購入価格 ¥894(CBあさひ)
【まとめ】
ペダル軸の6角穴に固定するケイデンス用マグネット。
突き出し長さは6・10・14mmの3種類あり、8ないし6mmのヘキサレンチ用の穴があればスマートに固定できる。
【購入動機】
ケイデンスを測るにはクランクにマグネットを取り付けなければならないのですが、落下防止用のタイラップが表に見えて不格好です。
また、クランク裏側が肉抜きされていると取り付け場所も制限されます。
この問題に対し、先人はペダル軸にネオジム磁石を付けるというアイデアを編み出しました。
スピードメーター・GPS > ネオジム磁石
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=6371&forum=85本品はそれをもう一歩進めて、磁石が付かないチタンシャフト等にも使えるように商品化した物と言えます。
(反面、6角穴が無いと取り付けられなくなりましたが)
【所見・インプレ】
まず、購入時の注意点としてペダル軸の6角穴のサイズと、長さの選択があります。
6角穴はさておき、長さの方はクランク裏面ではなくペダル軸の端面からになるので、軸が引っ込んでいる物は
注意が必要です。尚、8㎜穴用の6㎜と10mmは形状が変わり、フランジが付いたようなのでクランク面からの長さになるようです。
上:トライスポーツホームページより転載
私が購入したのは6㎜穴の長さ6㎜で重さは2g。
構造はシンプルで、6角穴に6角の板を合わせ、本体を回すと捻じ込まれてOリングが穴に密着する仕組みです。
手回しで一杯まで締めたら、側面の切り欠きに9mmスパナを掛けて45~90°ほど増し締めします。
チェーンステーとは5mm、センサーとは4mm隙間がありますが正常に拾っています。
(クランク先端の黄色は自分で貼った反射シールです)
外観については画像の通りで、ペダル軸の裏に付くので外側からは全く見えません。
尚、ネオジム磁石を付けるのは試していないので、どちらが良いのかは判りません。
【総評】
長所
・チタンシャフト等、ペダル軸に磁石が付かなくても取り付け出来る。
・取り外す際、レンチで緩めれば楽に取れる。
(ネオジムはペダル自体にくっ付いてしまっている)
・磁力は強くは無いので砂鉄を拾い難い。
短所
・ペダル軸に8か6㎜の6角穴が無いと取り付けられない。
・センサーまで極端に近かったり遠かったりすると使えない。
・輪行でペダルを外す際には9㎜レンチが必要になる。
(ネオジムでも付け方によっては苦労しそうですが・・・)
・Oリングの劣化で落ちる可能性がある(取説では2年で交換を奨励している)
とりあえず、こちらの方が整備性は良さそうです。
価格評価→★★★★☆(モノによってはネオジム磁石の方が安い)
評 価→★★★★★(条件が合えば)
<オプション>
年 式→
カタログ重量→ g(実測重量 2g)