CBN Bike Product Review

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Wahoo ELEMNT BOLT


 
Mamont  2018-5-5 22:38
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Wahoo ELEMNT BOLT

購入価格 ¥32000 +¥6000(心拍計)くらい

基準となるガーミン520からSIGMA、ポラールと色々物色していたところ、
ワフーとか何やら怪しい製品を見つけました。
特にヘビーユーザーではありませんが、概ね機能も十分なようで、
メジャーどころのチームも使用しているということから大丈夫だろうと思い購入。
エアロマウントが気に入りました。
(どれほど空気抵抗を低減するかは体感できませんが。)

使用感はとてもいいです。
起動も早いと思います。
PCに接続しなくてもBluetoothからスマホ経由でストラーヴァに
自動的にアップしてくれます。 
道に迷ってもスマホでルートを作ればサクッと案内してくれます。
モニターは白黒ですが視認性は良好です。
地図も手抜きなしで何気にグッド!
モニターにAvスピードが出るので、ペースも掴みやすい(逆にプレッシャーだったり)。

とにかくわざわざPCに繋げなくてもログをアップできるというのは素晴らしい。
結局これかな。。。

価格評価→★★★★★
評   価→★★★★★
<オプション>
年   式→ 2018購入
カタログ重量→ 標準的な重さかと(実測60g)

 
PHILLY  2018-11-1 3:26
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Wahoo ELEMNT BOLT

購入価格 $250

以前アメリカに渡った際、GPS式サイクルコンピュータが欲しくなったのですが、
GARMINやLEZYNEなどは パソコンでのセットアップが必要になるので好ましくありません
(ノートPCを持ち込んでいなかったので)。
WahooのELEMNTシリーズなら、スマートフォン上で全てのセットアップが行えるという事を事前に知っていて、
PC要らずで非常に手軽なので 買うことにしました。


KICKR、TICKR、ELEMNT、RFLKTなど、Wahooは「E」を省略したネーミングを多用しますが、
さすがに頭文字を略すのは無理があったようですね。
「ELMNT」と表記するのも不自然なので、3つある「E」のうち2つは そのままになっています。


○ラインナップ
ELEMNTシリーズには、ベーシックモデルのELEMNT、一回り小さいELEMNT BOLT、
GPS機能を省いたELEMNT MINIがあります。
ELEMNT BOLT(以下 BOLT)ですが、ベーシックのELEMNT(以下 無印)に比べて
端末サイズ、画面、バッテリー容量が小さくなり、価格も¥7,800安くなります。
バッテリーも小さくなりますが、そもそもディスプレイの消費電力も若干減ると思われるので
有意な差は無いかもしれません。

ELEMNT無印は DHバー用の台座が標準で付属するので、TTバイクで使いたい人は
BOLTより無印のほうが良いでしょう。

僕としては、バイクに取り付けるサイクルコンピュータは なるべく小さいほうがありがたいので
BOLTを選んだ次第です。


BOLTがウリにしている特徴の1つが これです。BOLT専用のアウトフロントマウントに取り付けると、
本体と台座の曲面がツライチになり おしゃれに見えます。
別に これが為にBOLTを選んだ訳ではないのですが、空気抵抗が低減される形状を追求した、らしいです。

(至極くだらない事ですが、たまたまDEDAのバーテープを巻いていたので
"ELEMNT" BOLTの奥に DEDA "ELEMENTI"のロゴが写る、という偶然が起きました。)

この台座の曲面ですが、

パカッと外れます。壊したのではなく仕様です。
面白い事に、このパーツは 無くても問題無いレベルのものなので、はっきり言うと「飾り」です。
軽さにこだわる人は、外して使うのも良いでしょう。


台座をよく見ると、3時と9時の位置に 皿ねじが収まるかのようなザグリが設けてあります。
下部カバーが取り外せる事とあわせて考えると、もしかするとこれは
電動コンポのジャンクションを装着できる純正アダプターを作る布石なのかもしれません。
台座はプラスチック製なので、大型ライトやビデオカメラの重みに耐えられるようには見えません。
それをするには レックマウントのように金属で作る必要があるので、
やはり これはDi2/EPSのジャンクション台座を見越しているのでしょう。


○セットアップ

先述しましたが、ELEMNTの各種設定にPCは不要、スマートフォンの専用アプリケーションで行います。
GARMINやPOLAR、LEZYNEなどに触り慣れた人には違和感があるかもしれませんが、
これは「何でもかんでもスマホで操作しようとする」現代アメリカ人のスタイルに合わせた結果なのでしょう。
Wahoo自体、アメリカのメーカーですので。


スマホとのペアリングを済ませると、このような画面になります。
ELEMNTに限らず、Wahooのサイクルコンピュータは基本的にスマホありきの設計なので
ペアリングができないと 何も出来ません。


僕の場合、iPhone SEで問題なくペアリングができました。
スマートフォン側の条件として、Bluetooth Smartに対応している事が挙げられます。
ちょっと昔のBluetooth対応サイクルコンピュータでは、「Bluetooth4.0でもOK!」というものもありましたが、
おそらく そのようなスマホではペアリングが出来ないものと思われます。
海外のフォーラムで「ペアリングできねぇんだけど!?」というクレーム気味のレビューもあったらしいですが、
購入前に まずはスマホ側の条件をクリアしているか確認する事をオススメします。


ペアリングが無事に完了すると、スマホ側のアプリの「設定」タブが こうなります。
「ページをカスタマイズする」で 表示項目の変更、「センサー設定」で 各種センサーを直接スマホとペアリングできます。
たとえばケイデンスセンサーや心拍計は、スマホと直接 結びつける事も
ELEMNT側で ペアリング作業をする事も可能です。
ELEMNTとセンサー類をペアリングしたからといって、その状態のELEMNTをスマホと接続しても
センサーの接続が切断または変更される心配はありません。

「LEDとサウンド」については、BOLT本体上部にある7連LEDを どうやって光らせるか決めます(光らせないようにも出来ます)。
この7連LEDが、ELEMNTのナビゲーション機能において非常に役立つのですが、それは後ほど。
標準では、「速度」「パワー」「心拍数」に連動して点灯させられます。
7つのうち中央のLEDの点灯を「平均値」とし、平均を越えれば 光が右へ移動していき、
逆に平均を下回ると 左へ移動します。
速度の場合は あまりありがたみはありませんが、心拍計とリンクさせておけば
トレーニングの強度管理が容易になるでしょう。

下のほうに「マップ管理」というタブがあります。
これは、ELEMNT本体に保存されているマップデータを消したり 新たに取り込んだりする際に使用します。
デフォルトでは 世界中のマップが取り込まれた状態になっていますが、
容量を圧迫して ログを採れなくなってはいけないので 僕は日本とアメリカ以外は全て消してあります。

また、重要な事ですが、ファームウェアのアップデートも この画面で行います。
上のスクリーンショットは、まさにアップデート中の様子を撮ったものです。


マップとは別の、各種情報を表示する画面の設定です。僕は このような構成にしています。
バッテリー残量と時計が比較的 重要度が高く、気温は参考値として表示させています。
GPS精度ですが、普通に走っているあいだは1~2くらいで推移しますが
ビルやマンションに囲まれたり 屋内に入ったりすると4~5くらいにまで跳ね上がります。
こちらも参考値なので そこまで当てにはしませんが、画面表示の都合上 4項目だとバランスが悪い気がするので
5項目目として 割と有用そうなのを選びました。

この設定を反映した状態が、2つ上の画像の状態です。
部屋で撮ったので GPSの精度は最悪ですね。


GPSが測位できないと、表示は こうなります。
この状態でログを採り始めると、標高などのデータがバグってしまう事があるので
位置情報が正確に割り出されてからスタートしましょう。

端末の左側面には上下ボタンが備わっていて、これを押すと







というように、表示項目数を減らせます。
この操作は、スマホとペアリングしていなくても出来ます。

正直、いちばん下の1項目表示モードは要らないと思うのですが・・・。
2項目表示と字の大きさ ほぼ同じですし・・・。
まぁ、レース中の見間違いを防ぐためだと思っておきましょう。

また、この情報表示画面ですが

ヒルクライム時、周回トレーニング時、KICKRでのワークアウト時など、
シチュエーションに応じた表示内容を複数用意しておくことも可能です。
ここでは「NORMAL」以外全てOFFにしてありますが、ONにしたページは
ELEMNTの「ページ」ボタンを押すと 順番に切り替わっていきます。



○ナビゲーション

目的地までのルートを設定し、ナビゲーションを行う際の画面は こうなります。
黒い くさびの点線が、これから走るべきルートです。
上から2段目の左側が曲がる方向と交差点までの距離、右には道路の名前が表示されます。

この状態で 道路標識を見てみると、

確かに合っています。ブルーミントンというのは町の名前ですが、
ブルーミントンとはあまり関係ない町を通る道の名前でもあるようです。
「BLOOMINGTON」の文字数が多すぎて見切れていますが、名前がついている道路は
その名前も きっちり表示してくれるという訳ですね。

アメリカでは、都会の大通りから住宅街の(比較的)細い道まで、たいていの道路には名前がついています。
何故かというと、アメリカの建物の住所表記には必ず「面している道路の名前」が併記され、
名前の無い道路には郵便物が届けられないからです。
ニューヨーク・マンハッタンの「5番街」というのも、正確には「Fifth Avenue」という道路の名前です。
玄関から最寄りの道路まで それなりに距離がある家の場合、
道路に面した所にポストだけを設置し、「ポストの前の道路の名前」を住所に書く、というのは よくある話です。


とはいえ、このように 車道から分けられた自転車/歩行者専用道には名前がついていない事が多いので
単に「TURN LEFT」とだけ表示されます。

京都の上京から下京にかけても、アメリカと同様に どんなに細い路地であっても
名前がついている事が多いので、道路の名前つきで指示してくれる・・・と思うのですが未検証です。

先ほど少し触れた7連LEDの話ですが、交差点が近付くと



←←←←←スイーーーッ←←←←←
と LEDの光が流れていくように点滅します。
これが非常にありがたい。これを撮った時は真っ昼間だったので そうでもなかったものの、
夜間走行時など あまり画面を見てばかりいられないシチュエーションでは大助かりです。




1か所、ナビゲーションの道路名と実際の名前に相違がありました。
CEDAR Ave.と表示されていますが、実際は どちらの名前も異なります。
ここ以外で このような誤表示を見た事はないので、
これはELEMNT側の不具合ではなく、ELEMNTに取り込んだマップデータの誤植が原因だと思われます。
なので、マップデータそのものの更新も 定期的に行ったほうが良いのかもしれません。



今度は、わざと指示されたルートから外れてみました。

すると、7つのLED全てを真っ赤に光らせ、けたたましい音とともに「そっちじゃない!!」と訴えかけてきます。
なにこいつ かわいい。
しかし、ルートの再構築を行う機能はELEMNT自体には備わっていないので、
ルートを外れる直前の くさび点線の座標まで自力で戻らねばなりません。
ここが ひとつ、GARMINなどのGPS機器に劣る点でしょう。


○脱落防止
GARMIN EDGEや パイオニアのペダリングモニターには、
コンピュータが台座から抜け落ちた際に 落っこちるのを防ぐストラップが付属しています。
ELEMNTの場合、それに相当するアイテムとして

Locking Screwなる小ねじが付属します。


これは、ELEMNT本体と台座の両方に ねじが切ってあり、
これらを ねじで留めてしまう事により、落下防止ではなく
「そもそも台座から抜け落ちない」ようにする為のものです。

台座にヘリコイルを埋め込む理由ですが、ELEMNTを外す際に 1.5mmという極小サイズの六角レンチで緩めたねじを
そのまま落として失くしてしまうのを防ぐ効果があります。

つまり、「ELEMNTからは ねじが抜けているものの、台座のヘリコイルには掛かっている」状態を保っておけば
ねじが振動などで自然に落下する事もありませんし、
ELEMNTを取り付けたら ねじを奥まで締め切るだけでOKです。
1.5mmの六角レンチを財布にでも入れておけば、出先での着脱も自由にできます。

冒頭から5枚目の画像、よく見ると ねじが台座にだけ掛かった状態にしてあります。
このままで既に100kmほど走っていますが、ねじは全く緩んでいません。なかなか優秀です。


○ログ解析

スマホとELEMNTを接続すると、わずか数十秒ほどで 走行記録を全て吸い出してくれます。
また、ELEMNT Appは STRAVAや Ride with GPSのアカウントとの連携も可能で、
吸い出したログを その場でアップロードしていってくれます。
このあたりは、スマホならではの機能と言えますね。

これは、渡米時にBike Trail(サイクリングロード←和製英語)を30kmほど走った時の帰り道のログ13.24kmぶんです。
信じがたいかもしれませんが、この距離のうち 車道に出たのは わずか200m足らずです。
それ以外は 全てサイクリングロードの上でした。

このログですが、道程の大半は 地図上に存在しない道路扱いになっています。
サイクリングロードには、まだ整備されたばかりで 地図に載っていないところも多く、
そうした道を走る場合 事前にルートを引いておく事が出来ません。
まぁ それはWahooに限った事でもないですが。


こちらは Minneapolis市街地に出向いた時のログです。
この時は、全行程69.72kmのうち 車道に出たのは10km強くらいだったでしょうか。
こちらの場合、サイクリングロードのほとんどが 車道沿いを通っていたためか
普通にナビゲーションをしてくれました。
また、ビルの間や高架下などをバンバン走ったのですが
測定誤差は最大でも5m程度におさまっていました。



こちらは帰国後に採ったログです。
友人の家を午前3時に出発し、山科→大津を経て堅田まで北上、橋の上で何故か撮影会が始まり、
途中峠を越えてから国道367号線を一気に下って市内に入ったところで流れ解散し午前8時前に帰宅、
しかも それを月曜日の朝にやるという 鬼畜の朝練だったのですが、それは置いといて。

四条通のビル街・アーケード街での電波の錯乱が なかなか酷かったです(MAX10m以上)、
それ以外のところでは概ね良好でした。
安いGPS機器にありがちな、峠道で軌跡がジグザグに飛びまくる現象も全く観測できません。
もちろん、道の脇が切り立った崖になっているようなところでは 3mほどの誤差が数か所ありましたが。

橋の上に いくつか紺色の印が付いています。
ELEMNT自体の現在位置がGPS的に不動になった時、「ピ↘ロ↘リン♪」という音を鳴らしてログを中断するのですが、
手動で「停止」ボタンを押したあとで 再開し忘れると GPSの軌跡が飛び飛びになり、
測定誤差も非常に大きくなります。
紺色のフラッグは全て、それが為にログが途切れたゾーンを表します。


○まとめ
まだ買ってから日が浅いですが、
際立って悪いところは見当たらない、良いサイクルコンピュータだと思います(今のところは)。
最近、GARMINに対抗しているつもりで あまり勝てていないGPS系コンピュータが沢山出てきていますが、
BOLTは たとえばEDGE520や820と比較しても レースやロングライド用コンピュータとして
じゅうぶん検討に値する存在だと思っています。
レックマウントやK-EDGEからも ELEMNTに対応した台座が続々と出てきているので、
ELEMNTユーザーが もっと増えるといいですね。

まだ100km以上のライドでのテストをしていないので、いずれ そちらも調べてみます。



P.S 琵琶湖行きの朝練は、最初から橋の上で写真を撮るのが目的だったらしいのですが、飽きたので二度とやりません。


価格評価→★★★★★
評   価→★★★★★
 
PHILLY  2019-3-21 13:24
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Wahoo ELEMNT BOLT

ELEMNT BOLTを更に使い込んだ結果 色々と分かった事があるので追記します。
現在、ログ管理はELEMNT AppとRide with GPSで行っており、それと絡めて書いていきます。

○アップデート
前回レビューを投稿した6日後に、ファームウェアのアップデートがありました。


「け」

この時のアップデートですが、パイオニアのパワーセンサーとの同期に関するものだったようで
アップデート前後で 特に変化はありませんでした。

・パワーセンサーとの同期時、ベクトル表示モードに勝手に移行してしまうバグを修正
・パワーセンサー較正モードを勝手に終了してしまうバグを修正

アップデート内容は以上2点です。
前回 書き忘れていた事として、
ELEMNT/ELEMNT BOLTは パイオニアのパワーセンサーを接続する事で
ペダリングトルクをベクトル表示させられる様になります。
パイオニア純正外の社外製コンピュータで、あの矢印画面を出せるのは ELEMNT系だけです。
パイオニアとWahooが協力し合っているからこそ為せる業ですね。


その前のアプデは10月1日です。ログが残っていました。
最下段に「日本語翻訳のアップデート」とありますが、
たしかに 購入当初のカタコト感が幾分かマシになっています。
実は 買ったばかりの頃、電源ボタンを長押しすると
「乗りますか? はい or いいえ」
という謎の2択を迫られて おおいに困惑した事があったのです。
もう乗らないからと「いいえ」を選択しても、

このメッセージの原文は 恐らく「Ride Off?」なので そのまま元の画面に戻されます。うぜぇ。
あまりに鬱陶しいので、日本語化せずに使用する方法を探しましたが
どうやらペアリングするスマートフォンの言語に紐付けられているらしく
このアップデートを待つほかありませんでした。

ペダリングモニターとの互換性が確立されたのも このアプデの時らしいです。

注目すべきは3行目、
「3~4時間でGPSが落ちるバグを修正」のところです。
というのも、以前 ネット上の別サイトのレビューで
「100km以上走り続けると GPSがまともに機能しなくなる」といった記事を見かけた事があるのです。
当該記事には現在「修正されました」と追記がされているので、問題は解決した模様です。
現に、前回レビューで挙げた早朝5時間ライドの際にも これといって問題は起こりませんでした。


○Wi-fi設定

ELEMNTアプリの「設定」タブの画面には、Wi-fi接続設定の項目があります。
これは、スマートフォン側ではなくて
ELEMNTそのものを直接インターネットに繋げる為の設定です。


マップ表示画面から ルートボタンを押すと、ルート一覧が現れます。
そこから同期ボタンを押すだけで、


自分のWahooアカウントと


Ride with GPSにアクセスして、作成・保存したルートをダウンロードしてきてくれます。
この間、ELEMNT BOLTとスマホはBluetoothをオフにしているので、
ELEMNT単機でWi-fiに接続している事になります。
ビワイチ、淀川の河川敷、鯖街道往復山岳コースなど 色々なルートをRide with GPSで作成しており、
わざわざ ELEMNTに転送する手順を踏むことなく それらを全て自動で取り込んでくれます。

以前、ELEMNTのマップデータを どうしてもダウンロードできない、というトラブルを耳にした事があります。
ELEMNTとWi-fiルータの接続が よろしくなく、
スマホアプリからWi-fi設定を解除すると改善した、という話でした。

Wi-fiルータには、クライアント側のアドレスを登録しないと接続を受け付けないものがあり、
そうしたルータは Wi-fi設定画面からSSIDを選んでパスコードを入力するだけでは使えません。


○道路名の表記
以前レビューした時点では、単なるロガーとしてのみの使用だったので
Ride with GPSで簡単なルートを引いてみました。


道路の名前を出してくれました!
読みにくいですが「麩屋町通に入る」と表示されています。
一方通行の 大して広いとも言えない道なのですが、ちゃんと登録されていました。


情報が多い!!
烏丸通/国道367号線と併記されています。
少なくとも地元の人間であれば ○○通りの呼称の方が通じやすいですが、
そうでなければ ○○号線呼びの方が良いのかもしれません。

それにしても、アルファベット表記よりも 日本語表記の方が細かく表示できるのは変わっています。


↑字数オーバー


○GPS精度


先ほどの交差点でのログです。
まわりを建物で囲われていると やはり こうなります。


次の交差点。
建物との距離が近いと、完全にめり込みます。


大通りだと遮蔽物が少ないので、誤差も少なくなります。


こちらは京見峠。
右側を走行したり、連続コーナーを アウト・イン・アウトで走った事になっていますが もちろん そんな事はありません。
京見峠は 1車線のエリアが長いので、道路上に留めてもらえるだけマシだと思います。


が、生い茂る森林には勝てなかったようです。


○標高と走行距離の算定基準
ELEMNT無印とBOLTは 現在地の標高を表示させる機能があります。


これは先ほどの京見峠アタックの際のログです。
山頂に着いたと同時にログを切ったので、下降0mとなっています。

ひとつ気になっているのが、ELEMNTの標高表示の基準です。
気圧から概算しているのか、もしくはGPS測位に頼っているのか。

答えは知っているので 結論から言うと、ELEMNTは コンピュータ側もスマホ側も、気圧基準で標高を割り出しています。

上の標高グラフ、起動直後には なぜか気圧計が作動しておらず(BOLTの画面上でも標高---mと表示される)、
測定不能として扱われています。
しばらくしてから気圧計が仕事を始めますが、もし仮に アプリ側で地図に対応した標高データを持っているのなら、
ログを抽出した時点で 気圧計の記録とGPSの走行ラインを照らし合わせて
標高不明のゾーンを埋め合わせる処理が為されても良いはずです。
実際には そうはなっていないので、ELEMNTは GPSでは標高を測っておらず、
地図に重ね合わせる標高データも持っていない、という事になります。

しかし、気圧計に頼った標高計算というのは ある種のリスクを伴います。
走っている最中に気圧の大幅な変動が起こった場合、実際の獲得標高と ELEMNT上での獲得標高に乖離が生じるからです。

そこで、ひとつ実験をしてみました。


ジップロックにELEMNT BOLTを閉じ込め、密閉して 袋を握りしめます。
こうすると、袋の中の気圧が上がり BOLTは「標高が下がった」と勘違いを起こすはずです。


実際にログを録りました。
海抜-113mという ありえない数字になっています。
袋を加圧する直前の値は120m弱となっていますが、平時であれば80mくらいで安定するところ
この日は低気圧が接近していたので 実際の標高よりも高く表示されています。

次に、このログを Ride with GPSに転送します。
(実際は、 Ride with GPSへの転送はアプリへの吸い出しと同時に自動で行われています)


獲得標高は0mでした。
Ride with GPSの標高の算定基準は 地図に対応した標高データだという事です。
何を分かり切ったことを、と言われそうですが

ELEMNTが記録した標高データも ちゃんと転送されているのです。

つまり、ELEMNTの申告による獲得標高は 受け取りはするものの信用はしておらず、
より確からしい基準に基づいて Ride with GPS内で再度 計算を行っているわけです。

これが、僕がRide with GPSを使う理由です。


続いて、走行距離の算定について。
Ride with GPSの画面では「Distance 0.0km」と表記されているので 分かりにくいものの、
その次のスクリーンショットを見ると分かるように 40mほど走った事になっているのです。
この 袋にぎにぎは、部屋の中で GPS的には不動の状態で行っているので
1mたりとも動くはずはないのに、最高時速7.8kmとまで記録されています。

ここで、ELEMNT Appを見返してみます。


最高速度はゼロです。マップ上では 軌跡が荒ぶってはいるものの、
ELEMNTは「動いていない」と判断したわけです。
3つ前の画像を見返してもらえれば分かりますが、
「最高点213mで 最低点-113m」と記録されてはいますが 獲得標高は表示されません
(獲得標高を隠すコマンドがある訳でもありません)。

つまり、ELEMNTは GPS測位で どれくらいの誤差が現れるのかを把握していて、
今回の実験で生じたレベルの揺らぎであれば「移動無し」と判別できるようにしてあるんですね。


なので、部屋の中で2時間放置したとしても 動いていない判定されるため
移動距離はゼロのままです。

この処理は どうやらELEMNTのアプリ内で完結しているらしく、


Ride with GPS上では こうなります。
「これくらいの誤差なら移動量ゼロとみなす」といった処理内容が伝達されず、
荒ぶりまくった軌跡と 誤った測位から算出された移動速度だけが転送された結果
最高時速27.4kmで 900mも移動した事になっています。
もしくは、BOLTが勝手に部屋中を滑走していた可能性もありますが 後者の可能性は低そうです。

距離の算出は、Ride with GPSに依らず ELEMNT Appで見た方が信頼できる。
これが、僕がRide with GPSとELEMNT Appを併用している理由です。


※登山界隈で有名なPCソフトに「カシミール3D」というものがあり、
国土地理院発行の1/25,000地形図を用いたルート作成が可能なのですが
別で用意された標高データをインストールしないと 標高の断面図を作れません。
今回のレビューは その事を思い出しました。


○まとめ
厳密な運用には ややコツが要りますが、
精度的な不満も 使い勝手の悪さも感じないので 良い買い物だったと思っています。
土砂降りの雨の中でも何度か使用しましたが、タッチパネルの無いコンピュータって使いやすいですね。
この7ヶ月間 毎日のように使っていて バグや不安定さを感じた事は一度もなく、
モノクロ表示さえ許容できるならば 胸を張って薦められるGPSです。


価格評価→★★★★★
評  価→★★★★★
 
PHILLY  2019-3-23 21:07
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Wahoo ELEMNT BOLT

さらに追記します。
今回は、スピードセンサーについて検証しました。

よくあるWeb上の記事などでは「より正確に測位したければ スピードセンサーを接続すると良し!」という記述が散見されます。
が、実際のところ 本当にスピードセンサーひとつで ログが変わったりするものでしょうか?



とりあえず、Wahoo純正のスピードセンサーを買ってきました。
Garminと同じ、ハブ胴に巻きつける方式のセンサーなので スポークマグネットとタイラップが要りません。
手軽な方式である反面、盗難には弱いので 駐輪の際は外した方が良いでしょう。


このスピードセンサー、実走する前に あらかじめ調べておきました。
GPSが測位できない環境下では、ロードバイクの23Cタイヤの周長であれば
時速4km台なかばくらいで計測を打ち切ります。
この時は、自宅の玄関を出る直前に GPS測位できていない状況下でホイールを回し、
コンピュータ側の計測値で4.8km/hを割ったのと同時に「停車」とみなしてストップがかかりました。
自転車に乗っていて、4km/hで走るシチュエーションが全く想像できないので まあ問題ないかと思います。



○検証その1 - 速度計算の優先順位
さっそくスピードセンサーを取り付けて走ってみたところ、
信号待ちで完全に停車している状態からの再加速の時、
スピードセンサー無しと有りで ELEMNTの画面が「再開しました」に変わるまでの時間、
すなわち 再び動き出したとELEMNTが検知するまでのタイムラグに差がないように感じるのです。

という事は、走行中に スピードセンサーはあまり仕事をしていないのでは?と思い
条件を変更する事にしました。


コルサEVOチューブラーの周長は実測2,122mmだったので、


ELEMNT App上から設定画面を開き、
タイヤ周長を1,061mmに変更しました。14インチ小径車並みです。
実際の周長の きっかり半分の数値なので、これにより たとえ時速50kmまで頑張って踏もうとも
画面上には25km/hとしか表示されなくなります。

丸太町通りを西へ走っている最中、向かい風が強かったのもあって
独力では時速36kmくらいが頭打ちだと判明したので、
嵐山に向かう道中で変更すれば それ以降は絶対に20km/hを超えないはずです。

画面上に表示される速度は、GPS基準のものと センサー基準のもの、どちらなのかをハッキリさせるための検証です。


↑このログ、最後に30km/hを超えたところの直前でタイヤ周長を弄っています。
これ以前は、地形にかかわらず 20~30km/hをキープしていたところ
周長を半分にして以降は 16km/hで頭打ちになっています。
変更直後の一瞬だけ31km/hを観測しましたが、これは ただのノイズです。

最後の登り区間、ログでは10km/h以下の超スローペースで進んでいる事になっていますが
僕の早歩きのペースが7~9km/hくらいになる(多分)ので、
それと同等の速度で あえぎながら走っている訳です。あり得ません。

以上、記録される/画面に表示される速度は、GPS測位の結果に依らず
スピードセンサーの計測を100%信用している事が分かりました。


スタート時に、場所によっては 復帰が遅れる現象については、
①単に ガーミン式のスピードセンサーは スタートが遅いだけなのか、
②停車/発車時だけは GPSを基準にしているのか、の どちらかになります。
これは、②の可能性を否定できる検証結果が得られたので 紹介します。


○トンネル内での振る舞い

清滝トンネルに やってきました。
この実験のために 嵐山まで来たようなものです。
(関東の方には通じにくいかもしれません。ごめんなさい)

まずは1本目。普通に入って普通に走り抜けます。


これはWahooに限った事でもないですが、トンネル内ではGPSが届かないので
トンネルを抜けた瞬間に測位し直し、入口と出口を直線で結んでしまします。


↑その際のスピードログ
入口で速度がゼロになってしまい、出口に着いた時には25km/hに達しているので
「この間に何があったかは分からんから とりあえず漸次的に加速した事にしといたろ」という内部処理が働き、
トンネル内で等加速度運動をした事にされます。
当然、トンネル内では一切ブレーキを掛けていないので時速30~40kmで推移しているはずですが
そんな事をGPSが把握できるはずもありません。


続いて、いったん接続を切ってあったスピードセンサーを再接続し、
同じトンネルに 同じ方向から進入しました。


計測は中断されません。
かすかなスピードの緩急も残さず拾っています。

この時点で、前項最後のところに書いた
「②停車/発車時だけは GPSを基準にしている」説は誤りである事が決まりました。
GPS的には トンネルへの進入=停車なので、
GPSの判断が優先されるならば トンネル入口で一瞬だけでも計測が途切れているはずです。
実際は そんな事はなく、
「GPS測位の結果に依らず、スピードセンサーが走っている判定を下せば そちらを採用する」と推測できます。

単純に、マグネットを用いないハブ巻きセンサーは ラグが大きいというだけのようです。


次は、トンネル内でスピードセンサーを使わなかった場合に起こる
標高計測バグ。


トンネルに入った瞬間、標高が一気に10m弱下がっています。
これに関しては当初、ベルヌーイの定理による大気圧の低下をELEMNTが誤認したのだと思っていましたが、
もちろん そんなわけはなく


反対側からトンネルに入った時には 逆に数値が跳ね上がる事の説明がつきません。

これは単に、
①トンネルに入り、GPSが届かなくなる
②ELEMNTが停車したと判断
 ↑この時点で、標高の計測もストップ
③トンネルから出てGPSが再起動
④同時に標高の計測も再開する
⑤しかし、トンネル内の気圧変動ログを採っていない
⑥仕方ないので、出口地点の標高で トンネル内の標高を均しておく
という処理が為されているだけです。

このトンネル、入口と出口で標高が7m違うのです(南のほうが高い)。
なので、南行きのログでは 獲得標高が7mになるはずなのに
実際のログでは4mしか観測されていません。
しかも、この4mというのは 計測開始地点から入口までの区間と
出口から計測終了地点までの区間の数値なので
トンネル内の純粋な獲得標高はゼロです。

トンネルに入った瞬間に7m上昇した事には出来ない(斜度計算がバグる)ようになっているのでしょう。

そこで、スピードセンサーの出番です。


↑スピードセンサー有りのトンネル内ログの、標高推移グラフです。
スピードセンサーが 走行を検知している限りは ELEMNT側も停車している判定ができないので、
標高データを採り続けてくれるのです。
標高差が11mあるのは、厳密な入口⇔出口間の記録ではなく
その手前と後の空走区間が含まれているからです。
先ほどの値、トンネル内落差7m+空走区間の数値4m=11mとなるので、計算も合っています。


つまり、トンネル内をはじめとする GPSが届かない場所でも正確なログを残したい場合、
スピードセンサーが必須になるわけです。


「獲得標高データはRide with GPSで見たらええんとちゃうんかい、
一昨日と言ってる事が違うやないか」と言われそうですが、
Ride with GPSには 罠があります。


Ride with GPSを使用して、トンネル内の南行き走行ルートを引きました。
獲得標高が 実際の3倍に相当する22mと表示されていますが、
これは このトンネルに与えられた標高データが、トンネル内のものではなく
トンネルが通っている山の斜面上の数値だからです。


↑図にすると こんな感じ

こうなる原因として考えられるのは、トンネルを迂回する道路の存在です。
Ride with GPSの画面でも分かりますが、迂回路とトンネルが重なっているポイントがありますよね。

恐らく、地図上に重ねる標高データというのは 道路ごとに個別に設定できるものではなくて、
1つの座標に1個のデータしか置けないのかもしれません。
山肌の標高をトンネル内の標高に合わせるのは無理があるので、このような結果になっているのです。
(迂回路の更に上を嵐山高雄パークウェイが通っていますが、
パークウェイと迂回路が交差する地点の標高も同じ数値が出ました)


では実際に 別の道路と交差しないトンネルでは どうなるのかというと


斜面上の標高を考慮する必要がないので、トンネル内の標高が そのまま反映されています。


○走行距離の算出
冒頭3枚目の画像を見てみると、走行距離は9.3kmとなっています。
僕は今まで、「スピードは画面に表示されるだけで、
走行距離はGPS測位で求めている」と思っていました。


その時走った道が何kmになるのか、ルートを引いて確認したところ、10.1kmと出ました。
実測値と合っていません。

これの原因は、道中でタイヤ周長を弄ったからに他なりませんが、
という事は 距離の算定基準はGPSではなく スピードセンサーの記録という事になります。

スタート地点からタイヤ周長を変更した位置までの距離(A点)に、
A点から計測終了地点までの距離の半分を足すと
概ねログ通りの距離になりました。

つまり、スピードセンサーをペアリングし続けている限りは
距離も速度も GPS準拠にはならない、という訳です。
なるほど、勉強になりました。


○まとめ
GPS式コンピュータを使う上では、スピードセンサーを併用した方が高精度になる、という説は
やはり間違っていませんでした。
ガーミン式のスピードセンサーも初めて使用したので、この手のセンサーの癖というか 動作上の特徴も掴めた気がします。

結論としては、精度面では やはりマグネット式の従来型センサーに勝るもの無し!
以上!

・・・ただ、センサーをタイラップで留める方式が個人的に そもそも苦手なので
やはり このWahoo純正センサーを使い続ける予感が・・・。

価格評価→★★★★★
評  価→★★★★★
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