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こちらでご紹介した、2年余りの使用で黄ばんでしまった100均 2LEDライト。
「100均 2LEDライトの防眩対策」
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=15485&forum=106&post_id=26844#forumpost26844ただ捨てるのは忍びない。
関係ない話だが、自宅のインターホン、十数年使用してカメラのカバーが曇り、画像がものすごくぼやけている。
磨くなりして何とかしたいのだが、失敗すると家族の顰蹙を買うので(だって一応見えるんだから)躊躇していた矢先。
100均ライトは実験台に抜擢されました。
まず#600で磨きます。
結構サクサク磨けて、濁った汁が出る。(変な意味は無いぞ)
次に#1200。
賢明な方は、この間にもう1~2ステップ入れるんだろうが、手元にないので。
ここで分かったことは、先の番手と違う方向に磨くこと。
そうすると、先の番手の傷が残っているかどうかが一目瞭然。
実は、全部同じ方向に磨いて、最後の仕上げで#600の磨き傷が残っていることが発覚し、やり直したからそう言える。
それと、これだけ番手が飛ぶと、先の番手と同じ時間かそれ以上磨かないといけない。
少しずつ番手を上げるほうが、やっぱり賢明。
次に#2000。
少ーし向こうが透けて見える。
そうそう、若狭箸の研ぎ出し体験で教わったのだが、同じサンドペーパーで擦り続けると、砥粒が丸まって上の番手並みに緻密な研磨面になるらしい。
えーっ?ペーパーケチってるんじゃないの?なんてことを言ってはいけません。
次は…
この白い塊はメラミンスポンジ。
この段階まで来ると、くるくる弧を描くように磨く。
磨く向きを変えたところで、先の傷も今の傷も肉眼で見えないし。
メラミンスポンジは、100均で棒状のものを買ってきて、必要なサイズに切って使っている。
鋏で切ると刃が多少痛むので、お気に入りの鋏は使わずにカッターナイフで切る。
因みに、メラミンスポンジもサンドペーパ同様、磨いている内に鈍ってくるから、そこそこで取り換えるか、研磨面を削ぎ落すのがよい。
この段階で照明が映り込むほどには綺麗になる。
そして仕上げは、
金属磨きでおなじみの、
TOP > ケミカル関連 > 日本磨料 ピカール液
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=11125&forum=83こちらでも3つ目の投稿で塗装面に使用されているから、プラスティックでも行けるはず。
試しにメーカーのFAQを見ると、
http://www.pikal.co.jp/faq「適しているもの:…プラスチック類」
と、プラスティックに使うのはメーカーお墨付き。
「適さないもの:塗装・コーティング、…」
えぇー?!
製品のラベルにも同じこと書いてあります。
いずれにしても溶剤に灯油を使っているので、プラスティック全部OKってことはなさそう。
今回の経験からPS(100均ライト。多分)とPC(インターフォン。多分)は大丈夫そう。
内側も綿棒にピカール付けて磨く。
研磨面はもうピカピカのツルツル。
研磨自体は成功したといえる。
そして試験点灯。
だめっす。
霧の中でライト点けてるみたいに、プラスティックに光芒が映っています。
そういえば、霧も出ていない街中でフォグ点けてる車を見ますが、対向車に迷惑というよりも、恥ずかしいのでやめましょう。
「フォグ」って「霧」だからね。
これで深層まで曇って(黄ばんで)いることが判明。
この後諦めきれずに、厚みの半分ぐらいまで棒やすりで削り込んでから再度磨いたけど、だめでした。
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100均ライトでの失敗を踏まえて、インターフォンのカバーを磨いてみた。
こちらはさすがに、屋外使用(当たり前か)を前提に真面目に作られているので、同じ方法で磨いて大成功。
来訪者の顔が確認できるっていいね。
大満足っす。
価格評価→★★★★★(買い足したものは無い)
評 価→★★★☆☆(結局失敗に終わったが、練習台としては成功)