TNI エボリューションライトハブ
購入価格 ¥7,000
TNIお得意の肉抜き軽量化加工が施されたフロントハブ。 =================== 穴数設定 16/18/20/24/28/32H カタログ重量 60g =================== というスペック。 シマノハブと比べると少々割高ですが、シンプルな構造による軽さとメンテナンス性の両立、そしてシマノやカンパには無い穴数設定の多さはとても好印象。
ベアリングは接触式の深溝シールド。傷んだらさっさと打ち換えて修理出来る潔いシンプル設計で、ベアリングの打ち換えを自分で出来る人なら、ある意味カップコーン式のハブよりメンテが楽で早いと思います。しかも基本的にメンテフリー(せいぜい汚れを拭き取る程度)なので維持も楽。
クイックを抜いてハブ軸(?)を指でつまんで回すとトロっした何とも言えない艶めかしい感触がしますが、それはダストカバーが回っているだけ。カバー内のOリングが滑っている感触のせいで、気持ちいいと勘違いさせられているだけだ。(笑) ダストカバーを外して直接軸を回すと、しっかりしたベアリングのシールドとベアリングを圧入した際の与圧のお陰で回転は少々渋め。回転が重いと言われるシマノハブといい勝負かちょっと重いぐらいに感じます。逆に言えば、強固なシールドのお陰で内部にまでゴミが侵入する可能性は少ないと思います。実際、2年程ノーメンテで使ってみましたが何のトラブルもありません。 どうしても回転を軽くしたいのであれば、非接触シールドベアリングに打ち換えればいいのですが、乗っている限り違いは分からない程度ですし、メンテフリー性が犠牲になる事を考えるとノーマルのままの方が良いかと。個人的には指で触ってどうかというのは正直どーでもいいし、実際走らせてみた限りでは良く回る部類のハブだと思っています。
入手性は割といい方だと思いますが、タイミングが悪いと代理店(トライスポーツ様)や各店舗で、在庫切れが発生している時がある。日本全国の自転車店が製作・販売するオリジナル手組ホイールでこのハブを採用している例を多く見掛けるため、取り合い状態になっているのではないかと個人的には思っています。 入手ルートとタイミングによっては、下手すると半年待ちぐらい(^^;
とはいえ、取り合いになるのが納得ってぐらいには高品質でコスパが良いハブです。 特に穴数が少ないハブは選択肢が少ないので有難い存在です。
価格評価→★★☆☆☆(シマノと比べてしまうとどうしても...。) 評 価→★★★★☆(シンプルで良いハブです。しかし、上には上が居るので☆4で。) <オプション> 年 式→ カタログ重量→60g
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