購入価格: ¥1,245 (税込)
標準価格: ¥2,679 (税込)
『脚の前後を入れ替えて前後の脚をひもで固定すれば、リアディレイラーのシフトインナーケーブルが脚に当たらない』
■ 脚を前後どちらに開いても700Cに対応するための工夫
MINOURA DS-30BLTは、脚を開く向きを変えることで2段階に高さを変えることができる。横幅の狭い方の脚を前方にすると、ロードバイクやクロスバイクなどの700Cの自転車に対応。広い方の脚を前方にすると小径車に対応する。
700Cに対応する高さ(左)、小径車に対応する高さ(右)
だが、ロードバイクやクロスバイクに装着した場合、脚とリアディレイラーのクリアランスが小さい。リアディレイラー自体が接触することはないが、変速調整でシフトインナーケーブルが当たることがある。私はロードバイクのシフトインナーケーブルを交換した後に、このディスプレイスタンドで変速調整を行なったのだが、エンドキャップをつけなかったため、ケーブルが脚に当たってほつれてしまった。
私のロードバイクだと、リアディレイラーのシフトインナーケーブルがスタンドの脚に当たる
横幅の広い方の脚を前方にすれば、リアディレイラーのケーブルと脚の接触を回避できるが、これは小径車に対応する高さなので、このままではタイヤが床に当たってロードバイクを立てることができない。そこで、前後の脚が広がってタイヤが床に当たらないように、ひもで固定することにした。こうすれば、700Cの自転車に対応し、変速調整でリアディレイラーのケーブルが当たることもない。なお、ひもがゆるんだり切れたりすると自転車が倒れるので、前後の脚は2本のひもで固定してある。
横幅の広い方の脚を前方にして、ケーブルと脚の接触を回避(右)
タイヤが床に当たらないように、ひもで前後の広がりを制限(左)
DS-30BLTの弱点は、700Cの自転車を固定するとリアディレイラーとスタンドの脚のクリアランスが小さくなることだ。一般的な折りたたみ式のディスプレイスタンドなら、脚を前後のどちらに開いても高さは変わらないが、DS-30BLTでは小径車用の高さになってしまう。ひもを使うことで前後の広がりを制限できるが、これから折りたたみ式のディスプレイスタンドを買うなら他も検討した方がいいかもしれない。
価格評価→★★★★★ (セール価格なら買ってもいいかもしれないが、他にも選択肢はある)
評 価→★★★☆☆ (リアディレイラーのシフトインナーケーブルが脚に当たることがあるのでマイナス評価)
<オプション>
年 式→ ー
カタログ重量→ ー