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広島県呉市にある737mの単独峰です。
日本の夜景100選に選ばれている夜景の素晴らしい山。
ぶっちゃけ言えば昼の方が絶景です。展望台は元々旧日本軍の砲台跡で、360度パノラマの
絶景が広がります。
デートスポットなんて言われていますが、自○の名所であり、例の事件の通り…色々な事件が
絶えない…展望台に行くまではとにかく薄暗くて陰惨な道のりでもあります。途中に人毛が
大量に落ちていたり、身元不明の自○者の情報を求める県警の立て看板があったり(今は
撤去されています)。
さておきプロフィールですが、西側の正方向(焼山町の「峠」からスタート)からの登坂だけ
述べると、平均斜度は6.5%程度、総距離は6km程度。
前半がきつく中盤が緩め、最後にまたきつくなるという、大きな緩急のある登坂になります。
きつい部分は10~12%超が延々と続くので結構きついです。
平均斜度こそ低いですが、8~10%のきつめの山を二つ登っている感覚。
[ここからスタート]
特に前半部分はコンクリート敷きで路面状況がかなり悪く、タイヤを取られないように注意が
必要です。狭い道を飛ばしてくる対向四輪もよくいます。
ちなみにコンクリ敷きの理由は弾薬を運ぶための線路があったからです。
こんな斜度登れるのか疑問ですが登れたんでしょう。
広島にはこういった戦争遺構が数多くあります。普段何気なく利用しているものが軍事遺構だったり。
太平洋戦争時には市全体が基地か要塞かというくらいの凄まじい軍都だったので。(近年色々な資料が
見つかってきて、かなり本格的な軍都だったことが詳細に分かってきました。原爆で消失したり、
敗戦時に焼却したり隠したりしたので日本側の資料は実はあまり残っていないんです)
私自身、灰ヶ峰に登ってからこういったことに興味を持つようになりました。
[コンクリ敷きの路面が難物(ここはまだ綺麗な区間)]
とにかく登りきれば驚くほどの絶景にありつけます。
[絶景を伝えきれませんが、呉市街がジオラマみたいに見える]
注意点は、
1. 水分補給ができないので事前に確保しておくこと。
2. 標高+鬱蒼とした木々でとにかく寒いのでウインドブレーカー必須。
れっきとした山なので、天候が急に変わることもあります。
3. ダウンヒルに注意。コンクリ路面で周囲の自転車乗りがよく転倒しています。どうしてもブレー
キを掛けっぱなしになるのでカーボンクリンチャー禁止。
といった感じです。
裏(広の方向)から下りたことは多々ありますが登ったことはないのできつさはわかりません。
多少ダラダラと登っていく感じになると思われます。裏の道は細くて荒れており、今の季節は特に
蛇が多いので注意です。
評 価→★★★★☆ 道が陰鬱なところでマイナス