CBN Bike Product Review



今週のピックアップ


Continental GP 4000S II

Oakley Jawbreaker Prizm

Shimano 105 5800

rh+ Logo EVO Jacket

Shimano Ultegra R8000

CAT EYE VOLT400
サイスポ2018年4月号

弱虫ペダル 54

南鎌倉高校女子自転車部10

TOP >  サドル > 

SPECIALIZED S-WORKS POWER ARC


 
baru  2017-10-19 22:07
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
SPECIALIZED S-WORKS POWER ARC
購入価格 ¥24300 (なるしま)

SPECIALIZEDのロード用サドル。流行したPOWERサドルの後継製品です。一番上のグレードであるS-WORKSのレビューとなります。


■購入動機
春ごろから、周りの仲間が多く使っていることからもPOWERサドルが気になっていました。一度、またがらせてもらうと中々良い感じ。

そして9月。箱根ヒルクライムを前にして、少しでも自転車を軽量化させようとしたときに購入候補に挙がってきたのが本製品でした。従来のPOWERサドルも十分に軽量ですが、新バージョンのARCは141gと更に20gも軽くなっているとのこと。

神宮の「なるしまフレンド」に赴き、SPECIALIZEDのフィッティングプログラムを実施。提示されたのはTOUPEだったのですが、それを無視してPOWER ARCを購入しました。ただ、サドルの幅(2種類から選択)は、提示された143mmのものを採用しました。


■製品概要
実測重量は133g。カラーは、ブラック・レッドの2種類。サドルの幅は、143mmと155mmの2種類から選択可能です。

レールは、カーボンレールを採用。対応したシートポストでないとクランプ出来ません。

サドル後部にはネジ穴が設けられていますが、ボトルケージを付けられるアタッチメントなどが付くそうです。


■使用感
SCOTT FOILに取り付けて使用。主な使用シーンは、レースとヒルクライムです。

(1) 重量

気になる重量ですが、公称重量の141gを8gも下回る133gでした。カーボンレールとはいえ、結構クッションも多めに入っているのでこの軽さには驚きです。やはりサイズの小ささが効いているということ?

目的の一つであった軽量化は十分に達成できました。27000円でこれだけ軽量化が出来るというのは、中々のコストパフォーマンスではないでしょうか。

(2) 取付
角型のカーボンレールであるため、対応しているシートクランプを使う必要があります。Foilのシートクランプは2種類存在しており、カーボンレール用のものを使用して取り付けました。


サドルの角度の設定は中々悩みました。まずは基本の設定ということで、水平に設定。しかし、これはしっくり来ず。やや前下がりの設定にしたところ、しっくり来ました。いつもはやや前上がりの設定にしているので、少し不思議な感じ。

サドルの前後位置は、いつものALIANTEと後部位置をほぼ同じになるように設定しています。

(3) 快適性
軽さの割にパッドは豊富です。このサドルでは、100㎞程度までしか乗っていませんが、十分な快適性があると感じました。ただ、私の場合は大体100㎞くらいまでなら、どんなサドルでも特に問題は出ないのですが……。

(4) パフォーマンス
このサドルの最大の売りは、ノーズ部分が短く細くなっていること。これにより、ペダリング時にレーパンとサドルが擦れることがなくなり、結果的に足が回しやすくなるというわけです。確か、元全日本王者の某氏が雑誌で言っていたことですが、

 「ビッグプーリーやらセラミックBBの抵抗よりも、
  サドルとレーパンの間の摩擦抵抗の方がずっと大きいと思いますよ。」

という意見もあるので、これだけでも結構なパフォーマンスの向上に繋がりそうです。

もう一点、気になったのが「ドロップ(下ハン)ポジションをキープしやすい」という点。かなり凹凸の激しいラウンド形状であるALIANTEからの乗り換えという影響もありそうですが、前述の脚の回しやすさも相まって、いつまでも下ハンドルを握っていられる感じがします。穴あきサドルであることにより会陰部の圧迫も少なめ。表面の生地もかなり滑りづらく、ポジションのキープに一役買っています。このサドルに変えてから、下ハンドルを握っている時間は確実に増えました。

一方で、アップライトな姿勢にはあまり向きません。これはサドルの角度や相性にも依るのでしょうが。

現在はパワーメーターを使っていないので出力ベースでのパフォーマンス向上について書くことは出来ないのですが、平地での10.7kmをほぼ全力で走ってみた結果、約35秒早くなっていました。装備の違いはサドルとヘルメットなので、ヘルメット側の影響もありそうです。ただ、ドロップポジションの時間が増えたことによる空気抵抗の削減があったことは間違いないと思います。

ヒルクライムについては、昨年よりはタイムが向上しましたが、このサドルの効果であるかは不明です。

(5) 見た目
本当はブラックが欲しかったのですが、大人気のため在庫僅少。手に入ったのはレッドでした。スペシャらしい、朱色に近い赤です。最初は見慣れませんでしたが、今は気に入っています。

ノーズが短いので、横からの見た目には若干の違和感がいまだにあります。


■まとめ
非常に軽量で、下ハンドルを持ったポジションを維持しやすいサドル。使った人の多くが絶賛するのは不思議に思っていましたが、競技的な乗り方でのアドバンテージは私レベルでも感じ取れました。

一方、ロングライドに向くかは疑問です。穴あきサドルなので、会陰部以外への圧力は増えます。また、私は骨盤を前傾させた乗り方が苦手のようで、深めの前傾で長距離(と言っても、400~600km)を走ると膝を痛めてしまうことが経験的に分かっています。よって、ロングライドへの採用予定はありません。


価格評価→★★★★☆(費用対効果としては申し分ない)
評   価→★★★★☆(レース用として満足)
<オプション>
年   式→2017
カタログ重量→ 141g(実測重量 133g)

この商品を探すAmazon, Rakuten, Wiggle, CRC, Bellati, PBK, Tweeks, Evans





Selle SMP Composit Brooks England B17 Imperial Selle San Marco Rolls Selle Italia Iron Tekno Flow








価格凍結!スイスの老舗ベラチスポーツ



新着レビュー


shimano RP5  (シューズ)  2018-2-23 0:53  piyo
NITTO UI-25EX  (ステム)  2018-2-19 1:28  _Thermit
Oture 携帯ポンプ  (携帯ポンプ)  2018-2-11 23:34  baru
Zefal Z-Hoze  (空気圧ゲージ)  2018-2-11 22:29  Xenon
ライト考  (JOKE)  2018-2-9 19:24  saejii








CBN Bike Product Review:サイクルベース名無し は自転車レビューサイトです
自転車に関係のある様々な事物についてお気軽にご投稿下さい
当サイト内の全ての画像および文章の無断転載を禁じます
All right reserved. Posts and articles are property of their respective authors and cannot be redistributed without written permission.

© 2007-2017 CBN Bike Product Review