購入価格 ¥ 2,091(3年前のAmazon価格、執筆時点では¥ 1,639)
【まとめ】
フルフェンダー用全自動点滅尾灯。手間要らずで被視認性が高いので、通勤通学を始めフルフェンダーを装備した全ての自転車に向いている。
(但し、輪行には向いていない)
【購入動機】
ツーリング仕様のシクロクロス車を通勤に使っていますが、テールランプの電池切れや点け忘れが割と多く、手間の掛からない物を探していました。
普通のシティサイクル用では発光部分が小さく被視認性に不安がありましたが、本商品はスケルトン構造と2個のLEDによりケース全体が光るので被視認性が高いと思い、購入に至りました。
【所見】
フェンダーに接する部分がブラック、他は無色クリア、後面のリフレクターはクリアレッドのプラスチックで成型されています。
構造そのものはシティサイクルに良く有るソーラー点滅ランプと同じです。
異なるのはリフレクターの裏にもLEDがあり、暗所で振動があるとクリア成型のケース全体が赤く点滅するという点です。
取説によると 直射日光の2時間充電で6時間の連続使用が可能との事。
【インプレ】
私の使っているフェンダーはリフレクター用の穴が無いので、錐とドリルを使って開けました。
(少し右向きになったけど、後続車は右後ろに居るので結果オーライ)
明るさセンサーの感度は良く、薄暗くなったら点滅し始めます。振動が無くなれば20秒程で消灯(実測23秒)。
帰宅途中に同じ物を付けている高校生の自転車を見掛けましたが、輝度は高くないものの光る面積(体積?)が大きい為、暗闇では良く見えていました。
※カメラの都合でオレンジに写っていますが、実際には赤色です。
取り付けて3年で電池表面が腐食して点かなくなりました。
雨天走行はほとんど無く、にわか雨に数回(各10分程度)当たったぐらいですし、取り付け位置からしても浸水によるものでは無さそうです。
交換用のニッケル水素ボタン電池 GP40BVH もAmazonで売っているので、それに交換して直りました。
(商品名は「BRIDGESTONE(ブリヂストン) ソーラーテール用充電池」)
その際、電池表面にデュラグリスを薄く塗って腐食防止を試みていますが、結果が出るのは3年後です(笑)
【総評】
点滅のみな上、フルフェンダーが前提なので使える自転車が限定されるのが欠点でしょうか(ブルベの規定には適合していません)。
しかし、取り付けが難しい訳でも無く、取り付けた後は操作も充電も要らずに作動するので、夜間走行を頻繁に行う人には便利だと思います。
リフレクターも付いているので、万一の電池切れでも最低限の役割を果たすのも良い所です。
(道交法では、自転車の夜間走行には後部に反射板もしくは尾灯が必要となっています)
シティサイクル用ですが、ランドナーやスポルティーフ等に使うのもアリだと思います。
価格評価→★★★★★(日常生活の範囲でなら手間要らず)
評 価→★★★★☆(フルフェンダーでないと使えない)
<オプション>
年 式→2014年11月購入
カタログ重量→ g(実測重量 g)