購入価格 ¥0
kazaneさんの投稿に触発されて(亀ですが)行ってきました。
阪神間平野部からは、kazaneさんのようにR173に沿って大阪側からアプローチするのが普通なんだと思いますが、私の場合、途中の一庫ダムでなんだか終わった気になるので、敢えて反対側の猪名川沿いルートで上ってみました。
根が計画性のないたちなので、気まぐれに余計な峠を迂回しながら、猪名川町の杉生交差点にあるコンビニで昼食を調達…
閉店してるやん!
長いこと来てなかったから。
結局ここからはらがたわ峠までコンビニはおろかスーパーも無いという。
奥猪名健康の郷から県道12号を外れて篭坊温泉に抜ける小さな峠へ。
この時点で既に、脚アガッてます。日ごろの怠慢が白日の下に。
峠を抜ける間、出会った車は1台。交通量の少なさをいいことに、ジグザグにくねくね走って勾配を薄めます。
やっぱり、もう1~2段ローギヤが欲しい。
下りきったところが篭坊温泉(入口)
念のため付け加えると、少し西に下るとちゃんとした温泉がありますが、この辺りに温泉地の雰囲気は全くありません。
何度かここを車で走っているので、あと少しで、ほぼ平坦な道で天王まで到着う!
というイメージとは裏腹に、くたびれた脚には立派に上り坂。しかもそんなに近くありません。
そんな疲れを癒してくれるのが、関西の奥入瀬とも呼ばれる渓流。
すみません。嘘です。
思いつきで言ってしまいました。
そして、どうにかこうにか天王に辿り着いて国道沿いで一休み。
気を取り直して、おしゃれなカフェが数軒立ち並ぶところを抜けると、すぐにお目当てのはらがたわ峠。
証拠写真。
夏場なら小鳥のさえずり、秋なら虫の声に包まれそうな、いい雰囲気です。
(振り返ると、すぐそこにカフェが見えてるんですが)
あー厳しかった、と思って帰ってからGoogle Mapで調べると、寄り道しすぎたせいで、登りトータルの標高差が六甲山登るより大きかった。
しんどいわけだわ。
そして、さあ下り!
と思いきや、浮き砂、石ころ、落ち葉や小枝、凍結対策の粗い舗装とフルコースで、全然飛ばせません。
その分、眺めを楽しみながら下りました。
しばらく下って、新道に分岐する三差路。
篭坊温泉からそうでしたが、一日中陽が当たらないようなところには、まだ雪が残っていました。
この写真では、陽が当たっているところにも残っていますが、気にしなくて結構です。
ここから下は舗装がきれいな上、交通量も少ないので、快調にダウンヒルが楽しめます。
結局、お昼ご飯はR173栗栖交差点の「NOSE BOX」(ノーズボックスではなく能勢ボックス)で調達し、少し先の道の駅 能勢(くりの郷)の東屋でありつきました。
道の駅で調達すればよかった気もしますが、計画性ないので。
ここから1.2km下って下田交差点から脇道へ。
R173はここからトンネルの連続ですが、小心者にはトンネルが無く交通量も少ないこちらがお勧めです。(小心者が言うので間違いありません)
一部区間を除き、ほぼほぼR173を使わずに、龍化渓谷を経て一庫ダムに辿り着くことができます。
----------
ちなみに「はらがたわ」、初めて見たときは「腸(はらわた)が?」と驚きましたが、どうせ「原ヶ峠(たわ)」だろうと思って調べてみると、諸説あるみたいです。
興味のある方は調べてみてください。
価格評価→★★★★☆(お昼ご飯は早めに調達しておきましょう)
評 価→★★★☆☆(自分の脚には厳しかった)