購入価格 完成車付属
恐らく772SGSだと思うが、なぜかプーリーゲージが黒になっている。SLXのラピッドファイヤーと組み合わせて使用。
シャドウは初めて使うが、操作感は特に違和感が無い。本来はトップルーティングを想定しているのかアウター受けの位置がやや上向きなっているため、ボトムルーティングのフレームだとワイヤーが外側に出る上少し曲げが強くなってしまう。ノーマルケーブルからNokonに交換して使っているが、曲げやはみ出しが大きく改善される事はなかった。
純正でもベアリング入りプーリーが付いてくる。手で回してみるとかなりスムーズなので、強いて他のプーリーに交換する必要はないと思うが、一度ぬかるみを走った際に掃除しにくかったため余っていたサードパーティの物に交換した。
ケージのスプリングテンションはロードに比べると格段に強く設定してあるものの、強い衝撃が連続で加わる場合(階段下りなど)は意図的にアウターローなどにセットしないと思いっきりチェーンがチェーンステーを叩いてしまう。最新のXTRにはチェーンスタビライザーが付いているため、予算に余裕があるならRDだけでもXTRにした方が良いだろう。
また、なぜかロードに比べても内部メカが露出しているため、泥がよく詰まる。詰まっても動くので問題はないが、掃除しにくい上中はグリスまみれなので中々汚れが取れない。多少重くなっても良いためダストカバーを付けて欲しかった。梨地と凹凸のあるロゴも掃除しにくいので、ポリッシュ仕上げにレーザーエッチングのロゴの方が良い気がする。
ポテンシャルは高いため、少々気になる点はあるもののこれで十分事足りるのは確か。ぶつかったりして壊す可能性もあるので、このぐらいの値段なのもありがたい。とりあえずはこれを使い倒すつもりでいる。
価格評価→★★★★☆(海外の実売価格なら)
評 価→★★★★☆(メカ内部に泥が入るのはちょっと)