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この冬は12月からいきなり真冬で、指先が~、ですが、「熱めの湯」で何とか耐えています。
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=15523&forum=106&post_id=26910#forumpost26910これでマイナス7℃程度までならどうにか大丈夫ですが、さらに快適になる方法はないものか?
そこで、ナイロン布でウインドブレイク・グローブカバー(笑)を作ってみました。
冬の低山歩きで使おうかと思ったものの、全く使う気配がない10数年前?のユニクロの防風ナイロンパンツ。これを処分する前に流用します。完全に思いつきの衝動的犯行。裾をバサッと切って、そこから作成します。
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バサッと切った裾に入っているコード状のゴム芯はそのまま残します。嵌めるときに分厚いグローブの指先でつかみ易そうな気がしたもので。で、まず、待ち針を刺して大雑把な形状を決めます。パールイズミの真冬用グローブにこれを嵌めて、待ち針の位置を調整します。少し大きめの輪郭で刺します。
待ち針に沿ってミシンで軽く仮縫いし、着用して緩みを確認してから、今度は仮縫いより内側を適宜狙って本縫いを行います。こんな風になりました。
はさみで切ってこんな風に。これを裏返せばあっという間に出来上がり。
パールイズミの真冬用グローブがこれ。
できたヤツを嵌めるとこんな感じ。
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さてさて使用感。昨年末の最終週の水木金の早朝、マイナス6~7℃環境で使ってみましたが、効果は想像以上。次の画像のmontbellのウインドシェル(20年ほど前の山用)の流用では全く効果がないので、ペラペラのナイロンカバーには期待していなかったのですが、結局のところ、4本指をまとめるだけで効果が一気に高まるようです。
しかし、さすがに4本指をまとめてしまうとブレーキブラケットの握りの自由度が低く、ちょっと窮屈です。しかも単なるナイロン生地なので、ブレーキブラケット以外を握ると、滑りやすい!掌の置き方にも気を使う必要があります。これは要注意。危険と言っても良いかも知れません。初めて使ったときは、滑りやすいのでヘンな力を入れてしまい、ちょっと疲れてしまいました。2回目にはすっかり慣れてしまいましたが。なお、変速や、ブラケットを握った時のブレーキングでは問題ありません。
・・・で、ことのついでに、製作したカバーの中、4本指先の表側に相当する場所に、つま先用カイロを貼り付けて使ってみたところ・・・
おおーっ、暖かい!こ、これならマイナス10℃も楽勝だぜぃ!!
パッと見、カイロが入っているのがわからず、もっさり感もほとんど増大しません。
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というわけで厳冬期を乗り切る光明が見えたのでした。
ただし、ナイロンで滑りやすいのは何とかしたいところではあります。(いつ何とかするんだか・・・)
(※お試しになる方におかれましては、ナイロンで作ると滑りやすいので、手が滑ってハンドルから墜落しないよう、くれぐれも気を付けてください!!)
価格評価→★★★★★
評 価→★★★☆☆
年 式→2017