購入価格 ¥756(50g)
(以下AZのチラシから抜粋)
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レース用に最適な本格極圧グリース
品質安定性の高いベース油を使用し、極圧剤と防錆剤を有効に配合しました。摩擦面に極圧膜が生成されることにより、摩擦抵抗を抑え、過酷な環境下でも滑らかな走行が長時間持続します。
使用温度範囲 -30~+200℃
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このグリスを初めて開けたとき驚きました。
なんか良い匂いがする(笑)。
「品質安定性の高いベース油」+良い匂いということで基油はエステル油じゃないかしら?
・・・ということは潤滑性に関してはそれなりに期待できますね。勿論断定はできませんけれど。
使用温度範囲からして増ちょう剤はウレア系でしょう。多分。
触った感じ、粘度はまあ自転車用グリスでない一般的な汎用グリースよりは高いですね。同社製BGR-003とはほぼ同じ。
ちょう度は2号にしては少し硬い方。主観ですがちょうど良い感じ(ちょう度だけに)。
極圧剤は含まれていますが、説明文の通り摩擦抵抗軽減に貢献している様です。
グリスについて調べているとよく「自転車のハブに極圧剤は必要か?」といった疑問に懊悩している方をよく見かけますが、(極圧剤の種類にもよりますが)一応それなりに意味はあるみたいですね。
高温にも対応していることもメリットでしょう。
例えば軽快車のリアブレーキは摩擦を引き起こすドラムがリアハブに直結していますが、酷使するとかなり温度が上昇します。
以前峠をダウンヒルしたママチャリのローラーブレーキに水をかけている動画を観たのですが、一瞬で蒸発していました。
その様な高温下ではシャーシグリースなら明らかに分離しますし、リチウムグリースでも怪しい。そんな時でもBGR-006なら安心!という訳です。
ディスクブレーキ対応のホイールはどうなんでしょうね?そこまで高温になるのでしょうか?
気になる方は是非ダウンヒル後に水をぶっかけてみて下さい。
ホイールに使ってみた感じ、まあ、特に変化は・・・無いです。
潤滑性は優れている様なので恐らく認識出来ない範囲で良くなっているのでしょう。
何よりAZが出している自転車用グリスということで安心して使えるのが良いですね。
価格評価→★★★★☆(ちょっと高いけど成分を考えたら妥当かな)
評 価→★★★★★(唯一無二の純正キラー)