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Phenix Outlastアンダーシャツ Heavy wt. Crew


 
Xenon  2018-1-11 19:33
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Phenix Outlastアンダーシャツ Heavy wt. Crew
購入価格 ¥6,000円くらい(地元の登山系アウトドアショップ)

 アウトドアウェア、特に、スキー・スノボ用のウェアメーカーであるPhenixによる、アウトドア用のインナーウェアです。
 Outlast(アウトラスト)という高機能繊維を採用しており、メーカーサイト等を見ると、高い温度調節機能があることが、前面に押し出されています。

●製品概要
 Outlastという繊維素材は、化学繊維の中にパラフィンワックスを封入したマイクロカプセルが練り込まれているのが特徴です。
 このワックスが、周辺の温度に応じて融解・凝固する時の放熱・吸熱を利用し、ウェアが触れる皮膚の表面温度を32±1℃前後に保つように調整されたのが、Outlast繊維の特性のようです。

 ま、私の説明だと、どうも眉唾な感じになりますので(^^;)、詳細は、繊維素材メーカーのホームページの説明を見て頂いた方が良いでしょう。
http://www.outlast-japan.com/technology/index.html

 繊維の成分としては、ポリエステル86%、ポリプロピレン12%、ポリウレタン2%で、化繊系インナーウェアの位置づけになります。
 Phenixの製品グレードとしては、Mid Wt.とHeavy Wt.の2種類があり、生地の厚いHeavy Wt.の方が、より低温の条件で使用する事を想定されています。
 私が現在、現役装備として保有しているのは、低温季用のHeavy Wt.です(過去には、Mid Wt.も保有)。

 Heavy Wt.は、生地の厚さがモンベルのジオラインM.W. とほぼ同じ程度になっています。
 Mid Wt.は、ジオラインのL.W. のような薄手の製品になりますが、価格が少々高いため、私はモンベルのジオラインL.W. に置き換えています。

●着用感
 体にフィットする程度に伸縮する、柔らかい着心地のウェアです。使い方としては、モンベルのジオラインとほぼ同じと考えて頂いて良いでしょう。
 なお、アウトドア用のウェアなので、自転車用のアンダーウェアと比べると、ゆったりした(特に、袖はだぶついた感じの)着心地になります。

 また、汗の発散を考えているのか、風通しが結構良いため、自転車で使用すると、ウインドブレーカー等のアウターを併用しない場合、走行中に冷気がスースー通るのを感じます。
 あくまでも「インナーウェア」なので、外気に晒すような使い方は避けた方が良いでしょう。

●温度調節機能について
 温度調節機能としては、低温期における体温保持機能は、なかなかのものです。

 北海道で秋季(10月頭頃)に開催された400kmブルベに持ち込んだとき、深夜早朝に気温が5℃前後まで落ちた時は、走り始めてから5分ほどは寒かったものの、その後は急に暖かくなり、冷えを気にせず走ることができました。
 (非保水メッシュインナー+ジオラインL.W.+本製品+ゴアテックスのジャケットの組み合わせで使用)

 その後、地元の早春季のブルベで、深夜に氷点下まで落ちた事がありましたが、同じ装備構成で使用し、行動中は寒さを感じることがありませんでした。

 行動を停止しても汗冷えは感じませんが、休憩終了後、再び走り始める時には、やはり数分間は寒さに耐える必要があります。
 温度保持性能としては、同じアウトドア用のインナーウェアとして考えると、私の体感ではジオラインのM.W.以上で、EXP.と同等の温かさになると思われます。

 なお、メーカーのホームページでは、暑い季節にも冷却効果が期待できるような記述がありますが、自転車で使う場合、冷却方向については期待しない方が良いでしょう。
 私が試した限り、薄手のMid. Wtでも、高温季の自転車では単に厚着となって暑いだけになり、あまり良い事はありません。

 このインナーウェアは、あくまでも「登山・アウトドア用」なので、夏の登山で高山に行くなど、天候や風の強さ、昼夜の違いで体感温度がコロコロ変わるような条件ならば、非常に有効な装備です。
 自転車だと、平野〜低山程度の、常に暑い場所を走ったりしますので、ウェアの温度調節能力を越えてしまうのかもしれません。

●まとめ
 Outlastという高機能繊維を使用した、登山・アウトドア用のインナーウェアで、特にHeavy Wt.は高い温度調節効果を持っています。
 低温期においては、モンベルのジオライン等のアウトドア用インナー同様、高機能な化繊系インナーとして活躍してくれるでしょう。

 レイヤリングの選択にもよりますが、私の経験上、Heavy Wt.は-5〜10℃くらいの気温に対応できると思います。

 暑い季節にも冷却効果が期待できる、という部分については、自転車で使用している限り、実感した事はありません(そもそも、Heavy Wt. は低温期対応のウェアだったりする)。
 晩秋〜早春までの、低温期に着用するものとして使用した方が良いでしょう。

 なお、Phenix製品は、「アウトドアウェア」として製造されているため、対応温度範囲のターゲットを山間部〜高山に設定している可能性があります。
 最近はワークウェアでも、このOutlast繊維を使用したウェアが出ているようなので、そちらも試してみたいものです。

価格評価→★★☆☆☆(←アウトドア用の同等製品群の中でも、ちょっと高価なグループになる)
評   価→★★★★★(←低温期の温度調節性能は凄い。私の場合、寒いのは動き始めの数分だけだ)


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