購入価格 $26.06(AliExpress) 日本円で2900円くらい?
▼概要
アリエクで買った中華カーボンサドルなのですが,
セラリタリアのSLR とかスーパーフローとかに似ているでしょうか
とにかく中央にドでかく大穴が空いているモデルになります。
▼購入について
長らくfablicのLINE(画像一番左)を利用しており,サドル沼は抜け出したはずだったのですが・・・
最近150kmくらいでお尻に違和感を感じるようになったのでまた沼に戻ってきました。
本命は別のサドルなのですが,今回は戯れにフルカーボンサドルなるものを試してみた次第です。
▼重量とか質感について
見た目の通りのカーボンそのまんまで,ロゴなどは一切ありません。
ロゴや色付きのモデルも存在しているようです。
重量は商品ページには120gとありましたが実測は114gでした。
座面についてはカッチカチのカーボンです。
とりあえず取り付けてみて,押したりしてみたのですが「しなり」はほとんどありません。
▼乗ってみて,耐久性とか
カッチカチの座面な時点で,「本当にこんなので走って大丈夫なのか・・・」
という気持ちでいっぱいだったのですが,とりあえず近所の山まで往復40km走ってみました。
漕ぎ出しまでは不安しかなかったのですが,走ってみると意外と「普通」
確かに硬いのですが,レーパンのパッドもありますので大きな違和感はなかったです。
そうするウチに登坂に入るのですが,シッティングだとケツ筋がいつもの1.5倍ほど張る感じがします。
これはツルツルした座面でお尻の踏ん張りが必要だったせいかもしれません。(もちろん硬いのもあると思います)
ダンシングでは結構バイクを振るほうなのもありますが,想像通りとてつもなく軽快でした
気になる♂への圧迫感なのですが,大穴のおかげでまったくと言っていいほどありません。
思わず走りながらサドルの裏に手を回して確認してしまいました。
ちなみに当方は82kgある重量級なのですが,カーボンレールからのキシミ音などは今の所ありません。
結構力を入れてシナリがでないか確認してみたのですが,ビクともしなかったので耐久性については問題なさそうです。
▼改造してみる
40kmくらいだと,「まぁケツいてぇけど我慢できないほどではない」だったのですが
それ以上になるとちょっとヤバそうだったので改造してみることにしてみました。
用意したのは,ホームセンターで売っていた耐震パッドです。家電とかに敷くヤツですね。(900円)
これを座面に適当に合わせてカットします。
ついでに滑り止めに耐水のヤスリ(100円)を座る側に用意。
パッド事態が吸着するタイプなので,特に両面テープなどは必要ありませんでした。
(最初は着けてましたが,意味なかったです)
軽いのだけが取り柄のようなものなのに,重量増やしてどうすんだって感じですが
とりあえずこの状態で走ってみました。激坂の登坂を含む70kmです。
結果としては「成功」でした。
試走の40kmで感じたお尻の張りは発生せず(滑り止めのせいかも?)
激しい登坂でトルクかけたり,荒れた下りを走ったりしましたが,ほとんどお尻にダメージはなかったです。
耐震パッドってすごいですねぇ。他のコトにも使えるかもしれません。
難点があるとすれば,座る位置の微調整が必要なコトでしょうか。
極端にズラして乗ったりは難しくなりましたね。
▼総評
なんといっても安い!さすが中華!
あとは,やはり軽量なのがウリだと思うので,短いヒルクライムの決戦用って感じでしょうか。
(そんなレースに出ることはないと思いますが・・・)
私の体重によるところもあると思うので,軽い方だと常用もいけるのかもしれません。
思ったより遊べる買い物でした。
価格評価→★★★★☆(値段は安い&遊べる)
評 価→★★★☆☆(常用はお尻との相談)
<オプション>
年 式→ 2018?
カタログ重量→ 120g(実測重量 114g)