MINOURA AB100 DURA-CAGE
購入価格 ¥680(※10年前の価格です)
定番だが見かけなくなってきたケージです。 DURAはジュラの意味。ジュラエース。みたいな。 型番は違ったと思いますが、MTB用の線径が太いバージョンもあり、個人的には そちらの方が格好良いと思っています。
■■■■ 質感など ■■■■
黒を持っていますが非常に質感が良いです。 ロゴもくっきりしています。 質感が良いといっても針金みたいなものなので、第三者にはわかりませんが。
■■■■ 使用感 ■■■■
調整し放題なので使い勝手は良好。 ボルト位置を変えられないことだけがネックです。 スローピングがきついフレームだと結構困ります。 それと、所詮細いアルミ線なので使ううちに緩みます。 (そういう点でも線径が太いバージョンが好みです)
■■■■ 耐久性 ■■■■
緩む点が若干気になりますが、本体の耐久性は概ね良好です。 アルミボルトが付属していますが、これが一回折れたので普通の鉄ネジにしました。 重量があるツールボトルや1Lクラスのボトルを使っている場合は気をつけた方が いいかもしれません。
■■■■ 総評 ■■■■
今は市場がものすごく潤沢で、多様な選択肢がありますが、7~10年前までは選択肢が 本当に少なく、「高いカーボンか安いアルミ線、ダサい樹脂しかなかった」ためAB100が とても人気で重宝されていました。古いパーツで評価が高いものに関しては、そういった 視点で見ることも大事だと思います。(トピークのマイクロロケットなんかもそうで、 変に過大評価されていると感じています。あとでインプレ書きます) 最近はホリゾンタルとかクラシカルな感じのロードバイクがぐっと減ってきており、通常の バイク相手だとあまりに華奢に見えます。 パヴェを走るので個人的にシビアなホールド調整が必要とか、とにかくこれが好き、などと いった理由がない限り、あえてこれを選ぶ必要はないと思います。
価格評価→★★★☆☆普通 評 価→★★★☆☆可もなく不可もなく
|