購入価格 ¥4,380(税込 amazon)
ホイール手組は全く初心者なため、テンションメーターは必須と考えてPark Tool TM-1を購入するつもりでいた。購入直前にamazonで最後に確認のため検索掛けたところこちらの商品を発見した。見たところ、TM-1と動作原理は同じで、ここまでいろいろとネットでの評価を読んでいてPWTは割と使えるメーカーと認識していたので、だいぶんお安いこちらを購入することにした。今記事を書くために検索したところ、PWT公式サイトでは3,510円で売ってましたね(泣)。まあ5,000円までは送料550円かかるのでそんなに違いはないか。
テンションの具体的な値を知るためには、このメーターで得られる数値を、スポークごとの換算表にあてはめる必要があります。このメーターのマニュアルと換算表はこちらです。
http://gigaplus.makeshop.jp/power888/STM-GUIDE-VER2.pdf今回、後輪は2.0mmのプレーンなスポークを用いたので、この表でテンションを知ることができましたが、前輪はcnSPOKE Aero474を選んでいて、これは1.5*2.3というエアロ形状になっています。が、換算表にはありません。
これは、目盛部分を拡大したものですが、2.0のプレーンスポークの場合だと、目盛48が41kgF、目盛59が170kgFとなります。目盛上ほんの1cmぐらいで、「テンション弱すぎるだろう」から、「あかんあかん切れてしまう」、まで移動してしまうわけです。というわけで換算表に載っていないスポークについては、当たり前ですがテンション強度を測るのが難しいです。最終的にはTM-1の換算表と突き合わせて、それなりの推定値を出してみましたが、あまりあてにはならないという感じです。ちなみにTM-1の換算表はこちらです。
http://www.parktool.com/assets/doc/product/TM-1_conv-table.pdfただ、同じスポークであれば、ばらつきを見るのには問題ないので、ないよりはあった方が絶対によいと思います。
また、最初にホイール組みをする場合で、使用スポークが決まっているのであれば、換算表にそのスポークが載っているメーターを選択する方がよいかと思います。将来載っていないスポークを使う場合は、まあその時また考えるということで。
価格評価→★★★★★(安いと思います)
評 価→★★★☆☆(換算表を充実してほしい)