購入価格 ¥9,000ぐらい (近所のショップにて)
◆はじめに◆
購入は2016年12月末です。
過去に100km以上走ると親指の付け根が痛くなることが多くありました。走り始めた当初はMTB用SPDシューズでソールが柔らかく、ロード用SPD-SLシューズに変えてからは痛みは随分と減りました。
この痛みはソールの剛性(柔らかさ)が原因かと考えいたため、カーボンインソールのソールスターの存在は非常に興味のあるものでした。
ソールスターがモデルチェンジを行い廉価版のツアーというモデルが出ることを聞き、欲しいサイズをショップにて予約。
念のため受け取り時にシューズを持ち込んでサイズを最終確認をし購入しました。一応各メーカーのシューズサイズとソールスターのインソールとのサイズ比較表があり見せていただきました。
当方の使用するノースウェーブはワンサイズ大きめが推薦サイズとのことでした。シューズサイズ43、インソールサイズ44です。
◆見た目◆
表面はハイグリップな素材が張り合わされています。
裏面にはカーボンがチラリと。
つま先から親指の付け根、踵の部分以外は成型されたカーボンソールが入っているます。
カーボンが無い部分はクッション厚紙のような素材?がはさまれています。
ショップの方には「接着剤が水に弱く、最悪は剥がれてくるかも」と説明を受けました。
◆インプレ◆
シューズへの挿入は結構キツく、はじめは慎重に入れました。
履いてみて若干シューズがきつくなりました。これは購入時にはシューズと使用しているソックスを履いて確認したほうが良いかと思われます。特に冬用の厚手のソックスは要注意!!
取り外し時はシューズの土踏まずあたりをぐいぐい押して、インソールを浮かせてシューズから抜く方法がいいそうです。
無理に引き抜くと破損させる恐れがあるとのこと。
インソール表面のグリップはなかなか強く、RxLソックスの滑り止めと合わせて最強な組み合わせ。
クッション性はちゃんとあり、歩行可能モデルということか拇指球から小指球のあたりは剛性を落としてあるようで難なく歩行も可能です。
土踏まずから踵にかけてこれだけ盛り上がっている。
この部分のホールド感はかなりあります。
さて実走に関してですが、「走る際に、土踏まずに違和感を感じることがありますが、いきなり全快で走らずにしばらくは慣らしてください。」と説明を受けました。といっても普段からゆるポタなので特に心配することはありませんが。
走り出すと確かに足の裏にぐいぐい押される違和感を感じます。が走り終わるころには慣れたのか違和感は消えていました。
数回目のライドの頃には走り出すとにから違和感は感じませんでした。
肝心の痛みの方ですが、親指の付け根が痛くなることは1年使用して1度出たぐらい。
膝痛はソールスター使用前と後では確かに減ったがゼロではないです。こればかりはそのときのペダリングに問題があるのだと思います。
まぁ減ったということは多少なりともペダリングに影響を与えているのだろうと・・・
◆気になる点◆
導入当初あった違和感を感じられなくなった訳で、逆にインソール自体がヘタってきているのではないかという疑問がある。
一年使用した写真がこちら。
指の形がクッキリと!一番目の写真と比べると新品結構クッションがあることがわかります。
また、ジューズにインソールを入れたままだと、どちらも変な癖が付きそうなので時々シューズから取り外すようにしています。
何度か雨天ライドなどで使用してしまったが、今のところ接着剤が剥がれてきてはいない。濡らしてしまった時はシューズから取り外して乾燥させるようにしています。
◆総評◆
足の裏の痛みは出なくなり、膝痛は減ったので効果は出ていると思っている。
表面のグリップが抜群にいいので、どちらかというとここ一番で踏み込みたいレース向きなアイテムかと。
でも、インソールというのはオカルトグッズな気が若干しないでもない・・・
価格評価→★★★☆☆(上位モデルはもっと高い)
評 価→★★★★☆(痛み減ったので)