購入価格 ¥8,800 + 税 (店舗)
◆はじめに◆
いよいよTOPEAKからも6L、10Lと2タイプの大型サドルバッグが発売され、最近になって15Lがラインナップに加わりました。
TIMBUK2 SONOMA SEAT PACK(5L)とORTLIEB サドルバッグL(2.7L)を使い分けていましたが、泊りのツーリングや雨具が必要な場合、容量不足を感じていました。
そこで15Lという大容量で、1万を下回る手ごろな値段、サドルバッグの定番TOPEAKブランドということで選びました。
◆見た目◆
6L、10Lモデルと違い、15Lモデルは黒一色。シンプルといえばシンプルですが・・・
バッグの底部、サイド部にはプラシートのようなものが入っていて型崩れを防ぎます。
ベルトの位置も荷が後下がりになりにくくなるように取り付けられています。
サドル部のベルト、シートポストのバックルはしっかりした生地と滑りにくい素材が使われています。
ベルトのバックルはこのような形。使いやすいです。
ショックコード付属。スペースが大きいので使い勝手は良さそう。
全体の見た目が地味なので、コードだけカラフルなものに変えてるのも面白そう。
テールライトのクリップホルダー。CATEYEのクリップも問題なく取り付け可。
メーカー商品サイトにはきちんと書かれていませんが、インナーバッグが付属します。
サイトにある「バッグ内の空気を抜くことができるエアーリリースボタン」というのはインナーバッグのことです。サドルバッグ自体には存在しません。
6L、10Lも同様です。
◆インプレ◆
まだ実際に走行では使用していませんのでパッキングのインプレのみになります。
輪行袋、エンド金具、輪行時のハーフパンツと上着、クリートカバー、雨具を入れても十分に余裕はあります。流石は15Lといったところです。
インナーバッグのエア抜き弁はワンウェイ構造になっているようで、しっかりとコンプレッションできます。
ただし、サドルバッグとインナーバッグは余裕があるので、パッキングには工夫が必要かもしれません。
インナーバッグは継目にシールが施されています。
◆気になる点◆
・防水性
防水性能10,000mmというのは、インナーバッグ併用での仕様と思われます。
メーカー商品サイトには「防水構造のバッグ本体は、泥や雨滴などから荷物を守ります。」と書かれていますので、ある程度は本体も耐えられそうです。
バッグ本体の縫い目にはシール処理は見られません。
試しに濡らしてみました。
最初は水玉をコロコロと弾いていましたが、水量を増やすと表面にべたっと広がりました。
中のほうは染みていませんでしたが、長時間の雨天走行では縫い目から染みこんでくるかと思われます。
短い時間の通り雨や小雨程度なら問題はなさそう。
濡れて困るものはインナーバッグへ入れるのがベターです。
・大容量の15L
大きすぎて荷が少ないときにコンプレッションが掛かりづらく不安定になりそう。
またベルトが長いので、後輪に巻き込まれないように巻いて縛るなど注意が必要です。
◆総評◆
大手メーカー製で1万円以下で15Lの大容量のサドルバッグ。
後発ということもあって、ここが大事という所がしっかりと押さえられている印象を受けます。
価格評価→★★★★★(他メーカーよりも安い。耐久性に期待。)
評 価→★★★★★(安価だが信頼できる大手メーカーのバッグ。)
<オプション>
年 式→2017年