整範囲は広めだと思います。かかとの樹脂部分も交換できるので長く使うことができます。 シューズ全体に細かな通気穴があるので通気性は良いと思います。冬は厚めのシューズカバーが必須ですね。
■注意点 非常に優れたS-WORKS 6シューズですが注意点が何点かあります。 (1)履く・脱ぐ際の注意点 ホールド性が良すぎるため、履く・脱ぐ際にはBoaダイヤルを全開に緩めてやらないといけません。特に履く際には無理やり履こうとするとかかとを潰しかねないので注意が必要です。
(2)Boaダイヤルの締め加減 あまりに履き心地がいいので、ついついワイヤーを締めすぎてしまいがちになってしまいます。締めすぎに気づかずに100kmぐらい漕いだ際には足全体が少し痺れていたので締めすぎには注意が必要です。
(3)クリートの取り付け位置 ホールド性がいいということは、それだけ遊びが少ないということですのでクリートの取り付け位置にはシビアにならざるを得ないと思います。私自身も少し漕いだだけで違和感があり、すぐにクリートの角度・前後位置を調整しました。
(4)全ての人に合うわけではない ネットのブログを見るとS WORKS 6シューズは全ての人に合うわけではないようです。長時間履くと足の甲が痛くなってしまう場合や痺れが出てしまう場合があるようです。足の大きさや形は人それぞれですので、身に着けるもの(特にシューズは)は必ず試着することが一番大切だと思います。現在はいろいろなメーカーの優れたシューズがたくさんありますので自分に合ったシューズを見つけることが必要ですね。
価格評価→★★★★☆ 評 価→★★★★★ <オプション> 年 式→2016年 カタログ重量→ 224g(実測重量192g←片足です)
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