使い始めて5年経過して、リアハブのラチェットが重くなった。
具体的症状としては、
(1)押して歩いているとクランクが回る
(2)乗っていてクランクを止めた時、ラチェットがかかるまでラグがある(チェーンがたるむ)
というもの。
3万円程度の安いホイールではあるが、分解を決意し、実行したので手順をメモしておく(すいません写真はありません)。
(1)スプロケを外す。
(2)カセット側、ハブ本体側ともロックリングは2mmのアーレンキー使用、サイトにロックネジ有り。
(3)防水シールをマイナスドライバー等で外すとシールドベアリングが見える。
(4)ハブ本体側から、プラハンマーにて、車軸を叩き出す(カセット側シールドベアリングが外れる)。
(5)カセット側から車軸(金属棒ならなんでもOK)を入れて、プラハンマーで、ハブ本体側シールドベアリングを叩き出す。
(6)ハブ本体側から12mm(押さえ用)、カセット側から7/16インチのアーレンキーを入れて、反時計回りに回すとフリーカセットが外れる。
・・・はず。
私のホイールはメンテループを吹きかけて放置後、叩いてもびくともしなかった。
組み付けは基本的に逆の手順。
ただし、ベアリングはたたき出したのでので再利用せず新品を利用。
ベアリングサイズ:外径26×内径10×幅8mm
ベアリング圧入にはヘッドセット用圧入工具に20×10×1.5mmのワッシャを20枚入れて(下記写真)、ハブ本体側を圧入。
続いて、車軸とカセット側ベアリングをカセット側からセットして
クイックリリースに上記ワッシャ20枚を入れて締めることでカセット側を圧入した。
ホントはラチェットの清掃とグリスアップがしたかったんだけど。
当初の目的のラチェットは軽くなったので、まあ結果オーライとする。
価格評価→★★★☆☆
評 価→★★★☆☆