購入価格 ¥ 14,580
2018年03月26日に発売された、OGKアイウェアの新シリーズ。「日本人に最適化された装着感と高性能レンズ。」を謳っています。スペックシートを見ると、撥水コーティングや虹ムラ低減ハードコートのほか、両面撥水加工など「スタンダードモデル」という位置づけながら、不足を感じさせない充実感のある仕様。また、「従来品に比べて調光速度が大幅に向上」とのこと。
視野を狭めない単眼式のニューモデル、しかも調光機能付きアイウェアとしてはリーズナブルな価格設定。以前レビューした「コラッツァ2 フォトクロミック」が若干くたびれてきたこともあり、思わずAmazonでポチってしまいました。
デザインは非常にシンプルで、スッキリした印象。それなのに、よく見てみると意外に複雑なカーブを描くフレームに加えて、テンプルも思いのほか凝った意匠になっています。「スタンダードモデル」なのに、それを感じさせません。ゴテゴテ感のある「コラッツァ2 フォトクロミック」よりも、個人的には好感が持てるデザインです。また、テンプルパッドは色違いのオプションが用意されるそうなので、ウェアやフレームに合わせたコーディネートも楽しめそう。ケースから出して装着してみましたが、かけ心地も悪くありません。
この価格でこのデザイン・仕様に加えて、国内大手ブランドの安心感。これは、破格と言えるのでは無いでしょうか。
…なんですが、私は101PHを実践使用する前に返品しました。理由は上部フレームとノーズパッドの間に、縦のフレームが入っていること。視界を遮るものを極力排除しておきたい意図で単眼式を選んでいるのですが、この縦フレームがあることで実質2眼式になってしまっています。別に縦フレームが装着時に思いっきり視界を遮るかというと、そんなことは全然なく「気にしなければ気にならない程度」の些細なもの。なのですが、気にすると気になってしまって仕方ありません。
「そんなの購入前に気づいておけよ!」というお話ではあるのですが、製品写真(以下)からは上部フレームとノーズパッドの間に縦のフレームがあることは確認できませんでした。
http://www.ogkkabuto.co.jp/bicycle/assets_c/2018/01/101_wh_sm-thumb-450x380-14100.jpgアイウェアとしては「コストパフォーマンスに優れた良品である」と、間違いなく言えると思います。多くの方にオススメできる製品です。こんな些細な点を気にして「使わない」という選択をしてしまうのは、もったいないことこの上ありません。うわ、なんだか今になって「やっぱり返品なんてしなければよかったかも」という気持ちになってしまった…!
価格評価→★★★★★(このスペックでこの価格は破格。OGK商品開発陣に拍手!)
評 価→★★★☆☆(個人的なこだわりだけで、機能に何も不満はないのですが、商品写真で縦フレームが見えないのは大きなマイナスかと)