購入価格 失念(標準価格@ワイズロード。600円ちょいだったかな)
このシンプルなワイヤーケージの魅力は、多数ある先人たちのレビューによって語りつくされている。まとめると、華奢にも見える控えめなたたずまい、豊富なカラーバリエーション、そこそこの軽量さ、程よいホールド性。逆に、どうやら溶接に個体差があり、耐久性を欠くものがあることが欠点であるらしい。最後の欠点については、自分は運が良かったのか体感していない。以上。
これでは全然自分のレビューになっていないので、長期にわたり運用するとどうなるかについて、皆さんに見ていただこうかと思う。
本品は2010年の冬に組んだバイクに、新品で購入したものを取り付け、ずっと使ってきている。カラーはシンプルなアルマイト色。ジュラルミン合金であるので、純粋な銀白色でなく少し黄色みを帯びている。黄ばんでしまったわけではない。
ボトルやツールボトルがばい煙やらチェーンオイルが飛散したものやらで黒く汚れて落ちにくいということを皆さんも経験していることと思う(MTB乗りの人はまた別かな?)。当然、ケージの方にもそれら汚れは付着しているし、汚れたボトルの抜き差し、振動によってボトル類との摩擦が常に発生している。
そんなことの影響があってか、まる6年2万km弱使用しつづけた結果ワイヤーが摩耗した様子が上の写真である。汚いのは別として、ボトルと接する部分が平たくなり、地のジュラルミンが露出してしまっている。
これを高耐久!とみるか、けっこう摩耗しちゃうのね残念、と思うか。
まだまだイケるぜ!とみるか、そろそろ潮時かな、と考えるか。
人それぞれだと思うけれど、何もなければあと2万kmくらい平気なんじゃないかと自分は考えている。
けっこう長く使ったし、カーボンケージもいいな、と思っていたりもする。
しかし、飽きのこなさすぎるデザインが災いして、次に何が欲しいのかぜんぜん思い浮かばない。
あと2万km6年は言い過ぎかもしれないけど、まだまだ使いつづけると思う。
価格評価→★★★★★(価格としては中の下か下の上)
評 価→★★★★★(私はこのデザイン好きです)