購入価格: ¥494(税込)
標準価格: ¥720(税込)
『このアーレンキーの2mmは、FD-5801の調整ボルトを回すのに便利』
■ E-Tools アーレンキー 2mmを入手
E-tools アーレンキーは、T字型のグリップを採用しており、サイズは2〜10mmまでラインアップされている。また、長い方のアーレンキーがボールポイントレンチになっているタイプもある。ちなみに、E-toolsは武田産業の工具の自社ブランドだ。
E-tools アーレンキー 2mm
私はE-tools アーレンキーの2mmを、FD-5801の取り付けおよび変速調整のために購入した。FD-5801はサポートボルト、ケーブル調整ボルト、トップ側調整ボルト、ロー側調整ボルトを2mmアーレンキーで回す必要がある。私が所有するアーレンキーのセットは、2mm以下のボールポイントレンチの精度が低く、ボルトに対してかかりが悪いので、ボールポイントレンチではないタイプのアーレンキーを購入した。
実際にFD-5801のセッティングに使ってみると、T字型のグリップが手に収まりやすく、アーレンキーのセットのボールポイントレンチよりもボルトにしっかりかかる。グリップと工具の精度のおかげで、力を入れやすいだけでなく、変速調整で調整ボルトを少しだけ回すのもたやすい。長さも十分で、奥まった位置にあるサポートボルトにもしっかり届く。FD-5801のセッティングでは2mmアーレンキーの使用頻度が高いので、使いやすい工具を使った方が作業しやすいと感じた。
このアーレンキーの2mmは、FD-5801の調整ボルトを回すのに便利
2mmアーレンキーは、ST-RS505のフリーストローク調整ボルトにも使える。このボルトはメインレバーを操作しないと露出しないので、目視ではボルトの位置が把握しにくい上に、精度の悪いボールポイントレンチを使うとボルトの穴を舐めそうになる。E-toolsのアーレンキーなら、ボルトの位置が見えなくても、しっかりとかかっていることがわかる。しかも、T字のグリップのおかげでボルトに力をかけやすい。
ST-RS505のフリーストローク調整ボルトを回しやすい
安価なアーレンキーセットのボールポイントレンチは、サイズが小さくなるほど精度が悪くなるが、かといって高精度なボールポイントレンチやそのセットは高価なのですぐには手が出ない。E-tools アーレンキーは安価だが、ボールポイントレンチではないぶんだけ精度はそこそこいい。少なくとも、ディレイラーやデュアルコントロールレバーの各調整ボルトならこの工具でも十分。特にFD-5801のような新型のフロントディレイラーは、4つの調整ボルトをすべて2mmアーレンキーで回すのでオススメだ。
価格評価→★★★★★ (コストパフォーマンスが高い)
評 価→★★★★☆ (安価なわりに使いやすい)
<オプション>
年 式→ ー
カタログ重量→ ー