購入価格 ¥ 95000(消費税、送料含む)ベラチ(注文から納品まで約2週間)
シマノWH-RS-21からの買い替え。
故に感想は大いに良い点ばかりです。
ちなみに今まで使用したことのあるホイールは
・WH-R500
・レーシング3
・WH-7900C24
などです。
よく「ギア2枚分軽い」という表現がありますが、元が元だけにギア3枚どころか「インナーだと思ったらアウターだった」ぐらい違いました。
RS-21(1870g)+シュワルベワン(200gx2)+ビットリアラテックス(80gx2)で2430gから
キシリウムプロ(1420g)+イクシオンプロ(250gx2)+シーラント(30gx2)で1980gと500g近く軽くなれば大違いですが。
走行感の軽さは言わずもがなですが、チューブレスの乗り心地の快適さが際立ちます。
体重、車重からマビックの推奨空気圧は前後5.3ですが、フワフワするのではなくシッカリとしながら路面のボコボコをいなしてくれる感じです。
マビックの(ハッチンソン)タイヤ自体のレビューが少ないですが、いいも悪いも特筆するところもなく及第点ではないかと思います。
先日ラファのライドイベントでグラベルを70kmほど走りましたが、パンクもしなかったので丈夫そうです。
従来の方式ではなくインスタントドライブ360というハブですが、DTスイスのスターラチェットと同じ形式のようでメンテナンスは簡単そうです。
RS-21だと信号などで停止した後や、一旦脚を抜いた後などでギアのかかりが1テンポ間を置く感じでしたが、インスタだとタイムラグが無いと思いました。
クリテリウムなどで使用するとその恩恵に預かれるのではないでしょうか。
ラチェット音は結構します。そして馴染むまでの間、押し歩きするとクランクも供回りしたりもします。
ただフリーボディがアルミなので、現在1000km弱ですがスプロケットが噛んだ跡が少し出ています。リペアパーツがあるので消耗するのは仕方ないのかもしれません。
USTチューブレスですが、本当に素手で付け外しできます。ちょっと指の腹が痛くはなりますが。
フロアポンプでもビードは上がりますが、せっけん水を付けるなりco2ボンベを使うなりすればより簡単に上がります。ハンドポンプでは少し厳しいかもしれません。
あくまでチューブレス「レディ」なのでシーラントは必須です。シーラント無しだと一晩で1~2barは抜けますが、入れておけばブチルチューブ並みに保持できます。
チューブレスバルブはUST専用のマビック製ですがリアの出しろが少なく、ポンプのヘッドによってはかかりが浅いかもしれません。バルブの径も若干細いので、私はエクステンダで延長しました。
先日点検のためにショップで診てもらいましたが(海外通販でも診ていただけるショップがあるのです)ベラチから届いた時点でほんの少しの振れとセンターずれがあったようです。が、最近のマビックの検品が良いのか、ベラチで点検してくれているのかは不明です。
国内価格で購入してもちゃんと点検されているかどうか分からないご時世、ベラチの方が安心できるのかもしれません。
「1本だけスポークが黄色いのがカッコいい!」という動機でキシエリではなくプロの方を買いましたが、価格以上に満足しています。
価格評価→★★★★★(国内価格でも高いとは思いませんが‥)
評 価→★★★★☆(チューブレスの手間が慣れるまでは億劫)
<オプション>
年 式→ 2018
カタログ重量→ 1420g